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岡本太郎「坐ることを拒否する椅子」 [岡本太郎]

岡本太郎の作品で気になる作品がもう一つ。
「坐ることを拒否する椅子」です。

川崎市の岡本太郎美術館に行った時、
展示作品のひとつだったんですが、
いくつかの他の椅子と共に、ご自由にお座りくださいコーナーにあるにも関わらず、
このタイトル(「坐ることを拒否する椅子」)。
このシュールな状況に、坐っていいのかなり悩みました。
(実際にはぎこちなく坐ってきました)

その後、テレビ放送で岡本太郎記念館の館長・岡本敏子さんが
この椅子に坐られているのを見て、
坐ってよかったんだと安心しました。

坐るという行為をを妙に意識させる椅子。
是非お試しください。
(他の岡本太郎作品も必見)

川崎市岡本太郎美術館 http://www.taromuseum.jp/
岡本太郎記念館 http://www.taro-okamoto.or.jp/

関連記事 : http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-03-05


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コメント 4

milva

トラバ、コメント有難う御座います。
>>アートとは自分の痕跡を残すこと。ブログもそうなのでは?
本当にその通りだと思います。私も始めた時は自分を曝け出す事に抵抗がありました。そこで受ける、誹謗、中傷も覚悟しなきゃいけないんだな。と密かに思って始めました。(大したブログじゃないのですが)
アートもまた、後世の人に影響を与えるものでありつづけるのですね。
by milva (2005-03-05 08:34) 

mckee

Milvaさん。コメントありがとうございます。
ブログは自分の痕跡を残すものだとして、
通常はなんらかのリアクションを期待するものだと思います。
誹謗や賞賛、共感を含めいろいろなリアクションがあることで、
あらためて自分の存在を認識できるのかと思います。
ぼくのブログは自分を曝け出すにはいたっていないと思いますが、
他人の秘密を知るほどスリリングで影響の大きい体験はないと思います。
影響力の大きさとリアクションの大きさは比例するもんなんでしょうね。
どのあたりでバランスを取るかは難しい問題です。
by mckee (2005-03-06 01:06) 

tabtea

こんにちははじめまして。
別のこと(デュヌ ラルテというパン屋さん)を調べててひょっこり着きました。
で、思わずトラックバックしてしまいました。

この写真は美術館でとったのですか?
なんだかもやもやしてて邪悪ないい感じですね。
『坐ることを拒否する椅子』、私も無理やり坐りました!
お尻に拒否の意志を感じつつ。。。
by tabtea (2005-08-09 23:57) 

mckee

tabteaさん。はじめまして。
この写真は、絵葉書を撮影したものです。(汗)
さすがプロの撮影で上手に撮れてます。。。
『坐ることを拒否する椅子』は
ぜひ我が家に買って、拒否されても座り続けたいですね(笑)
コメントとトラックバックありがとうございます。
by mckee (2005-08-10 00:28) 

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