ヘンリー・ムーア「Mask」@テート・ブリテイン [20世紀美術(海外)]
Henry Moore「Mask」@TATE Britain
ロンドンのテート・ブリテインは、
ターナーやラファエル前派などのコレクションで有名ですが、
ヘンリー・ムーアの作品も数多く所蔵しているようです。
マスクという小ぶりな作品が
気になりました。
HENRY MOORE FOUNDATION http://catalogue.henry-moore.org/collections/7925/
タグ:Henry Moore
バーバラ・ヘップワースの彫刻@クレラー・ミュラー美術館 [20世紀美術(海外)]
Barbara Hepworth「Marble rectangle with four circles 」@Kröller-Müller Museum
オランダのクレラー・ミュラー美術館で
バーバラ・ヘップワースさんの彫刻作品に出会いました。
カルダーのモビール作品、ヘンリー・ムーアの彫刻作品と
同じ空間に展示されていました。
Barbara Hepworth「Pastorae」
ぼくの訪ねたのは
翌週から「バーバラ・ヘップワース展」が開催という
少し残念なタイミングでしたが、
少しでも作品が見れてよかったです。
Barbara Hepworth「Two figures」
その後、美術館付属の彫刻庭園で
多数のバーバラ・ヘップワースさんの作品を発見しました↓
(関連記事)→ http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2017-01-26
Kröller-Müller Museum http://krollermuller.nl/en-barbara-hepworth
BARBARA HEPWORTH http://barbarahepworth.org.uk/
Barbara Hepworth: Writings and Conversations
- 作者:
- 出版社/メーカー: Tate
- 発売日: 2016/05/03
- メディア: ハードカバー
アレクサンダー・カルダー「Mobile」@アムステルダム市立美術館 [20世紀美術(海外)]
Alexander Calder 「Mobile」@Stedelijk
アムステルダム市立美術館の旧館のエントランスで
アレクサンダー・カルダーのモビール作品を見つけました。
Stedelijk Museum http://stedelijk.nl/en
CALDER FOUNDATION http://www.calder.org/
マルク・シャガールのバレエ「アレコ」の背景画@フィラデルフィア美術館 [20世紀美術(海外)]
「A Waterfield On A summer's Afternoon Decor For Aleko 」
フィラデルフィア美術館に
マルク・シャガールの大壁画がありました。
これはバレエ「アレコ」のための背景画として描かれたもので、
縦約9メートル、横約15メートルと、とにかく巨大です。
この背景画は全4点からなるのですが、
その内の1点がこのフィラデルフィア美術館の作品です。
残りの3点は実は青森県立美術館にあります。
青森県立美術館ではシャガールの背景画3点が
美術館の顔として常設展示されていますが、
開館時には開館記念展としてフィラデルフィア美術館の作品が来日し
4点が同時に展示されました。
青森県立美術館 http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/1/
タグ:Marc Chagall
マルク・シャガールの大壁画@リンカーン・センター NYC [20世紀美術(海外)]
「The Triumph of Music」
ニューヨークのリンカーン・センターの
メトロポリタン歌劇場に
マルク・シャガールの巨大な壁画があります。
パリのオペラ座の天井画など
シャガールは巨大な壁画を多く手がけていますが、
このメトロポリタン歌劇場の壁画も代表作の一つです。
「The Sources of Music」
ニューヨーク旅行の際、
メトロポリタン・オペラを観にいく時間は無かったのですが、
劇場の外からでもシャガールの壁画を見ることができました。
夜はシャガールの色彩豊かな画が浮かび上がり、
空間にいろどりを与えています。
MET http://www.metoperafamily.org/metopera/
↓シャガール展のHPでメトロポリタン歌劇場の壁画制作風景の写真が見れます
http://m-chagall.com/
タグ:Marc Chagall
ロスコ・ルーム@ワシントンDC・フィリップスコレクション [20世紀美術(海外)]
ワシントンDCのフィリップスコレクションには、
ロスコ・ルームがありました。
マーク・ロスコの作品は、
バーネット・ニューマンなどと同様に
高い精神性を感じさせて好きです。
マーク・ロスコは展示にもこだわった方で、
自分の絵だけでひとつの空間を創り上げることを望んでいました。
マーク・ロスコの意思を引き継ぎ、
マークロスコの作品だけで創られた空間は
現在世界に4ヶ所だけあるそうで、
フィリップス・コレクションはその一つです。
