神谷正一さんの皿 [やきもの]
やきものが好きでよく買うのですが、
近いこともあり益子のやきものは比較的多く買っています。
特定の作家さんを集めたりはあまりしていないのですが、
益子では神谷正一さんのやきものが徐々に増えてきています。
伝統的な益子らしさの中に個性も兼ね揃えた作品が気に入っています。
昨年の陶器市で買った皿です。
今年も文化の日の頃に益子で陶器市が開催されます。
以前書いた神谷正一さん関連の記事
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-08-29
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-12-21-2
軽井沢 沢屋のいちごミルクジャム [食べ物]
最近、ジャム凝っています。
なかでも軽井沢・沢屋のいちごミルクジャムのおいしさには驚きです。
シンプルなイチゴジャムがお好みな方も
一度試す価値がある逸品だと思いました。
「モダン・パラダイス」展 [20世紀美術(日本)]
光、痕跡、心、夢、プリミティブという
近現代美術を代表する5つのテーマの下に
大原美術館と東京国立近代美術館
2つの美術館の名画が饗宴する展覧会です。
2つの美術館の饗宴を意識してか、
2つの作品を組み合わせて比較鑑賞する構成が特徴です。
2つの作品を並べてみると、
その共通点や微妙な差異をもとに
一つの作品を見るだけでは気づかなかった
美術の流れや新たな視点が発見できるのが大変面白く感じます。
扱われている作品は幅広く
近代と現代、具象と抽象、絵画と写真そして彫刻
と様々なジャンルの作品が展示され、
色々な対比を楽しめる構成となっています。
心のテーマでは自画像や肖像画が多く並ぶ中で
大原美術館の所蔵するマーク・ロスコの画が現れました
ベタなんだけど、素敵な出会いができたと思います。
次にどんな作品が現れるか、ワクワクしながら巡りました。
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「モダン・パラダイス」展@東京国立近代美術館
2006 8/15-10/15
http://www.momat.go.jp/Honkan/Modern/index.html
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比較鑑賞にはまった方は↓の本でも楽しめます。
福田繁雄「伝運慶」@カウパレード東京 in 丸の内 2006 [屋外彫刻]
今、丸の内にさまざまな”牛”のオブジェが出現しています。
”カウパレード"という催しで、
アーティストや学生、子供たちが自由にペインティングした”牛”のオブジェが
街や公共スペースに展示されるパブリックアートの祭典です。
”牛”に導かれて親子づれや写真におさめる人々がいっぱいで、楽しそうでした。
”牛”そのものも、楽しんで作られたんだろうなというのが伝わってきます。
一般参加者のものは特に。
パブリックアートのすばらしさと可能性を再認識しました。
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すべてをみる余裕がなかったのですが、
トリックアートで有名な福田繁雄さんが参加されていたので、
気になってみてきました。
福田繁雄「伝運慶」
運慶といえば寄木造、、、
福田繁雄さんの過去の関連記事:http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-12-21-1
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カウパレード東京 in 丸の内 2006 http://cowparadetokyo.com/
世界的なイベントということを知りました↓
Cow Parade http://www.cowparade.com/
村上躍さんのポット [やきもの]
大変人気のある村上躍さんのポットです。
ロクロではなく手びねりによる作陶のため
手のひらになじむやわらかいフォルムが素敵です。
注ぎ口のキレをたもつ細工や茶漉しの穴の細工など
細かな細工も魅力です。
「追悼 清水九兵衛 新作展」 [屋外彫刻]
7月にお亡くなりになられた彫刻家の清水九兵衛さんの展覧会です。
清水焼の名家でありながら「一代一品」ともいえる新しい試みを続ける清水六兵衛、
その7代目でもある清水九兵衛さんらしく、最後まで新たな試みを続けた新作展でした。
遺作でもある今回の作品ですが、
清水九兵衛さんの場合”新作”という言葉がしっくりきます。
今後、どのような作品が生まれるか見れなくなってしまったのは残念です。
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「追悼 清水九兵衛 新作展」@フジテレビジョンギャラリー
2006 8/25-9/20 日・祝休
フジテレビジョンギャラリー http://www.fujitvgallery.com/
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フジテレビギャラリーのある有楽町から程近い大手町には
清水九兵衛さんの屋外彫刻「陽甲」があります。
川村記念美術館の建物には「朱甲面」
