沖縄のやきもの 大嶺工房のチューカー [やきもの]
大嶺實清さん率いる大嶺工房のチューカーです。
チューカーとは急須のこと。
写真では分かりにくいですが、
沖縄では足付が主流です。
鮮やかなブルーですが、
深みもあって、
他の器と並べても馴染んでいます。
大嶺工房の作風は多彩ですが、
一見沖縄っぽくない感じもします。
でも、実は大嶺さんは昔の琉球の陶器を参考に
作陶されていらっしゃるようです。
日本民藝館の琉球陶器の展示で、
たまにシンプルな作風のものが混じっていますが、
大嶺工房のやきものに似ている気がします。
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先の記事にした北窯や横田屋窯と同様に、
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-12-19
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-12-17
大嶺工房も人気のある窯元です。
最近発売された「Casa Brutus」の沖縄の記事の中でも
紹介されていました。
この沖縄の記事は
ペンギン食堂の辺銀愛理さんと
写真家の垂見健吾が案内人ですので、
安心して参考にできます。
ぼくの沖縄旅行後に発売されたものですが、
読んだらまた沖縄に行きたくなりました。
沖縄以外にも魅力的な場所がいっぱい載っていました。
Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2009年 01月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2008/12/10
- メディア: 雑誌
沖縄のやきもの 読谷・北窯の皿 [やきもの]
読谷村の北窯の皿です。
シンプルな二彩葉紋の絵柄は
色んな料理に合いそうです。
北窯は4工房の共同窯ですが、
松田共司工房のものだと思います。
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北窯は沖縄のやきものの中でも
特に人気のある窯元だと思います。
雑誌や本でもたびたび紹介されていますが、
最近出た本「Fennica Style Book」にも
北窯の訪問記が載っていました。
ビームスのスタッフのインテリアを紹介した本で、
ビームスで扱われている北欧や民芸の品々が
実際に各家庭で使われている様子が、
写真も豊富に紹介されていて、
楽しめます。
新しい教科書シリーズ「民芸」に登場した
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2007-02-25-1
テリー・エリスさんと北村恵子さんが監修をされていて、
お二人のお宅も紹介されています。
fennica blog http://blog.beams.co.jp/fennica/
fennica style book―北欧から民芸へ、フェニカが提案する豊かな暮らし Japanese rooms:Living with design & crafts
- 作者: BEAMS
- 出版社/メーカー: プチグラパブリッシング
- 発売日: 2008/11
- メディア: 単行本
沖縄のやきもの 横田屋窯の飯椀 [やきもの]
沖縄・読谷村の横田屋窯で購入した飯椀。
模様は伝統的な唐草模様です。
草呉須のやさしい色が気に入っています。
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沖縄のやきもののファンは多くて、
雑誌などでもよく特集が組まれていますが、
鎌倉・もやい工藝の久野恵一さんが登場する下の2誌では、
横田屋窯が紹介されています。
横田屋窯以外にも色々と紹介されていますので、
是非探してみてください。
民藝ファンの方に特におススメです。
ぼくの今回の旅でも大変参考にさせていただきました。
Discover Japan (ディスカバージャパン)2 (エイムック 1614)
- 作者:
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2008/10/28
- メディア: 大型本
SOTOKOTO (ソトコト) 2007年 04月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 木楽舎
- 発売日: 2007/03/05
- メディア: 雑誌
石垣島の建築 前川國男設計「石垣市民会館」 [建築]
石垣島に旅行に行ったときに、
前川國男設計の石垣市民会館を見てきました。
前川國男といえば、
コンクリート打放しの他に
赤煉瓦の打ち込みタイルを使用したスタイルが有名ですが、
台風対策のため、
伝統的な赤煉瓦屋根やコンクリート住宅が多い石垣島に
前川國男の建築はあっているかもしれない
と思いました。
石垣島市民会館は
コンクリート打放し部分と
赤煉瓦の打ち込みタイルが使用された部分が共存していました。
1986年、前川國男が亡くなられた最晩年の作品です。
コンクリート打放しの大きな庇は東京文化会館を思わせます
特徴的な造形のホール部分
石垣島を意識したものだと思います。
よく見るとシーサーもいます。
打放し部分に施された模様や穴あきブロックなどが
どこか南国風です。
西表カフェの黒紫米カレー [食べ物]
西表島へ サキシマスオウノキの巨木 [旅]
西表島では仲間川にも行ってきました。
先に記事にした浦内川は、
亜熱帯の森と2つの滝が特に楽しめますが、
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-12-06
仲間川はマングローブとサキシマスオウノキの巨木が特に楽しめます。
大きなサキシマスオウノキ
アダンも生えていました
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通常は浦内川か仲間川のどちらかだけ行く場合が多いのですが、
わざわざ2つの川に行ったおかげで
西表の自然を満喫できました。
先に記事にした浦内川は、
亜熱帯の森と2つの滝が特に楽しめますが、
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-12-06
仲間川はマングローブとサキシマスオウノキの巨木が特に楽しめます。
大きなサキシマスオウノキ
アダンも生えていました
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通常は浦内川か仲間川のどちらかだけ行く場合が多いのですが、
