芹沢けい介手ぬぐい [民藝]
最近、手ぬぐいをいくつか購入したのですが、
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-03-15
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-03-21
以前から使っているもののひとつが
芹沢けい介さんデザインの手ぬぐい。
シンプルで素敵な意匠です。
伝統的な図案なのに古さを感じさせないです。
過去に書いた芹沢けい介さん関連記事 :
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-04
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-10-2
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-04-21-2
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-05-07-1
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-07-20-3
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-01-06
揃いの箸 [デザイン]
白の同じ靴下ばかり買う方がいらして、
なぜなら、洗濯後に相手を探すのが簡単とか、1つ破れても捨てずにすむとか、
いろいろいいことがあるようです。
靴下は真似できていないのですが、
うちは同じ箸を10膳使っています。
確かに相手を探す手間もなく普段使うのには便利です。
手ぬぐい@葛西臨海水族館 [旅]
先日、世田谷美術館で魯山人手ぬぐいを買ってきたのですが、
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-03-15
葛西臨海水族館でも手ぬぐいを発見しました。
オリジナル手ぬぐいで、魯山人手ぬぐいと同じかまわぬ製。
今まで気づかなかったけど、きっと他にもありそう。
集めてみようかなぁ。
リアリズムな鮪手ぬぐい
デザイン性の高い秋刀魚手ぬぐい
葛西臨海水族館 http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/zoo/kasai/index.html
かまわぬ http://www.kamawanu.co.jp/
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葛西臨海水族館でペンギンと遭遇。ついでに梅も。
マイゼル・ブラザーズ「MIZELL」 [音楽]
ブルーノートといえば5,60年代のモダン・ジャズが人気で、
70年代はどちらかといえば忘れられた存在です。
当時流行していたR&B/ソウルへの接近、そして大衆受けする音楽、
これが往年のジャズファンにはやや合わないかもしれませんが、
一方で新たなジャズファンを獲得したのも事実。
その評価は時代が経つにつれて、高まっているようです。
中でもドナルド・バードがスカイ・ハイ・プロダクションのマイゼル兄弟と残したアルバムは
どれもかっこよくって、70年代のブルーノートを代表する名盤たちです。
ラリーとフォンスのマイゼル兄弟はドナルド・バード以外にも
いろんなアーティストに関わっていて、
よくCDを結構集めていたりしました。
やっぱりどれもかっこいいです。
最近の活動についてはあまり知らなかったのですが、
"20年ぶりに復活!?"
という言葉とともにベスト・アルバム「MIZEL」が昨年発売されていました。
なぜ”復活”かというと、彼ら自身のプロデュースによるベスト・アルバムだから。
このアルバムをきっかけに
完全に新録音での復活を期待したいなと思います。
98年にも「Sky High」というベスト盤が出ています。
今回の「MIZELL」とは選曲が違うので、こちらもお薦め。
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ブルーノートはこの所1500円シリーズで再発を続けています。
最近、CDショップに行ったら、70年代の名盤が1500円シリーズに加わっていました。
価格も手ごろなんで多くの方に聴いていただきたいです。
マイゼル兄弟がドナルド・バードと残したのは全部で5枚。
ジャケットもなかなか素敵です。
- アーティスト: ドナルド・バード, フォンス・マイゼル, ロジャー・グレン, ジョー・サンプル, フレッド・ペレン, ディーン・パークス, ウイルトン・フェルダー, ハーヴィー・メイスン, ラリー・マイゼル
- 出版社/メーカー: 東芝EMI
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: CD
