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KUDANProject「劇終/OSHIMAI くだんの件」 [演劇]

夢と現実の間の深い世界を描いた名著
しりあがり寿「真夜中の弥次さん喜多さん」
この名著を舞台化したのが少年王者館KUDANProject

この舞台、、言葉遊びや反復、トリックを駆使して
夢と現実、過去と未来を行きつ戻りつしながら進みます。
マンガ同様、ディープなここちよい世界へトリップさせてくれました。

そんな少年王者館KUDANProjecの初期の作品
「くだんの件」を観に横浜まで行ってきました。

「真夜中の弥次さん喜多さん」で結実したいろんなアイデアの片鱗が
見え隠れしており、「真夜中の弥次さん喜多さん」同様楽しめる舞台でした。

はまります。

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KUDANProjecto「劇終/OSHIMAI くだんの件」@横浜相鉄本多劇場
2005 1/26-2/1
作・演出:天野天街
出演:小熊ヒデジ、寺十吾

KUDAN Project http://www.officek.jp/kudan/
少年王者館 http://www.oujakan.jp/


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「榎倉康二展」 [20世紀美術(日本)]

先日、東京国立近代美術館の「痕跡」展を観て以来、
日本の現代美術が気になっています。

そんな「痕跡」展にも出品されていた榎倉康二の展覧会を観に
東京都現代美術館に行ってきました。

「アクション・ペインティング」、「具体美術協会」などにあるような
身体と物質(キャンバス)の間の痕跡を作品とするものに対し、
榎倉康二の作品は
物質、物体間の痕跡を作品としているのが特徴なのかと思います。
身体はあまり感じられません。
(これが「もの派」と呼ばれるゆえんでしょうか?)

ただ、不定形(可変、非永続)、偶然性(無造作)といった
アンフォルメル以降のキーワードは非常に感じます。

例えば、代表作の「しみ」の作品
油が紙に浸透するさまが作品となっています。
決してリジッドでなく不定かつ偶然な作品です。
これを物質主体でやってしまうところがおもしろいところです。

なお、
「痕跡」展とあわせてみるとおもしろいとおもいます。
(できれば、「痕跡」展が先のほうがいいような、、、)

東京都現代美術館 http://www.mot-art-museum.jp/
- 榎倉康二展 http://www.mot-art-museum.jp/ex/plan_h16-05.htm

「もの派」といっても奥深そう
鎌倉画廊 http://www.kamakura-g.com/
 mono-ha をクリック

関連記事 : http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-23-7


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「剣持勇とその世界」展 [デザイン]

ここ数年、椅子が人気となってます。
北欧、アメリカ、、、そして日本

剣持勇さんもインテリア・デザイナーとして多くの椅子を残されました。

そんな剣持勇さんの作品の展覧会
「ジャパニーズ・モダン - 剣持勇とその世界」をみに
松戸市立博物館に行ってきました。

籐の丸椅子や柏戸椅子などの代表作
京都国際会館や京王プラザホテルなどインテリア・デザインを手がけた建築のパネル
あと、あのヤクルトの容器も。。。
剣持さんの業績を総合的に紹介する展覧会となっていました。

知らなかった事実だったんですが、
自殺で亡くなられていたのは少しショックでした。

松戸市立博物館 http://www2.city.matsudo.chiba.jp/m_muse/

剣持勇といえばぼくはコレが好き
丸椅子C-315-E (1960)

(復刻品)購入可能です。
http://www.ozone.co.jp/WebX?14@233.FpxlamjBU7n.0@.f3d14e4


フィリップ・ジョンソンの死亡記事 [建築]

アメリカ建築界のゴッド・ファーザー=フィリップ・ジョンソンの死亡記事を見つけました。
1906年生まれなので98歳だったと思います。

これまで重体説がでながらも何度も復帰してきたとの話でしたが、、、
昨年末ごろからは休業宣言をされていたようです。

ご冥福をお祈りします。

Philip Johnson Alan Ritchie Architects
 http://www.pjar.com/index.html


タグ:Philip Johnson

倉敷ガラス [手仕事]

古い建物に行ったとき、窓の外の景色がユラユラみえる。
これ、、、手作りのガラスだからです。
なんだか妙にホッとします。

グラスやコップなども口吹きガラスにはなんだかぬくもりを感じます。

そんな口吹きガラス作家の倉敷の小谷真三さん。
その作品は「倉敷ガラス」として有名です。

倉敷に行ったときに倉敷民芸館にて買いました。

倉敷芸術科学大学 http://www.kusa.ac.jp/indexj.html
 - 小谷真三さん http://www.kusa.ac.jp/~kodani-s/Japanese/menu.html


