杉本博司「海景五輪塔」@メトロポリタン美術館 [現代美術]
ニューヨーク旅行でメトロポリタン美術館に行った時に、
日本美術のコーナーで杉本博司さんの作品を見つけました。
江戸以前の日本美術と杉本さんのような現代アートまでが
並んで展示されているのがおもしろいなと思いました。
杉本博司さんのHP http://www.sugimotohiroshi.com/
過去の杉本博司さん関連記事↓
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2007-12-07
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-10-15
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-12-13
BRUTUS特別編集 杉本博司を知っていますか? (マガジンハウスムック)
- 作者:
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: ムック
タグ:杉本博司
名和晃平「フォーム」@あいちトリエンナーレ2013 [現代美術]
あいちトリエンナーレで見た
名和晃平さんの作品です。
泡で構成され絶えず変化し続ける作品でした。
あいちトリエンナーレ2013 http://aichitriennale.jp/artist/nawa_kohei.html
↓過去の名和晃平さん関連記事:
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2014-04-23 (メトロポリタン美術館)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2009-03-18 (BEAMSの紙袋)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2005-04-04 (愛・地球博)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2006-02-12 (名和晃平さんの個展)
美術手帖 2013年 09月号増刊 あいちトリエンナーレ2013 Aichi triennale 2013 Official Guidebook
- 作者:
- 出版社/メーカー: 美術出版社
- 発売日: 2013/07/20
- メディア: 雑誌
タグ:名和晃平
名和晃平「PixCell-Deer#24」@メトロポリタン美術館 [現代美術]
ニューヨークのメトロポリタン美術館の日本美術エリアで
名和晃平さんの作品を見つけました。
偶然の出会いと現代美術まで含めた幅広い展示に驚きです。
名和晃平さんの作品は結構好きです。
↓過去の名和晃平さん関連記事:
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2009-03-18 (BEAMSの紙袋)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2005-04-04 (愛・地球博)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2006-02-12 (名和晃平さんの個展)
名和晃平さんHP http://www.kohei-nawa.net/jp/
KOHEI NAWA | SANDWICH: CREATIVE PLATFORM FOR CONTEMPORARY ART
- 作者: 名和 晃平
- 出版社/メーカー: 学芸出版社
- 発売日: 2014/01/20
- メディア: 単行本
第14回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ2010 日本参加記録
- 作者: 名和 晃平
- 出版社/メーカー: 赤々舎
- 発売日: 2011/04/15
- メディア: 単行本
タグ:名和晃平
ジャネット・カーディフ「40声のモエット」@クロイスターズ・NYC [現代美術]
ニューヨーク旅行では、
ヨーロッパ中世美術を専門とするメトロポリタン美術館の分館
クロイスターズに行ってきました。
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2014-04-16 (クロイスターズ@NYC)
ぼくが訪れた時は、偶然
ジャネット・カーディフさんの
「40声のモエット」が展示されていました。
ジャネット・カーディフさんは
音を使った作品で知られる現代美術のアーティストです。
今回展示されていた「40声のモエット」は
40の声部からなる16世紀の声楽曲「我、汝の他に望みなし」を、
別々に録音した40人の歌声で再構成した作品です。
会場には1人の歌声につき1つづつ計40個のスピーカーが配置され、
40人による声楽曲が再現されます。
このジャネット・カーディフさんの「40声のモエット」は、
日本でも何度か展示されていて、
ぼくも愛知トリエンナーレなどで出会っています。
http://aichitriennale.jp/artist/janet_and_george.html