- アーティスト: ドナルド・バード, ロジャー・グレン, デヴィッド・T.ウォーカー, ジェリー・ピータース, フォンス・マイゼル, チャック・レイニー, ハーヴィー・メイスン, フレッド・ペレン, ステファニー・スプレイル
- 出版社/メーカー: 東芝EMI
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: CD
- アーティスト: ドナルド・バード, ゲイリー・バーツ, ジェリー・ピータース, ラリー・マイゼル, デイヴィッド・T.ウォーカー, チャック・レイニー, ハーヴィー・メイスン
- 出版社/メーカー: 東芝EMI
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: CD
- アーティスト: ドナルド・バード, タイリー・グレン, ジョン・ロウイン, スキップ・スカボロー, フォンス・マイゼル, チャック・レイニー, ハーヴィー・メイスン, グレイグ・マクマレン, レイモンド・ブラウン, ラリー・マイゼル
- 出版社/メーカー: 東芝EMI
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: CD
- アーティスト: ドナルド・バード, パトリース・ラッシェン, ジェリー・ピータース, フォンス・マイゼル, スキップ・スカボロー, ジョン・ロウイン, デヴィッド・T・ウォーカー, バーナード・テイラー, ハーヴィー・メイスン, ジェームス・ジェマーソン
- 出版社/メーカー: 東芝EMI
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: CD
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マイゼル兄弟は女性フルート奏者のボビー・ハンフリーとも
ブルーノートにアルバムを残しました。
こちらも人気(もしかしたらドナルド・バード以上に)。
「ファンシー・ダンサー」は持っていないので、ぜひ買わないと。
- アーティスト: ボビー・ハンフリー, ラリー・マイゼル, ジェリー・ピータース, デビッド・T・ウォーカー, ジョン・ロウイン, チャック・レイニー, ハービー・メイソン, フォンス・マイゼル, フレッド・ペレン
- 出版社/メーカー: 東芝EMI
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: CD
- アーティスト: ボビー・ハンフリー, ジェリー・ピータース, フォンス・マイゼル, ジョン・ロウイン, ラリー・マイゼル, チャック・レイニー, ハーヴィー・メイスン
- 出版社/メーカー: 東芝EMI
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: CD
一昨年前くらいだったと思うんですが、
ボビー・ハンフリーはロイ・エアーズとともに来日してブルーノート東京に登場しました。
「ハーレム・リバー・ドライヴ」を目の当たりで聴くことができて感動でした。
ブルーノートBNLAシリーズ http://www.toshiba-emi.co.jp/jazz/bluenote/bnla/index_j.htm
ショッピング・バッグの成果 [エコ]
昨年買ったショッピング・バッグを買った記事を書きました。
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-11-26-1
基本的に携帯しスーパーの袋として利用しています。
買い物袋を持参するとポイントが溜まる店が多く、
徐々にポイントも溜まってきました。
魯山人手ぬぐい [巨匠・人間国宝]
先月、堂本尚郎展をみに世田谷美術館に行ったのですが、
その収蔵品展で北大路魯山人のやきものが展示されていました。
寄贈などもあり世田谷美術館には豊富な収蔵品があるようです。
帰り道、ミュージアムショップで
魯山人手ぬぐいを購入しました。
魯山人の意匠が素敵です。
世田谷美術館 http://www.setagayaartmuseum.or.jp/
手ぬぐい界では有名らしいかまわぬ製です。
かまわぬ http://www.kamawanu.co.jp/
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CASA BRUTUSの器特集号にも書いてあったのですが、
北大路魯山人は民芸運動の柳宗悦に批判的だったようです。
柳宗悦が民衆の工芸に美を見いだしたのに対し、
北大路魯山人は特権的な芸術に美を見いだしました。
裕福な家に生まれた宗悦に対し、小さいとき苦労した魯山人、
という境遇の差が微妙な美意識の違いを生んだのかもしれません。
ところで、工芸と芸術、
日本においては昔から奇妙に融合していたようです。