釜定の鉄瓶 [釜定]

鉄瓶で沸かしたお湯でお茶を飲みたくて、
南部鉄瓶の本場岩手に行ったとき買いました。

お店は「釜定」。古い街並みの残る紺屋町にあるお店です。

鉄瓶のお湯、、、なんかおいしく感じます。

釜定は三代続いている工房。
三代宮伸穂さんは現代的なデザインの鉄器を多く作っていらっしゃいます。

宮伸穂の作品の買える店
design shop http://designshop.m78.com/index.html
- designers http://designshop.m78.com/designers.html

南部鉄器はデザインも秀逸
鍋敷きは宮伸穂さんのもの


白山陶器のゾウ [デザイン]

白山陶器の森正洋デザインのゾウ(やきもの)
1965年ごろの作品で数年前に復刻されたもの
心和む一品です。

復刻当時、東京ではユナイテッド・アローズで買えましたが、
現在は青山のHAKUSAN SHOPにて売っています。

最近、HAKUSAN SHOPで身長15cm(以上?)ある大きなものも見つけました。

森正洋陶磁デザイン http://www.design-mori.co.jp/index.html

これは身長8cmのゾウ


5、60年代日本の現代美術 -「痕跡」展 [20世紀美術(日本)]

富本憲吉を観に東京国立近代美術館に行ったとき、
「痕跡」展が開催されていました。

50から70年代の現代美術作品を中心にした展覧会です。

イヴ・クライン、ポロック、ラウシェンバーグなどなど
フランスのアンフォルメルやヌーヴォーレアリスム、
アメリカのアクションペインティングやネオダダ、ポップアートが中心ですが、、、

特徴として日本の作品も海外作品と同じくらい展示されていました。

「具体美術協会」、「ハイレッド・センター」、「九州派」、「もの派」、、、
これまで日本の作品ってあまり知らなかったんですが、、、俄然興味を持ちました。
ぜんぜん海外に引けをとってません。

今のところ
「具体美術協会」と「九州派」はアンフォルメル
「ハイレッド・センター」はネオダダやハプニング
「もの派」はミニマリズム
との類似性を感じでいます。

「榎倉康二展」の開かれている東京都現代美術館にも行ってみようと思います。

東京国立近代美術館 http://www.momat.go.jp/

現代美術用語集が充実
artscape http://www.dnp.co.jp/artscape/index.html


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PARCO劇場「なにわバタフライ」 [演劇]

PARCO劇場にて三谷幸喜脚本演出の舞台「なにわバタフライ」を観てきました。

ミヤコ蝶々の一代記ということもあり、
いつものシチュエーションコメディというより人情劇のような印象を受けました。
その分笑いはちょっと少なかったかな、、、?
お話はウェルメイド、さすがによくできたお話だと思います。
生演奏も心地よくいいアクセントになっていました。(これは絶対必要だった。)

今度はぜひシチュエーションコメディーが見たいです。

過去の作品で言えば、「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」や
「アパッチ砦の攻防 完全版」のような、、、


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「平山郁夫展 平成の洛中洛外」 [日本美術]

平山郁夫平成洛中洛外図

平山郁夫平成洛中洛外図

  • 作者: 平山 郁夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 大型本

日本橋三越本店で平山郁夫展が開催中です。
今回は平成洛中洛外図を中心に京都の風景を描いた作品の展覧会です。

お正月に平山郁夫さんが洛中洛外図を描く姿をおった番組がNHKで流れているのを見ていて、
どうしても見たくて行ってきました。

もともと平山郁夫をよく知らなかったんですが、
山陽地方を旅行中に尾道から船で立ち寄った生口島、
ここが平山郁夫の出身地だったんです。
そんな生口島には「平山郁夫美術館」があり、
ここで一連のシルクロード作品をみて大変気に入りました。
生で見ると岩絵具の質感がシルクロードにマッチしているのがよくわかります。
重ね塗りという平山郁夫独自の技法も。

今回の展覧会はシルクロードまでの感動はなかったんですが、
いくつか好きな作品に出会えました。

平山郁夫美術館 http://www.hirayama-museum.or.jp/
(生口島は蛸や檸檬もおいしかったです!)


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