リートフェルト設計 シュレーダー邸へ [建築]
オランダ旅行の際に、ユトレヒトにある
リートフェルト設計のシュレーダー邸に行ってきました。
水平線と垂直線で構成され鮮やかな色彩が配置された建築は
デ・ステイルらしく美しいです。
内部は、家具職人の家に生まれ家具デザイナーでもあるリートフェルトらしく
建付けの家具や間仕切りなど様々な仕掛けがあって
配置も含めよく考えられ凝っていました。
予約制ということで、
ユトレヒトのセントラル・ミュージアムのHPから
予約して行ってきました。
CENTRAAL MUSEUM http://centraalmuseum.nl/en/visit/locations/rietveld-schroder-house/
GA No.68〈ヘリット・トーマス・リートフェルト〉シュローダー邸1923-24 (グローバル・アーキテクチュア)
- 作者: ヘリット・トーマス・リートフェルト
- 出版社/メーカー: A.D.A.Edita Tokyo
- 発売日: 1992/06
- メディア: 単行本
↓こちらの本にも載っています。
リートフェルト・パビリオンとバーバラ・ヘップワースの彫刻@クレラー・ミュラー美術館 [建築]
オランダのクレラー・ミュラー美術館の
彫刻庭園にリートフェルト・パビリオンがありました。
1955年にヘリット・トーマス・リートフェルトは
彫刻展示のためにソンスベーク彫刻パビリオンを設計しましたが、
パビリオンの名の通り仮設の建築物でした。
その後、1964年にリートフェルト・パビリオンとして
クレラー・ミュラー美術館に再び建設されました。
リートフェルトの水平線と垂直線によって構成されたモダンな建築に
仮設建築らしい穴あきブロックで構成された壁が
アクセントを与えていると思いました。
パビリオンにはバーバラ・ヘップワースの彫刻が
多数展示されていました。
有機的で柔らかい印象のバーバラ・ヘップワースの彫刻と
リートフェルト設計のシャープな建築の組み合わせは
お互いを引き立てあっていると思いました。
Kröller-Müller Museum http://krollermuller.nl/en/gerrit-rietveld-rietveld-pavilion-1
BARBARA HEPWORTH http://barbarahepworth.org.uk/sculptures/1963/sphere-with-inner-form/
フィリップ・ジョンソン設計 ガラスの家へ [建築]
フィリップ・ジョンソン設計の自邸・ガラスの家に
行ってきました。
ガラスで囲まれた家には
バルセロナ・チェアなどの必要最低限な家具が配されていました。
家の中央には暖炉とバスルームを兼ねたレンガ造りの円筒部分があり、
アクセントになっていると思いました。
アート作品もいい存在感を与えています。
驚いたのはニコラ・プッサンの画が飾られていたことです。
ニコラ・プッサンは17世紀のフランスを代表する画家です。
フィリップ・ジョンソンは近・現代アートのイメージが強かったので、意外でした。
ただ、プッサンは風景も丹念に描く画家でしたが、
ガラス越しに見える緑溢れる周りの景色とプッサンの画は
驚くほど合っていました。
Nicolas Poussin 「Burial of Phocion」
敷地内にはガラスの家以外にも
いくつかの建築が建てられていました。
Entrance Gate (1977)
Library/Study(1980)&Ghost House(1984)
Pavilion(1962)
Da Monsta(1995)
↓過去のガラスの家関連記事
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2013-12-20 (Painting Gallary)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2013-12-21 (Sculpture Gallery)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2013-12-22 (ドナルド・ジャッド作品)
THE PHILIP JOHNSON GLASS HOUSE http://theglasshouse.org/
THE GLASS HOUSE COLLECTION http://artsy.net/GlassHouse/collection
ガラスの家は予約制のガイドツアーで見学できます。
↓この本は現地でも売っていて購入してきました。
ガウディ設計 サグラダ・ファミリアへ [建築]
バルセロナではサグラダ・ファミリアにも行ってきました。
最初に建設のはじまった生誕のファザードには
ガウディや当時の協力者によるオリジナルの彫刻のほかに、
日本人彫刻家の外尾悦郎さんによる彫刻も配置されています。
生誕のファザードの反対側に位置する受難のファザードには
カタルーニャの彫刻家ジュセップ・マリア・スビラックスによる個性的な彫刻が配置され、
生誕のファザードとは異なる表情を見せています。
樹木を模した柱が並ぶ教会内部も
独創的な空間でした。
敷地内にはガウディ設計による学校もあります。
サグラダ・ファミリアは細部を見ていくと
奥深くきりがありませんでした。
またゆっくりと見に行きたいです。
過去の関連記事:
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-05-03 (ガウディ設計の街灯)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-04-25 (カサ・ビセンスへ)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-04-27 (フィンカ・グエルへ)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-04-28 (パラウ・グエルへ)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-04-29 (サンタ・テレサ学院へ)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-05-03-1 (カサ・カルベへ)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-05-05 (ミラリェス所有地の門)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-05-18 (グエル公園)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-05-26 (カサ・バトリョ)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-06-09 (カサ・ミラ)