ロスコ作品のみに囲まれた空間で、
静かな特別な時間を過ごしてきました。
PHILLIPS COLLECTION http://www.phillipscollection.org/collection/rothko-room/index.aspx
日本の川村記念美術館にもロスコ・ルームがあります。
川村記念美術館 http://kawamura-museum.dic.co.jp/collection/mark_rothko.html
The Rothko Chapel Paintings: Origins, Structure, Meaning
- 作者: Sheldon Nodelman
- 出版社/メーカー: Univ of Texas Pr
- 発売日: 1997/10
- メディア: ペーパーバック
タグ:Mark Rothko
フランク・ステラの彫刻@THE GLASS HOUSE・Sculpture Gallery [20世紀美術(海外)]
Frank Stella「Raft of Medusa, Part I」、Robert Morris 「Untited」
フィリップ・ジョンソンのガラスの家の敷地内にある
ペインティング・ギャラリーのフランクステラさんの作品
の記事を昨日書きましたが、
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2013-12-20
同じ敷地内には彫刻ギャラリーもあって、
そちらにもフランク・ステラさんの作品がありました。
奥に見えるアルミの塊のような作品がそれで、
「メデューズ号の筏」というタイトルです。
フランク・ステラの彫刻作品を見るのは、
川村記念美術館の作品に次いで2回目です。
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2006-11-22-1
どちらもインパクトがあり、
胸が躍る作品です。
彫刻ギャラリーにはフランク・ステラの他にも
ロバート・モリス、ジョン・チェンバレン、ジョージ・シーガルなどの作品がありました。
ぼくが行ったときはあいにくの雨だったのですが、
晴れた日はガラス天井を支える構造体がそのまま影となって
部屋をストライプ状の縞模様が覆うようです。
まるで建物自体がアート作品のようだなと思います。
一度見て見たかったです。
↓過去のフランク・ステラさん関連記事
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2006-11-22-1 (フランク・ステラのピンバッジ)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2013-12-17 (フランク・ステラ@MoMA)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2013-12-18 (フランク・ステラ@ワシントン)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2013-12-20 (フランク・ステラ@ガラスの家)
THE PHILIP JOHNSON GLASS HOUSE http://theglasshouse.org/
THE GLASS HOUSE COLLECTION http://artsy.net/GlassHouse/collection
フランク・ステラの作品@THE GLASS HOUSE・Painting Gallery [20世紀美術(海外)]
ニューヨーク旅行の際は、
フィリップ・ジョンソン設計のガラスの家に行ってきました。
行った目的の一つはフィリップ・ジョンソンの建築を見ることですが、
もう一つの目的はフランク・ステラさんの作品を見るためでした。
フィリップ・ジョンソンは建築家であると同時に
キュレーターでもあり、アート作品の収集家でもありました。
彼自身が建物の一部を設計し、キュレーターも務めた
ニューヨーク近代美術館には彼の寄贈作品が多くあります。
一方、彼の自邸のガラスの家の敷地内には、
ペインティング・ギャラリーがあり、
アート作品が展示されています。
ここにはフランク・ステラさんの作品が多くあり、
見学を楽しみにしていました。
結果的には今回のアメリカ旅行中で、
一番多くのフランク・ステラさんの作品に出会うことができました。
このペインティングギャラリーは
絵画のかかったパネルが回転扉のように
中心軸を中心に回転する機能を持っていて、
気分に応じて絵画を入れ替えることが可能です。
よく見るとパネルの上には回転の際のガイドとなる
円形の溝があります。
この回転パネルはギャラリー内に全部で3つあり、
外から見ると古墳のようなギャラリー入口の上部に
3つの円盤が見えます。
Frank Stella「Tetuan II」、「Averroes」
ぼくが行ったときに展示されていた作品は、
初期のアルミニウム・シリーズの「Averroes」と
モロッカン・シリーズの「Tetuan II」
Frank Stella 「Hagmatana III」
分度器・シリーズの「Hagmatana III」
<