わざわざ2つの川に行ったおかげで
西表の自然を満喫できました。
西表島へ マリユドゥの滝とカンビレーの滝 [旅]
石垣島から船で西表島にも行ってきました。
遊覧船に乗って浦内川の上流まで行き、
マリユドゥの滝とカンビレーの滝の2つの滝
まで歩いてきました。
滝だけでなく西表島の圧倒的な自然を楽しめます。
普段見かけることのない亜熱帯植物に
心が高揚します。
マリユドゥの滝
カンビレーの滝
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亜熱帯の森を歩きながら、
ニュージーランドの原生林を撮影した
石川直樹さんの写真集「THE VOID」
を思い出しました。
森に入ると異次元の世界に迷い込んでしまったような、
不思議な気分になります。
まるで昔に戻るような、、、
悠久の時間の流れの中にいるような、、、
この不思議な感覚は、
きっと近現代人が忘れてしまった
「野生の思考」を取り戻す旅のはじまりです。
世界の果てを旅し尽くした冒険者の石川さんの言葉を借りれば、
”精神の冒険であり、心を揺さぶる何かへ向かう想像力の旅”
なんだと思います。
遊覧船に乗って浦内川の上流まで行き、
マリユドゥの滝とカンビレーの滝の2つの滝
まで歩いてきました。
滝だけでなく西表島の圧倒的な自然を楽しめます。
普段見かけることのない亜熱帯植物に
心が高揚します。
マリユドゥの滝
カンビレーの滝
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亜熱帯の森を歩きながら、
ニュージーランドの原生林を撮影した
石川直樹さんの写真集「THE VOID」
を思い出しました。
森に入ると異次元の世界に迷い込んでしまったような、
不思議な気分になります。
まるで昔に戻るような、、、
悠久の時間の流れの中にいるような、、、
この不思議な感覚は、
きっと近現代人が忘れてしまった
「野生の思考」を取り戻す旅のはじまりです。
世界の果てを旅し尽くした冒険者の石川さんの言葉を借りれば、
”精神の冒険であり、心を揺さぶる何かへ向かう想像力の旅”
なんだと思います。
「竹の子」のピィヤーシ@竹富島 [食べ物]
竹富島に行ってきた時のお土産
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-12-03
八重山そばのお店「竹の子」で売っているピィヤーシ。
独特の香りの島胡椒です。
沖縄にははじめて出会うスパイスや調味料があり、
いろんな発見がありました。
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沖縄旅行の手引きとして、
食に関しては平松洋子さんの本を参考にしました。
「竹の子」のピィヤーシもこちらの本で知りました。
「ペンギン食堂」の石垣島ラー油や
「川平ファーム」のパッションフルーツ・ジャムなども載っていて、
買って帰ってきましたが、
他にもいっぱい載っていて参考になりました。
平松さんのおススメするお店やお土産なら
安心できる気がします。
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2008-12-03
八重山そばのお店「竹の子」で売っているピィヤーシ。
独特の香りの島胡椒です。
沖縄にははじめて出会うスパイスや調味料があり、
いろんな発見がありました。
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沖縄旅行の手引きとして、
食に関しては平松洋子さんの本を参考にしました。
「竹の子」のピィヤーシもこちらの本で知りました。
「ペンギン食堂」の石垣島ラー油や
「川平ファーム」のパッションフルーツ・ジャムなども載っていて、
買って帰ってきましたが、
他にもいっぱい載っていて参考になりました。
平松さんのおススメするお店やお土産なら
安心できる気がします。
竹富島へ [旅]
石垣島から船に乗って竹富島にも行ってきました。
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赤煉瓦屋根の住居と
それを囲む石垣が続く島は、
とてもゆっくりした時間が流れていました。
岡本太郎は八重山諸島を訪れた際に、
「何もないこと」の印象について書いていますが、
「何もないこと」を
素朴とか機能美とかで捉えずに、
悠久に流れる生命の持続という大きな視点で捉えています。
悠久に流れる生命の持続としての「何もないこと」と、
島を流れる「ゆっくりした時間」は表裏の関係。
島から帰ってきて、
いろんなものがあまりに過剰な日々に戻ってみて、
改めて実感します。
本の表紙に似たシーサーを見つけました。
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赤煉瓦屋根の住居と
それを囲む石垣が続く島は、
とてもゆっくりした時間が流れていました。
岡本太郎は八重山諸島を訪れた際に、
「何もないこと」の印象について書いていますが、
「何もないこと」を
素朴とか機能美とかで捉えずに、
悠久に流れる生命の持続という大きな視点で捉えています。
悠久に流れる生命の持続としての「何もないこと」と、
島を流れる「ゆっくりした時間」は表裏の関係。
島から帰ってきて、
いろんなものがあまりに過剰な日々に戻ってみて、
改めて実感します。
本の表紙に似たシーサーを見つけました。
八重山上布のミニシーサー [手仕事]
八重山上布で作られたシーサーです。
写真のように口を閉じたシーサーには
幸を逃がさないとの願いが込められているそうです。
口を日開いたシーサーもいたのですが、
そちらは幸を呼び込むそうです。
かわいいのでついつい買ってきてしまいました。
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石垣島には八重山上布や八重山ミンサーなど
染織物が多くありました。
人頭税として貢上していた時代が過去にあったため、
厳しい要求に応えるために高度な技術の染織物が
八重山諸島に生まれた歴史背景もあるようです。
貢上品というと、過度な装飾が気になる場合もありますが、
織物の場合は基本は幾何学模様や色の組み合わせなので、
貢上品といえども素朴な美しさを持っているような気がします。
日本民藝館などでも
高い技術の八重山や琉球の染織物が見られると思います。
高度な技術ゆえ、現在でも比較的高価な品となっており、
なかなか買うことはできませんが、
見ているだけでも素敵です。