今回はヨーロッパ中世の空間を再現したクロイスターズという
特別な空間で聴くことができて、
記憶に残る体験ができました。
MET CLOISTERS http://www.metmuseum.org/visit/visit-the-cloisters
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ジャネット・カーディフさんはジョージ・ビュレス・ミラーさんとともに
多くの作品を発表されています。
越後妻有アートトリエンナーレには
2人の作品「ストーム・ルーム」が展示されました。
(この作品は、その後瀬戸内海の豊島に移動して「ストーム・ハウス」になりました)
こちらもとてもおもしろく記憶に残る作品です。
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2009-09-27 (越後妻有アートトリエンナーレ2009)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2010-09-04 (瀬戸内国際芸術祭2010)
JANET CARDIFF & GEORGE BURES MILLER http://www.cardiffmiller.com/
Janet Cardiff and Gerorge Bures Miller: v. 2: The House of Books Has No Windows
- 作者:
- 出版社/メーカー: Fruitmarket Gallery
- 発売日: 2008/08
- メディア: ペーパーバック
Janet Cardiff: A Survey of Works
- 作者: Carolyn Christov-Bakargiev
- 出版社/メーカー: Ps One Contemporary Art Center
- 発売日: 2002/01/15
- メディア: ハードカバー
Janet Cardiff & George Bures Miller
- 作者:
- 出版社/メーカー: Hatje Cantz Verlag Gmbh
- 発売日: 2007/05
- メディア: ハードカバー
クロイスターズ・メトロポリタン美術館分館へ [海外美術]
ニューヨーク旅行の際、
クロイスターズに行ってきました。
クロイスターズは、
マンハッタン島の北東部に位置するメトロポリタン美術館の分館で、
ヨーロッパ中世の建築遺構を利用した
中世ヨーロッパ美術を専門にした美術館です。
過去にブログの記事でも何度か書いているのですが、
その後の華やかな時代に比べて
地味なイメージがあるヨーロッパ中世が
ぼくは結構好きです。
ヨーロッパ中世の静かな祈りの空間は
奇妙に心が落ち着きます。
パリのクリュニー館と同様に、、
ここクロイスターズにも一角獣のタペストリーのコレクションがありました。
最後の作品はロベール・カンピンの「受胎告知」です。
フランドル絵画を代表する作品が
ふさわしい場所で出迎えてくれました。
MET CLOISTERS http://www.metmuseum.org/visit/visit-the-cloisters
↓過去の関連記事
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2011-02-16 (クリュニー館@パリ)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-04-03 (カタルーニャ美術館@バルセロナ)
Robert Campin: A Monographic Study With Critical Catalogue (Art & Design)
- 作者: Felix Thuerlemann
- 出版社/メーカー: Prestel Pub
- 発売日: 2002/12
- メディア: ハードカバー
↓今回の旅行で参考にした芸術新潮のニューヨーク特集号でも、
クロイスターズが紹介されています。
世界最小の美術館「Museum」@トライベッカ NYC [現代美術]
ニューヨーク旅行の際、
世界最小の美術館「Museum」があるというので、
見に行ってきました。
結構入り組んだ場所にあったのですが、
無事たどり着くことができました。
週末以外は予約制で、扉が閉まっているのですが、
扉には小窓が付いていて、中を覗き見ることができます。
「Museum」という名前ですが、
美術館というよりギャラリーです。
雑誌BRUTUSのニューヨーク特集号で、
アンディ・スペードさんが紹介しているのですが、
アンディ・スペードさん自身が
ギャラリーのプロデュースにも関わっているようです。
MUSEUM http://mmuseumm.com/
BRUTUS (ブルータス) 2013年 9/15号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2013/09/02
- メディア: 雑誌
ダン・コーレンのベンチ@NYC [屋外彫刻]
Dan Colen 「Park Bench」@E 77th St. Park Ave. & Madison Ave.