Frank Stella「Effingham II」
不整多角形シリーズの「Effingham II」
Frank Stella 「Brzozdowce I」、「Konskie III」
そして、平面からの離脱を開始した時期の
ポーランドの村シリーズ「Brzozdowce I」と「Konskie III」です。
フランク・ステラさんの初期の歩みがよく分かる6作品でした。
↓過去のフランク・ステラさん関連記事
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2006-11-22-1 (フランク・ステラのピンバッジ)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2013-12-17 (フランク・ステラ@MoMA)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2013-12-18 (フランク・ステラ@ワシントン)
THE PHILIP JOHNSON GLASS HOUSE http://theglasshouse.org/
THE GLASS HOUSE COLLECTION http://artsy.net/GlassHouse/collection
フランク・ステラの作品@ワシントン・ナショナル・ギャラリー [20世紀美術(海外)]
Frank Stella 「Flin Flon IV」、「Sacramento Mall Proposal #4」
ぼくがワシントン・ナショナル・ギャラリーに行ったときは、
フランク・ステラさんの作品が3つ展示されていました。
サスカチェワン・シリーズの「Flin Flon IV」(1969)と
ディドロ・シリーズの「Sacramento Mall Proposal #4」(1978)は
展示室へ至るの通路入口の右側と左側に並べて展示されていました。
昨日記事↓にしたMoMAに展示されていた「Empress of India」(1965)に比べて
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2013-12-17 (「Empress of India」)
色彩で遊びはじめています。
Frank Stella 「La Scienza della fiacca 4X」
3つ目の作品は円錐と円柱シリーズの「La Scienza della fiacca 4X」です。
円錐や円柱など立体的なパーツが描かれた面を
さらに立体的に組み合わせた作品で
フランク・ステラさん独自の空間表現が現れています。
フランク・ステラさんはミニマルな作品から出発して
色彩や空間などでどんどん新しい試みを挑戦していて、
そこが惹かれるところです。
↓過去のフランク・ステラさん関連記事
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2013-12-17 (フランク・ステラ@MoMA)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2006-11-22-1 (フランク・ステラさんのピンバッジ)
千葉県の川村記念美術館のミュージアム・グッズで
1つ目の写真の2作品と同シリーズのピンバッジセットです。
NATIONAL GALLARY OF ART http://www.nga.gov
Frank Stella: Paintings 1958 to 1965 : A Catalogue Raisonne
- 作者: Lawrence Rubin
- 出版社/メーカー: Workman Pub Co
- 発売日: 1986/09
- メディア: ハードカバー
Frank Stella: The Retrospective Works 1958-2012
- 作者:
- 出版社/メーカー: Hatje Cantz Pub
- 発売日: 2012/12/31
- メディア: ハードカバー
タグ:Frank Stella
フランク・ステラ「Empress of India」@NYC・MoMA [20世紀美術(海外)]
Frank Stella 「Empress of India」
フランク・ステラさんは好きなアーティストの一人です。
ニューヨーク近代美術館は、
フランク・ステラさんの作品を多く収蔵していますが、
ぼくが行ったときはノッチドVシリーズの
「Empress of India」が展示されていました。
シェイプド・キャンヴァスと呼ばれる、
四角くないキャンヴァスの作品は、
その後のステラさんの彫刻志向を予感させます。
↓過去のフランク・ステラさん関連記事
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2006-11-22-1 (フランク・ステラさんのピンバッジ)
MoMA http://www.moma.org/
↓この本はフランク・ステラさんの作品に興味を持たせてくれた本で、
ステラさんに限らず現代アートが気になるきっかけとなった本です。
↓フランク・ステラさんの作品がたくさん載っている作品集です。
お気に入りの1冊です。
タグ:Frank Stella