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加納容子「のれん」プロジェクト@直島 [現代美術]

アートの展示方法の中でも、
比較的広いエリアに作品を点在させる方法は、
鑑賞する側にとっては非効率的ですが、
作品をたどる過程で展示された場所も同時に鑑賞できると思えば、
プラスの効果も十分ありそうです。

直島スタンダード展と呼ばれるプロジェクトも
直島中に作品を分散して展示するもので、
上記のような展示の先駆け的な存在かなと思います。

直島スタンダードはこれまで2回開催されているのですが、
残念ながら行ったことがありません。
ただ、家プロジェクトなどの主要な作品は残っていて、
街を巡りながら見ることができます。

また、家プロジェクト以外にもいくつかの作品が残っていて、
例えば直島スタンダードの第1回目で行われた
加納容子さんの「のれん」プロジェクトもその一つです。

「のれん」プロジェクトは
各家の屋号や歴史などを元にデザインされたのれんを
家々の玄関口に掛けるプロジェクトですが、
スタンダード展終了後も掛けてくださる家が多いようで、
街を歩いていると目に留まります。

そんなのれんに導かれながら街そのものを鑑賞するのも、
また楽しいです。






 
 スタンダード展 http://www.naoshima-is.co.jp/archive/standard/content.html
 スタンダード2展 http://www.museum.or.jp/announce/20061006/index.html#report


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