日常のものに美を見いだし、芸術的なものを日常に用いる、、、
工芸と芸術を特に区別しなかった日本人にとっては、
宗悦的な美も魯山人的な美も表裏一体だったのかなぁ、と思います。
というわけで、
ぼくは柳宗悦の民芸も北大路魯山人の芸術も好きだったりします。
桑原典子さんのカップ [やきもの]
以前、笠間の陶芸家桑原哲夫さんを紹介しましたが、
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-05-05-1
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-10-30-1
哲夫さんの奥さんの典子さんも陶芸家です。
お二人とも白い器が多いですが、
哲夫さんが陶器なのに対し、
典子さんは磁器の器をつくっていらっしゃいます。
磁器のシャープさを残しながらも、
やわらかいフォルムやマットな質感があたたかさを感じさせてくれます。
「アートと話す/アートを話す」 [現代美術]
おもしろい現代美術の展覧会。
入り口で黄色い表紙のワークブックを渡されます。
その後はワークブックを頼りにギャラリーを巡ります。
中には色んな質問や指示があって
楽しみながらいろいろ考えれる仕掛け。
なんだかわくわくします。
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旅は抽象絵画にはじまります。
純粋な二次元の絵画性を追求した抽象絵画ですが、
展示作品は色や形の微妙な変化が何か感じさせます。
次の部屋ではさらに素材に変化が生まれ、平面からも自由になります。
伝統的な絵画を超えようとする作者の試みが伝わってきます。
そして、次の部屋では、コンセプチュアル・アートの登場。
鑑賞する人はいろいろ考えながらアートを見るようになり、
鑑賞者の想像力を伴って作品は完成します。
ここでアートは形態から自由になりました。
概念としてのアートの登場です。
最後の部屋では、
作品に登場する映像、物、言葉が
鑑賞者の身の回りのものや社会などに結びつき、
作者の意図を超えて雄弁に語りはじめます。
作品と対話しながら、いろいろ考えます。
時には深読みしたりして。
これで旅は終わり。
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作者の意図の下に二次元のキャンバスに色や線のみで
自律的に収まっていたモダニズム絵画が、
最後にはキャンバスから飛び出し、絵画からも自由になり、
鑑賞者の想像力に頼りながらも、
作者の意図を超えて雄弁に語りはじめる。
モダンからポスト・モダン(現代美術)までの
アートの歴史を辿る展覧会でもあります。
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「アートと話す/アートを話す:ダイムラー・クライスラー・アート・コレクション」
@東京オペラシティアートギャラリー
2006 1/14-3/26
東京オペラシティアートギャラリー http://www.operacity.jp/ag/
次回は武満徹さんの展覧会
白山陶器 TOTTO [デザイン]
白山陶器のとり型の楊枝入れです。
「TOTTO(トット)」という名前が付いています。
名前も姿もなんだかかわいいです。
記憶の建築 表参道ヒルズ同潤館 [建築]
戦争や震災などの記憶を忘れないために、
モニュメントを残す場合が多くあります。
石碑だったり、崩壊した壁をあえて残したり色々ですが、
建築である場合もあります。
たとえば、広島の原爆ドーム。
それから世界貿易センター跡地の計画とかは
”記憶の建築”と呼べそうです。
建築はいわゆる機能的な役割以外に、
記憶という機能も持っていそうです。
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同潤会アパートの再開発としての表参道ヒルズの端っこには
同潤館と呼ばれる同潤会アパートに似た建物があります。
これもきっと”記憶の建築”。
同潤館をみて色んな記憶や思いが
皆の頭には湧き上がるのではないでしょうか。
同潤館
在りし日の同潤会アパート
建築史家の五十嵐太郎さんが著書「戦争と建築」で、
先の世界貿易センター跡地の計画のコンペで選ばれた
記憶の建築家・ダニエル・リベスキンドさんに触れて述べている言葉
開発は戦争以上に都市を破壊する
戦争や震災のように強烈な記憶をみなに植えつけることなく、
都市は開発と破壊を繰り返しながら刻々と変化し続けます。
気がついたらなくなっているというのは少し寂しい気がします。
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表参道ヒルズを少しだけ訪ねてみました。
六本木ヒルズは村上隆さんのアートがいっぱいありましたが、
表参道ヒルズはジュリアン・オピーさんでした。
↓このジャケットを手がけたのがジュリアン・オピーさん