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5、60年代日本の現代美術 -「痕跡」展 [20世紀美術(日本)]

富本憲吉を観に東京国立近代美術館に行ったとき、
「痕跡」展が開催されていました。

50から70年代の現代美術作品を中心にした展覧会です。

イヴ・クライン、ポロック、ラウシェンバーグなどなど
フランスのアンフォルメルやヌーヴォーレアリスム、
アメリカのアクションペインティングやネオダダ、ポップアートが中心ですが、、、

特徴として日本の作品も海外作品と同じくらい展示されていました。

「具体美術協会」、「ハイレッド・センター」、「九州派」、「もの派」、、、
これまで日本の作品ってあまり知らなかったんですが、、、俄然興味を持ちました。
ぜんぜん海外に引けをとってません。

今のところ
「具体美術協会」と「九州派」はアンフォルメル
「ハイレッド・センター」はネオダダやハプニング
「もの派」はミニマリズム
との類似性を感じでいます。

「榎倉康二展」の開かれている東京都現代美術館にも行ってみようと思います。

東京国立近代美術館 http://www.momat.go.jp/

現代美術用語集が充実
artscape http://www.dnp.co.jp/artscape/index.html


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PARCO劇場「なにわバタフライ」 [演劇]

PARCO劇場にて三谷幸喜脚本演出の舞台「なにわバタフライ」を観てきました。

ミヤコ蝶々の一代記ということもあり、
いつものシチュエーションコメディというより人情劇のような印象を受けました。
その分笑いはちょっと少なかったかな、、、?
お話はウェルメイド、さすがによくできたお話だと思います。
生演奏も心地よくいいアクセントになっていました。(これは絶対必要だった。)

今度はぜひシチュエーションコメディーが見たいです。

過去の作品で言えば、「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」や
「アパッチ砦の攻防 完全版」のような、、、


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「平山郁夫展 平成の洛中洛外」 [日本美術]

平山郁夫平成洛中洛外図

平山郁夫平成洛中洛外図

  • 作者: 平山 郁夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 大型本

日本橋三越本店で平山郁夫展が開催中です。
今回は平成洛中洛外図を中心に京都の風景を描いた作品の展覧会です。

お正月に平山郁夫さんが洛中洛外図を描く姿をおった番組がNHKで流れているのを見ていて、
どうしても見たくて行ってきました。

もともと平山郁夫をよく知らなかったんですが、
山陽地方を旅行中に尾道から船で立ち寄った生口島、
ここが平山郁夫の出身地だったんです。
そんな生口島には「平山郁夫美術館」があり、
ここで一連のシルクロード作品をみて大変気に入りました。
生で見ると岩絵具の質感がシルクロードにマッチしているのがよくわかります。
重ね塗りという平山郁夫独自の技法も。

今回の展覧会はシルクロードまでの感動はなかったんですが、
いくつか好きな作品に出会えました。

平山郁夫美術館 http://www.hirayama-museum.or.jp/
(生口島は蛸や檸檬もおいしかったです!)


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柳宗悦と我孫子の関係 [民藝]

ぼくの家から川を挟んで隣に千葉県我孫子市があります。
そんな我孫子市の手賀沼のほとりには、
むかし「白樺派」の人たちが住んでいました。

白樺派といえば志賀直哉や武者小路実篤が有名ですが、
民芸運動の創始者・柳宗悦もそんな一人です。

柳宗悦の同士バーナード・リーチも我孫子で窯を3年ほど窯を開いてました。
(昨年の日本民藝館の展覧会には「我孫子」という文字や
手賀沼の風景が染付けされた我孫子窯の皿がいくつか出展されていました。)

柳宗悦のお子さんで工業デザイナーの柳宗理さんも
7歳頃まで我孫子に住んでたんですが、その後は東京に移られ、
インタビューなどでもほとんど覚えてないとおっしゃてたような気がします。

柳宗悦親子の家やリーチの窯の跡地は現在別の個人のお宅になっているため
案内、見学等はなされていません。

ただ、
近くには「白樺文学館」があり、柳宗悦の書やリーチのやきものなどが展示されています。
また、手賀沼のほとりにはバーナード・リーチの碑があります。

我孫子市のお隣の柏市には
同じく民芸運動の同士・芹沢銈介の作品で有名な「砂川美術工芸館」がありますので、
まとめて訊ねてみるというのはいかがでしょうか?

