重森三玲の庭 長野・北野美術館 [日本美術]
3月に重森三玲庭園美術館や東福寺に行ってきましたが、
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-03-16
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-03-17
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-03-19
今回は長野県に重森三玲さんの造った庭を見に行ってきました。
州浜の表現など重森三玲さんらしい庭でした。
庭のある北野美術館は
長野駅から長野電鉄に乗って行ってきました。
長野市街から少し離れたところにある美術館で、
行くのが大変だったのですが、
その分重森三玲の庭に出会えた感動も大きかったような気がします。
北野美術館:http://www.kitano-museum.or.jp/
http://www.kitano-museum.or.jp/information/index.html
脇田和マグカップ [20世紀美術(日本)]
脇田和美術館に行ってきた時に、
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-08-24
買ってきたマグカップです。
子供の画がかわいいです。
カードもいいです。
脇田和さんは
絵本の絵もいくつか描かれています。
「おだんごぱん」は昔読んだ記憶があって
なんだか懐かしいです。
「脇田和 生誕100年展」@脇田美術館 [20世紀美術(日本)]
東山魁夷さんと秋野不矩さんの生誕100年展が開催中で、
記事でも紹介してきましたが、
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-08-22
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-06-22
脇田和さんの生誕100年展も軽井沢の脇田美術館で開催中です。
鳥、花、子供などの身近なものを描いた作品からは
作者のやさしいまなざしが伝わってきます。
シャガールにも通じるような色彩の鮮やかさも
魅力的だと感じました。
脇田和さんの作品は
なかなかまとまって作品を見る機会が無かったのですが、
多くの作品を観ることができて、よかったです。
夏の軽井沢は人も多いですが、
脇田美術館は比較的落ち着いた雰囲気で
ほっとする時間を過ごせました。
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「脇田和 生誕100年展」@脇田美術館
2008/4/12-11/24
脇田美術館 http://www.wakita-museum.com/
http://www.wakita-museum.com/event/exhibit/wakitakaz100/index.html
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脇田美術館の前には息子さんの脇田愛二郎さんの彫刻があります。
また、中庭には吉村順三さん設計のアトリエ山荘もありました。
どちらも見逃せないです。
「生誕100年 東山魁夷展」@長野県信濃美術館 東山魁夷館 [日本美術]
東山魁夷さんの生誕100年展が開催中の
長野県信濃美術館に行ってきました。
東京でも開催されていたのですが、
東山魁夷さんとも縁の在る長野県の信濃美術館に
旅行がてら行ってみることにしました。
こちらには東山魁夷館があって
一年中東山魁夷さんの作品を観ることができます。
ちなみに建物の設計は谷口吉生さんです。
風景を時に抽象画に見えるほど
シンプルに再構成した東山さんの作品は
従来の風景画とは異なった楽しみ方ができるように感じます。
同じく生誕100年展が開催中の秋野不矩さんと同様、
従来の線描が主体の日本画のカテゴリーだけでは捉えきれない
魅力を感じました。
異国の風景をよく描いている点もお二人の共通点です。
秋野不矩さんの記事:http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-06-22
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「生誕100年 東山魁夷展」@長野県信濃美術館 東山魁夷館
2008/7/12-8/31
http://higashiyama-kaii.com/index.html
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「陶匠・濱田庄司 -没後30年記念」展@日本民藝館 [民藝]
今年は濱田庄司さんの没後30年ということで、
関連する展覧会がいくつか開催されています。
益子参考館でも開催されていますが、
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-04-28
日本民藝館では濱田庄司さんの陶歴を辿る展覧会が開催中です。
沖縄や益子に学んだ濱田さんらしい作品が中心ですが、
数多くの出展作品の中には、
沖縄や益子などにとどまらない色々な試みの跡が見受けられて、
楽しめました。
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「陶匠・濱田庄司 -没後30年記念」展@日本民藝館
2008/6/17-8/31
http://www.mingeikan.or.jp/html/exhibitions-events-mingeikan.html
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日本民藝館関連の本が最近多く出版されています。
見逃せないです。
リチャード・セラ 「ダブル・コーンズ」@豊田市美術館 [屋外彫刻]
先日、豊田市美術館に行ってきましたが、
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-08-16
豊田市美術館は収蔵作品も充実していて、常設展示も見逃せないです。
ヘンリー・ムーアやダニエル・ビュランなど
屋外展示された作品もよくって、
中でもお気に入りはリチャード・セラの「ダブル・コーンズ」です。
緩やかにカーブした分厚い鉄板が
2つ向き合って立っている作品ですが、
2つの鉄板の間に入ってみると、
コップを耳に当てたときのように
深海に迷い込んだような音がして
不思議な感じがしました。
訪れたのは夏の暑い日でしたが、
一瞬だけ暑さを忘れました。
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リチャード・セラの作品は杉本博司さんが写真に収めています。
以前、記事にしていますのでご覧ください↓
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2006-12-13
「Blooming:ブラジル-日本 きみのいるところ」展 [現代美術]
2008年はブラジル(伯剌西爾)移民百周年だそうで、
日伯交流年としていくつかの関連行事が開催されています。
http://www.nippaku2008.org/
豊田市美術館ではそんな中のひとつ、
「Blooming:ブラジル-日本 きみのいるところ」展が開催されており、
行ってきました。
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展覧会はブラジルのアーティストが中心で、
日常のちょっとした発見や思いつきを作品にしたもの
が多かったように思います。
ブラジルといえば地球の反対側に位置していて、
文化的な差もあると思うのですが、
この”日常”という視点が功を奏して、
作品にスッと入っていけたような気がします。
それもあって、
エルネスト・ネトさん以外のブラジル人アーティストは、
初めて知る方ばかりでしたが、
結構楽しめました。
もちろん、一見軽くみえる見かけの奥に
複雑で深い意味が込められている場合が多いのですが。
モレーノ・ヴェローゾとカシンの音楽が
展示会場全体に漏れ流れているのも効果的なように感じます。
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日本からは島袋道浩さんと川内倫子さんの作品も展示されていました。
島袋さんのタコの映像にブラジルの詩人コンビに歌をつけてもらう作品は、
前から気になっていた作品で、今回観ることができてうれしかったです。
川内さんは写真集「SEMEAR」からの作品を展示していました。
ブラジルの異国の風景に日系の方々が混じりこむ写真は、
単なる異国の風景に留まることなく、長く深い物語を感じさせます。
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「Blooming:ブラジル-日本 きみのいるところ」展@豊田市美術館
2008/7/5-9/21
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2008/special/000319.html
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川内倫子さんの作品「SEMEAR」はこちら↓
島袋道浩さんの作品も紹介されている本はこちら↓
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2007-05-01