雷鳥発見!立山にて [旅]
新年明けましたが、
昨年もっともうれしかったことのひとつは、、、
雷鳥にであえたこと。
(酉年ということで、、、)
立山から黒部へ旅行中の出来事でした。
今年は何にであえるかな。
必死に逃げています。
どこにいるかわかりますか?
オスの雷鳥さんです。
風立ちぬ、いざ生きめやも。 青年団「S高原から」 [演劇]
人は死を前にして、どのように思い、生きるのだろうか?
なぜ、こんなことを考えてしまったかといえば、
青年団の舞台「S高原から」を観たからです。
高原のサナトリウムを舞台にしたこの作品には、
不治の病の患者たちのさりげない日常が描かれています。
この舞台では、患者たちはだれひとり「死にたくない」とか生死について言及しないのに、
かえって静かに、よりリアルに「生きたい」という気持ちが浮き上がって見える気がします。
そんな劇中にも登場するヴァレリーの詩
風立ちぬ、いざ生きめやも
堀辰雄が「風立ちぬ」の中に登場させた詩です。
小説「風立ちぬ」の主人公たちもサナトリウムで静養する患者です。
死を前にした者たちだけの感じられる自然や時間を楽しんでいるようにも見える主人公たちですが、「いざ生きめやも=生きなければならぬ」という言葉が本心なのでは?
自分だったらどう思うのだろう。
やっぱり、生きたいと思うんじゃないのかな?
「芹沢銈介展」 [民藝]
あけましておめでとうございます。
美術館によくのですが、今年の美術館1軒目は、、、
実家への帰省ついでに寄った名古屋・松坂屋美術館の「芹沢銈介展」です。
芹沢銈介さん(1895-1984)は人間国宝にもなられた染色家です。
伝統を感じるのに古さを感じさせない新しさが魅力のデザインを数多く残されました。
その作品群には驚かされつつも、飽きずに眺めてしまう魅力にあふれています。
こんな、芹沢作品を専門に展示する美術館があります。
うちから電車で10分余、千葉県柏市の砂川美術工芸館には、
小さな蔵状の建物内に李朝家具や陶器などとともに芹沢作品が大変品よく飾られています。
ぼくもちょくちょく通っています。
芹沢作品は、ほかに東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館と静岡県立芹沢銈介美術館が有名です。
あと、倉敷の大原美術館も。
松坂屋美術館 http://www.matsuzakaya.co.jp/museum/museum.shtml
砂川美術工芸館 http://www.city.kashiwa.chiba.jp/osusume/sunakawa/sunakawa.htm
東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館 http://www.tfu.ac.jp/kogeikan/
静岡県立芹沢銈介美術館 http://www.seribi.jp/