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白い器 黒田泰蔵さんの白磁湯呑 [やきもの]

人気の白い器。

白い器は余分な装飾がないので、
色の白さ、フォルム、素材感で表現された
簡素な美しさが魅力です。

黒田泰蔵さんの白磁のやきものは、
低速回転ロクロで作られた”表情”を持つフォルム、
薄い先端からくるシャープな印象、が特徴。

大胆さと繊細さを併せ持つような
簡素な美しさが魅力の白磁のやきものです。

黒田泰蔵さんは益子の島岡達三さんの元で修行した経験もあるようです。
現在は益子焼と全く異なる作風ですが、
柳宗悦の民芸の持っていたような強い美意識を感じさせてくれます。

釉を掛けたシリーズの白磁湯呑
無釉のシリーズもあり、いつか欲しいなぁと思ってます

ところで、お兄さんはイラストレーターの黒田征太郎さん。

White porcelain―黒田泰蔵白磁作品集

White porcelain―黒田泰蔵白磁作品集

  • 作者: 黒田 泰蔵
  • 出版社/メーカー: アムズ・アーツ・プレス
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 大型本


神谷正一さんの湯呑 [やきもの]

民芸の浜田庄司さんの築いた益子焼のスタイル。
現在の益子でも浜田さん以来のスタイルが色濃く残ってます。
一方で、益子らしさ守りつつ浜田さんを超えるという試みも常になされています。

浜田さんのお弟子さんの島岡達三さんは、
益子らしさを残しつつ、縄文のような自分のスタイルを確立されました。
現在の益子焼を代表する作家さんで、もはや巨匠です。
(人間国宝でいらっしゃります)

そんな島岡達三さんのお弟子さんの神谷正一さんも、
益子らしさを残しつつ、自分のスタイルを確立されていらっしゃる作家さんです。

流し掛けのような大胆な模様が特徴の益子焼ですが、
神谷さんは大胆な中に繊細な模様がついた作品を多く作られてて、
一目で神谷さんと分かるスタイルを確立されています。
繊細すぎないのが益子らしさかなぁと思います。

伝統と挑戦のよいバランスが、
益子焼の発展には重要なのだろうと思います。
益子焼に限らないと思いますが。


白掛梅紋湯呑
神谷さんのやきものは益子以外では、東京の備後屋で売ってるのを見つけました。


カラフルなキッコロピンバッチ [万博]

愛・地球博の公式グッズは徐々に増えてるようで、
8月からはカラフルなキッコロのピンバッチが登場していました。
会場限定。
購買意欲をそそられて、ついつい購入しました。(汗)


全7色のキッコロがいました。

 豆知識 キッコロの年齢:生まれたばかり

愛・地球博HP http://www.expo2005.or.jp/


湯町窯の椀 [民藝]

山陰には民芸の窯元が多くあり、湯町窯もそのひとつです。

英国のスリップウェアを思わせる黄色い釉薬が湯町窯の特徴で、
異国の風合いが魅力。大変人気があります。

東京では、銀座の”たくみ”か若松河田の”備後屋”で購入が可能ですが、
写真のやきものは青山の”yuyujin”というお店で購入しました。
”yuyujin”には、他にも出西窯、小鹿田焼、沖縄など民芸陶が豊富に揃っていました。


イッチンで模様つけられた湯町窯の椀です。

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yuyujin  http://www.yuyujin.com/
湯町窯紹介ページ http://ucgi.yuyujin.com/other-html/about-yumachi.html

 過去のエッグベーカーの記事 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-03-04
 エッグベーカーはイラストレーターの原田治さんも紹介されてます。
   http://d.hatena.ne.jp/osamuharada/20050421
   (BRUTUSの「好きな器」号でも紹介されてました)

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追記:
 ぼくのブログを訪ねてくださったasobiさんのお店でも扱ってます。ぜひお立ち寄りください。
  遊 http://asobiii.net/home.html
  湯町窯の記事 http://asobiii.net/extra/log/000015.php


夏に聴く A・C・ジョビン「wave」、ワルター・ワンダレイ「moondreams」 [音楽]

夏になると聴きたくなる"ボサ・ノヴァ"
ボサ・ノヴァといってもいろいろありますが、
今の気分はコレです。
とにかく暑いので、涼しげなものを聴きたくて。

ヴァーヴのプロデューサー、クリード・テイラーにより
ボサ・ノヴァはジャズとの運命的な出会いを果たしました。
ヴァーブを飛び出したクリード・テイラーがA&Mで作ったCTIレーベルには、
ボサ・ノヴァに接近したジャズの名盤がいくつも残されました。
華麗なオーケストラをバックに従え、
洗練されたサウンドを聴かせてくれます。
ジャケットも秀逸!

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Wave

Wave

  • アーティスト: Antonio Carlos Jobim
  • 出版社/メーカー: A & M
  • 発売日: 1995/12/11
  • メディア: CD

アントニオ・カルロス・ジョビンの名盤の一つ。
ジョビンの洗練されたメロディーが、ブラジル色薄く、耳に心地よく響き渡ります。
「イージー・リスニング」とも言われてますが、なんとも贅沢で究極な「イージー・リスニング」。

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ムーンドリームズ

ムーンドリームズ

  • アーティスト: ワルター・ワンダレイ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
  • 発売日: 1998/05/13
  • メディア: CD

オルガン奏者のワルター・ワンダレイも
エウミール・デオダートのアレンジでCTIレーベルにアルバムを残しました。
CTIレーベルは選曲が最高。
ヤング=ホルト・アンリミテッドのヒット曲”SOULFUL STRUT”、
アルマンド・トロヴァヨーリの”L'AMORE DICE CIAO"など、好きな人は好きだと思います。
あと、マルコス・ヴァーリの”PROTON , ELECTRON , NEUTRON”も。
この頃(68年からしばらく)のマルコス・ヴァーリの曲って愛らしいです。

