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白い器 黒田泰蔵さんの白磁湯呑 [やきもの]

人気の白い器。

白い器は余分な装飾がないので、
色の白さ、フォルム、素材感で表現された
簡素な美しさが魅力です。

黒田泰蔵さんの白磁のやきものは、
低速回転ロクロで作られた”表情”を持つフォルム、
薄い先端からくるシャープな印象、が特徴。

大胆さと繊細さを併せ持つような
簡素な美しさが魅力の白磁のやきものです。

黒田泰蔵さんは益子の島岡達三さんの元で修行した経験もあるようです。
現在は益子焼と全く異なる作風ですが、
柳宗悦の民芸の持っていたような強い美意識を感じさせてくれます。

釉を掛けたシリーズの白磁湯呑
無釉のシリーズもあり、いつか欲しいなぁと思ってます

ところで、お兄さんはイラストレーターの黒田征太郎さん。

White porcelain―黒田泰蔵白磁作品集

White porcelain―黒田泰蔵白磁作品集

  • 作者: 黒田 泰蔵
  • 出版社/メーカー: アムズ・アーツ・プレス
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 大型本


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コメント 5

soe

この湯呑みには何か暖かみを感じます
白磁というと少し冷たいイメージがあるのですがそれを感じさせません
素直に美しいと感じさせる形ですね
黒田泰蔵さんは初めて知りました
他の器も見てみたいです
by soe (2005-09-01 00:45) 

確かに。
まっしろなのに、表情があるんですね。
同じような器の中にあっても、ちゃんと見つけられそうです。
いい湯呑ですね。
by (2005-09-01 11:14) 

うらん

mckeeさん、こんにちは。
黒田泰蔵さん、いいですよね~。
緊張感のある白磁と独特のゆるやかなフォルムが
合間って、すてきな器だと思います。
そうそう、9/10からニューオータニ美術館で
ルーシー・リー展が開催されるそうです。
遠くて出かけられないので、リーフレットを取り寄せましたが、
リーフ自体のデザインもよかったです(^^)
by うらん (2005-09-01 13:30) 

momoe

たくさんの色の洪水の中で暮らしているので
こういう器を見るとほっとします。
by momoe (2005-09-01 20:44) 

mckee

>soeさん
暖かみ、確かにそうですね。ロクロの造形から来るんでしょうか?
シャープなのに、手作り特有の柔らかさがありますね。
黒田さんは大変人気あります。福岡でもきっとどこかで扱ってるんじゃないでしょうか?

>月光荘さん
同じシリーズでも、一個ずつ微妙に表情がちがうんですよね。
お気に入りです。

>うらんさん
黒田さん、人気ありますね。見てても飽きない器ですね。

ルーシー・リー展、絶対行きますよ。(↓決意の記事)
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-07-11
また、あの作品達に出会えるなんて、楽しみです^^。
行ってきたら記事にしたいなぁと思います。
ありがとうございます。

>momoeさん
モノクロ写真を見たときのホッとする感じに似てるかもしれませんね。
by mckee (2005-09-01 23:31) 

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