白樺文学館 http://www.shirakaba.ne.jp/
砂川美術工芸館
http://www.city.kashiwa.chiba.jp/osusume/sunakawa/idx_sunakawa.htm

大変見にくいのですが一応バーナード・リーチの碑です。
リーチ・マークが彫られています。(ピルグリムでしょうか?)

関連記事 : http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-10-2


柳宗理のオブジェ [デザイン]

柳宗悦といえば民芸運動の創始者にして、
日本民藝館の初代館長でもあります。

そんな日本民藝館の現在の館長は、、、
工業デザイナーでバタフライ・スツール等で有名な柳宗理さんです。
柳宗悦のお子さんにあたります。

そんな柳宗理さんの作品が日本民藝館でもみれます。

日本民藝館の向かいに建つ長屋門の脇にひっそりと置かれたオブジェ。
これが柳宗理デザインの日本民藝館50周年記念「不二の碑」です。

日本民藝館 http://www.mingeikan.or.jp/
柳宗理デザイン http://www.japon.net/yanagi/

日本民藝館にお立ち寄りの際は

関連記事 : http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-23


リーチ三代 ジョン・リーチ [民藝]

昨年末、バーナード・リーチとデイヴィッド・リーチの展覧会をみて
バーナード・リーチのお子さんも陶芸家とはじめて知りました。

じつは、デイヴィッド・リーチのお子さんも陶芸家なんですよ。

展覧会の会場の日本民藝館の売店にて、
ジョン・リーチ窯の陶器を見つけて、その事実を知りました。

リーチ三代。何代まで続くのでしょうか?

ジョン・リーチのHPを発見!
John Leach Pottery http://www.johnleachpottery.com/default.htm

やきものネット http://www.yakimono.net/index.html
- ジョン・リーチ http://www.yakimono.net/monthly/britain/britain08.html

リーチ三代の窯の写真があります。
ギャラリー・セントアイヴス http://www.gallery-st-ives.co.jp/Top.htm

マグカップを購入しました。形がいいです。
その後、やきものネットの記事で
ジョン・リーチの作品というよりジョン・リーチ窯の作品ということを知りました。

関連記事 : http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-23-1
         http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-23


デイヴィッド・リーチのやきもの [民藝]

日本民藝館で「バーナード・リーチと浜田庄司」展を見たときのこと、
「デイヴィッド・リーチのやきもの」展も同時開催されていました。

デイヴィッド・リーチはバーナード・リーチのお子さんです。(1911年生まれなので現在94歳?)

バーナード・リーチが島根や小鹿田で作ったやきものに似ている気がしました。
シンプルなのに深さを感じさせる、そんなやきものです。
こういうやきものを見ていると静かな感動がこみあげてくるのはぼくだけでしょうか?

月間やきものネットに記事があります。ナイス・チャップ!
やきものネット http://www.yakimono.net/index.html
- デイヴィッド・リーチ http://www.yakimono.net/monthly/britain/britain07.html

関連記事 : http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-23


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日本民藝館にて -「バーナード・リーチと浜田庄司」展 [民藝]

昨年末のことになりますが、
「バーナード・リーチと浜田庄司」展を観に
東京駒場の日本民藝館に行ってきました。

民芸運動の本場・日本民藝館は
柳宗悦の民芸運動の同士2人の作品をみるには
一番ふさわしい場所だと思います。
これは(おととしだったかな?)棟方志功展の時も感じたこと。

無造作に置かれた大甕、李朝家具、手書きの作品名札、、、
無機質な感じのする美術館とは一線を画してますが、
けっしてじゃまをしていない統一感がみごとです。

日本民藝館のHPのヴァーチャル・ツアーにて雰囲気を体験できます。
(結構すぐれものですよ)

日本民藝館 http://www.mingeikan.or.jp/
- 浜田庄司 http://www.mingeikan.or.jp/Pages/hamada.html
- バーナード・リーチ http://www.mingeikan.or.jp/Pages/leach.html
-ヴァーチャルツアー http://www.mingeikan.or.jp/Pages/v-jfcm.html

リーチ陶房 http://www.leachpottery.com/

関連記事 : http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-23-3
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-23-4


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