長らくCD化されてなかったんですが、98年のボサ・ノヴァ40周年に無事CD化されました。

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A&MのCTIレーベルにはまだCD化されてないものがあるんです。
ARTIE BUTLERやTAMIKO JONESあたりは08年あたりに期待していいでしょうか?
一応、ボサ・ノヴァ50周年ということで。

A&MのCTIレーベルを紹介しているページ
 http://www.amcorner.com/cti/


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野口健さん 利尻・礼文、尾瀬へ [文化]

野口健さんのHPの”野口健ニュース”を見ていると、
いろいろなところに行かれてます。
 
 野口健ニュース http://www.noguchi-ken.com/news/index.html

バックナンバーを見てみると、
今年は利尻・礼文、尾瀬にも行かれてて、
意識したわけでないですが、
どこかぼくの今年の行動に似ています^^。
(左記カテゴリーの「旅・花・動物」をご参照)

まぁ、野口健さんの場合は、
4月から5月にかけて、シシャパンマ(ヒマラヤ山系)に登頂されてますんで、、、
足元にも及びませんが、、、(すごいです)

利尻・礼文、尾瀬の様子はDVDで発売される様子で、
ついつい買ってしまいそうです。

野口健公式WEBサイト http://www.noguchi-ken.com/main.html

利尻山の様子はこちらのサイトにも
 利尻島リアルタイム情報 http://www.maruzen.com/tic/jyouhou/index.htm

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すでに発売されているDVDシリーズ。
どれも行ったことないんですが、
いつかは行ってみたいなぁ。

野口健 ECO×TOUR 屋久島の旅

野口健 ECO×TOUR 屋久島の旅

  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/07/20
  • メディア: DVD

野口健 ECO×TOUR 西表島の旅

野口健 ECO×TOUR 西表島の旅

  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/07/20
  • メディア: DVD

野口健 ECO×TOUR 小笠原諸島の旅

野口健 ECO×TOUR 小笠原諸島の旅

  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/07/20
  • メディア: DVD


南部鉄器 釜定の一人灰皿 [釜定]

盛岡・釜定の南部鉄器の灰皿です。

個人的にはタバコを吸わないのですが、
灰皿以外にも、お香を焚いたり、茶こぼしなどにも
さまざまな用途に使用可能です。
他にもペンを立てたり、草花を生けたり。

鉄器の存在感がいいアクセントになります。

ただし、水を入れっぱなしにするときっと錆びます。。。ご注意。

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いつも釜定の記事を書くときは
東京で釜定の鉄瓶を売る店を見つけたときなのですが、
また、発見しました!
灯台下暗し、銀座三越で売っているのを見つけました。
デパートにも売ってたんだっけな?
前に見た日本橋三越にはなかったような気が。。
(小笠原陸兆さんの作品は売ってたけど、、、)
デパートもあなどれません。探してみてください。

 ↓以前書いた釜定工房関連の記事
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-28
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-03-14-1
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-05-15
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-06-01-1

一番上のリンク先「釜定の鉄瓶」の記事の閲覧数がぼくのブログでトップなんです。
釜定、人気ありますね。
あ~、釜定に行きたいけど、、、遠いです。


矢野顕子グループ@BLUE NOTE 東京 [音楽]

矢野顕子グループの公演を聴きにブルー・ノート東京へ。

Anthony Jackson、Cliff Almondとのトリオ公演は、
ここ最近は、夏のお楽しみ。
ブルー・ノートなんで熱い演奏が間近で聴ける!

「ラーメンたべたい」か「小さい秋見つけた」は絶対聴きたかったけど、
今年は「ラーメンたべたい」が聴けました。
やっぱり、カッコいい!

矢野顕子HP http://www.akikoyano.com/
(さとがえるコンサート2005の日程決まりました)

BLUE NOTE TOKYO http://www.bluenote.co.jp/

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矢野顕子グループ @ブルー・ノート東京
矢野顕子(p),Anthony Jackson(b)、Cliff Almond(ds)

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WELCOME BACK

WELCOME BACK

  • アーティスト: 矢野顕子
  • 出版社/メーカー: ミディ
  • 発売日: 1993/09/21
  • メディア: CD

もっともジャズに再接近のアルバム。カッコいいです。
"welcomeback2"は出ないかな~。


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谷口吉生設計 豊田市美術館 [建築]

谷口吉生さんの建築を見に、豊田市美術館へ。

谷口吉生展を見に行ったこともあって、ぜひ行かないとということで。
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-04-25-1

想像より大きな美術館で、大小多数の展示室が、
谷口吉生さんらしく、明快な空間構成でしっかり配置されていました。




豊田市美術館:http://www.museum.toyota.aichi.jp/


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岡本太郎記念館「岡本敏子の60年展」 [岡本太郎]

青山の岡本太郎記念館に久しぶりに訪れました。

「岡本敏子の60年展」が開催中で、
あらためて岡本敏子さんが多くの方に愛されてたんだなぁ、と感じました。

岡本敏子さんは亡くなられましたが、
不思議と、太郎さんのところに帰られた、という印象です。
最後の大仕事のメキシコの壁画「明日の神話」修復の目処もたって


笑顔の敏子さんがお出迎えしてくれました。

岡本太郎記念館 http://www.taro-okamoto.or.jp/

季刊アーク NO.9 (9)

季刊アーク NO.9 (9)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: レイライン
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本


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