↓今回のガウディを巡る旅では、
外尾悦郎さんの本を読んで行ったことで、
理解度が増した気がします。
これから行かれる方におすすめです。
ガウディ設計の石畳をモチーフにしたグッズ [建築]
バルセロナの中心街にある
パセジ・デ・グラシア通りの石畳は
ガウディのデザインです。
海洋生物をモチーフにしています。
このデザインはお土産品にもよく用いられており、
タイル、メモ帳、石鹸を買ってきました。
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-05-03 (ガウディ設計の街灯)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-04-25 (カサ・ビセンスへ)
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http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-04-29 (サンタ・テレサ学院へ)
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http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-05-05 (ミラリェス所有地の門)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-05-18 (グエル公園)
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http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-06-09 (カサ・ミラ)
ガウディ設計 カサ・ミラへ [建築]
バルセロナではカサ・ミラにも行ってきました。
現地ではラ・ペドレラと呼ばれています。
過去の関連記事:
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-05-03 (ガウディ設計の街灯)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-04-25 (カサ・ビセンスへ)
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La Pedrera: A Total Work of Art
- 作者:
- 出版社/メーカー: Triangle Postals
- 発売日: 2006/12/30
- メディア: ペーパーバック
ガウディ設計 カサ・バトリョ [建築]
バルセロナではカサ・バトリョにも行ってきました。
過去の関連記事:
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-05-03 (ガウディ設計の街灯)
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ガウディ設計 グエル公園 [建築]
バルセロナではグエル公園にも行ってきました。
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ガウディ設計 ミラリェス所有地の門 [建築]
バルセロナではミラリェス所有地の門も見てきました。
これ以前のガウディの作品が幾何学的なのに比べて、
この作品では有機的な曲線による造形が
大胆に登場しています。
表層もこれまでのレンガやタイルによる規則正しいものと比べて
砕石によるややランダムなものに変化しています。
全体の造形は竜の背を感じさせます。
フェンスも背びれを思わせて
一体感を感じます。
門の下にはガウディ像が立っていました。
過去の関連記事:
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-05-03 (ガウディ設計の街灯)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-04-25 (カサ・ビセンスへ)
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http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-05-03-1 (カサ・カルベへ)
ガウディ設計 カサ・カルベへ [建築]
バルセロナではカサ・カルベも見てきました。
ガウディのスポンサーだったグエルの友人のカルベの邸宅兼事務所です。
残念ながら内部にはは入れないので、
外観のみを見てきました。
1900年に完成したカサ・カルベは
これまでの作品が幾何学的だったのに比べて
曲線が多用されているような気がします。
金属の彫刻部分だけでなく、
バルコニー部分にも曲線が使われています。
パラウ・グエルと同様に華美さは抑えられていてますが、
彫刻部分などはやはりとても凝っていて、
重厚な造りになっています。
現在、1階部分はレストランになっているようです。
casa calvet http://www.casacalvet.es/
過去の関連記事:
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