古城のような川村記念美術館の建物を一気に現代的な印象に変えてしまう、
そんな力をもつ彫刻です。
東京都庁の作品は以前紹介しました
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-04-29
強烈な印象を持ちながらも場になじむ控えめさも持っている
清水九兵衛さんの屋外彫刻はやっぱり素敵です。
安田侃 「天沐」「天聖」 [屋外彫刻]
軽井沢にあるセゾン現代美術館にて
安田侃さんの彫刻を発見しました。
木々の間で控えめながら強い存在感が抜群です。
師匠のイサム・ノグチの作品もありました。
セゾン現代美術館 http://www.smma-sap.or.jp/
「吉原治良展」と金山明さんの死亡記事 [20世紀美術(日本)]
吉原治良さんの晩年の代表作
一見、黒字に白でさらっと描かれたように見える円
悟りの境地のようでもありますが、、、
実際によく見ると、
白に黒が滴り落ちていることに気づきます。
実は、黒字に白で描き、更に黒を重ね、
と試行錯誤の上で描かれた円なのでした。
ここに描かれているのは、
悟りのような崇高なものではなく
試行錯誤の末の作者の痕跡なのだと思います。
作品を目の前にして、
作者の描く姿が目に浮かびます。
シンプルな円が題材のため、
よりいっそうダイレクトに伝わってきます。
(東京都現代美術館のジュニア・ガイドに色々教えられました)
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「吉原治良展」@東京国立近代美術館
2006 6/13-7/30
8/6-10/9まで宮城県美術館に巡回
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吉原治良さんがリーダーをつとめた「具体美術協会」でも活躍された
金山明さんが9/2に亡くなられました。
奥さんの田中敦子さんとの元気な姿は
雑誌やネットの記事で拝見していたのですが、
奥さんが昨年末に亡くなられ、
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-02-02
後を追うかのように亡くなられとても残念です。
ご冥福をお祈りします。
金山さんと田中さんのお二人が出演されたドキュメンタリ映画があったんですね。
http://www.ufer.co.jp/ufer/tanaka/index.html
ブナコのダストボックス [手仕事]
青森のブナを使った工芸品「ブナコ」
ブナの木を細くリボン状に切ったものをぐるぐる巻きにし、
それを微妙にずらすことでお椀などの形を作るものです。
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-03-21
製作の工程上、口が広い形状となるのですが、
その口の広い形状がダストボックスにしっくりきます。
ダストボックスはやっぱり口広にかぎります。
チック・コリア&タッチストーン@ブルーノート東京 [音楽]
昨年の日比谷野音に続いて、
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-05-13-1
今年もチック・コリアのライブに行ってきました。
今年はアイアート・モレイラとヒューバート・ロウズとの夢の競演!!
チック・コリアのスペインへの思いあふれる曲に
アイアート・モレイラのブラジルのリズムが見事に融合し、
さらにヒューバート・ロウズのいぶし銀のフルートが絡む。
やっぱりカッコよかったです。
アンコールでは
アイアート・モレイラの語りではじまるジョビンの名曲”ディザフィナード”!
そして、いつものように”スペイン”!!
フラメンコ・ダンサーも登場し大いに盛り上がりました。
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チック・コリア&タッチストーン featuring アイアート・モレイラ(per)、ヒューバート・ロウズ(fl)
@ブルーノート東京
ティム・ガーランド(sax)、カルレス・ベナベン(bass)、トム・ブレックライン(dr)
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アイアート・モレイラもヒューバート・ロウズも
ぼくの好きなCTIレーベルに作品を残しています。
アイアート・モレイラといえばやはりこれ↓が一番。
”TOMBO IN 7/4”は永遠の名曲です。
- アーティスト: アイアート, デヴィッド・アマーロ, ウーゴ・ファトルーソ, ホルヘ・ファットルーソ, リンゴ・シールマン, フローラ・プリム
- 出版社/メーカー: ピーエスシー
- 発売日: 2002/12/18
- メディア: CD
そして、ヒューバート・ロウズならばこれ↓
ソウルフルでスリリングな曲調に絡むフルートがカッコいいです。
- アーティスト: ヒューバート・ロウズ, ランディ・ブレッカー, マイケル・ブレッカー, デビッド・サンボーン, ラルフ・マクドナルド
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2000/08/23
- メディア: CD
今回はじめて間近に観れてよかったです。