ニューヨークのアッパー・イーストサイドにある
アーティストのダン・コーレンさんのベンチです。
雑誌BRUTUSのニューヨーク特集号で、
アンディ・スペードさんが
天気のいい朝にはこのぐにゃりと曲がったベンチに座りにくる
と紹介していて気になっていました。
実際に行って見ると、
アート作品なので座ってはダメ、
と書かれていました。
BRUTUS (ブルータス) 2013年 9/15号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2013/09/02
- メディア: 雑誌
タグ:Dan Colen
ダニエル・ビュラン「Suncatcher」@City Hall Park NYC [屋外彫刻]
Daniel Buren「Suncatcher」@City Hall Park NYC
ニューヨーク旅行の際、
シティー・ホール・パークで
ダニエル・ビュランの作品を偶然見つけました。
東屋のような形をした作品です。
晴れた日には天井のカラフルな幾何学模様が、
床に映るようです。
シティー・ホール・パークでは
定期的にアート作品が展示されているようで、
この作品も「Lightness of Being」展の一つとして展示されていました。
何も知らずに通りかかって、
偶然見つけたのでうれしかったです。
LIGHTNESS OF BEING
http://www.publicartfund.org/view/exhibitions/6015_lightness_of_being
DANIEL BUREN http://www.danielburen.com/exhibits/personnelle
日本でもダニエル・ビュレンの作品は見れます。
過去に紹介した記事はこちら↓
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2006-12-26 (お台場の作品)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2006-10-06 (新宿・アイランドタワーと豊田市美術館の作品)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2005-12-03-2(2005年の横浜トリエンナーレにて)
パリ旅行の際に見かけた作品はこちら↓
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2011-02-06-1 (パレ・ロワイヤル@パリ)
台湾旅行の際に見かけた作品はこちら↓
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2011-10-28
Daniel Buren: Modulation: Arbeiten (Works) in Situ
- 作者: Daniel Buren
- 出版社/メーカー: Verlag fur moderne Kunst Nurnberg
- 発売日: 2010/02/09
- メディア: ペーパーバック
タグ:Daniel Buren
ヨーゼフ・ボイス フェルトのポストカード [現代美術]
ヨーゼフ・ボイスのフェルトのポストカードです。
マルチプルということで、
一点物ではなく量産された作品です。
ヨーゼフ・ボイス関連の展覧会を見に行ったときに、
購入しました。
フェルトは脂肪などとともに
ボイスにとって重要な素材で、
繰り返し使われました。
↓はニューヨークのMoMAで見かけたフェルトのスーツです。
Felt: Fluxus, Joseph Beuys, and the Dalai Lama
- 作者: Chris Thompson
- 出版社/メーカー: Univ of Minnesota Pr
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: ハードカバー
Joseph Beuys: Parallel Processes
- 作者: Carmen Alonso
- 出版社/メーカー: Schirmer/Mosel Verlag Gmbh
- 発売日: 2010/10/30
- メディア: ハードカバー
タグ:joseph beuys
ヨーゼフ・ボイス「7000本の樫の木」@West 22nd Street NYC [屋外彫刻]
Joseph Beuys 「7000 Oaks」@West 22nd Street NYC
ニューヨークの22丁目の通り沿いの木には
玄武岩が寄り添って立っています。
これはヨーゼフ・ボイスの「7000本の樫の木」プロジェクトに
由来するものです。
「7000本の樫の木」プロジェクトは
1982年にカッセルで開催されたドクメンタ7で開始されたもので、
5年後の1987年に開催される次回のドクメンタ8までに
7000本の樫の木を植えるというものでした。
このとき、樫の木には石柱が寄り添って置かれました。
ボイスは1986年に亡くなりますが、
プロジェクトは生き残り
1987年のドクメンタ8で完成します。
ニューヨークの「7000本の樫の木」は
1988年に5本、1996年にさらに16本植樹されました。
Dia Art Foundation http://www.diaart.org/sites/main/7000oaks
「7000本の樫の木」が見れるのは
22丁目の10番街と11番街の間です。
ハイラインからも見えました。目印は「22ND」です。
ダン・フレヴィンの作品も同じ場所にあります↓
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2013-12-16 (ダン・フレヴィン最後の作品)
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ボイスは「7000本の樫の木」プロジェクトの最中の
1984年に日本を訪れました。
寄付で行われた7000本の植樹のうち
1000本が日本人の寄付だったということで
来日の影響がうかがえます。
こちら↓は2009年に水戸芸術館で開催された
ボイスが日本に滞在した8日間を振り返る企画展
「Beuys in Japan ボイスがいた8日間」のカタログです。
来日時に東京藝術大学で開催された学生との対話集会に
当時の藝大の学生だったアーティストの宮島達男さんや
キュレーターの長谷川祐子さんなどが実行委員として関わっていたなど、
現在アートの分野で世界的に活躍されている方たちに
大きな影響を与えた出来事だったことが伺えます。
BEUYS IN JAPAN ヨーゼフ・ボイス よみがえる革命
- 作者:
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2010/01/26
- メディア: 単行本
タグ:joseph beuys