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「藤田嗣治展」 [日本美術]

パリでの大成功の裏で、日本ではなかなか評価されなかった藤田嗣治。
これまで大規模な展覧会は開催されなかったようです。
今回は君代夫人の協力も得て、
藤田嗣治の代表作約100点で藤田嗣治の生涯をめぐる展覧会が開催されました。
誰の真似でもない独自の芸術は多くの人を惹きつけるようで、
大変な混雑ぶりでした。

日本を愛し、日本を憎み、最後はフランスに帰化しレオナール・フジタとなった藤田嗣治
波乱に満ちた人生を送った芸術家の作品には、
不思議と深みを感じます。
同じく「異邦人」としての人生を送ったイサム・ノグチと同じような深み。
様々な悩みや試練を潜り抜けてできた作品には人を惹きつる魅力があります。

波乱に満ちた人生に惹かれて以下の本を読み始めました。

藤田嗣治「異邦人」の生涯

藤田嗣治「異邦人」の生涯

  • 作者: 近藤 史人
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 文庫

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「藤田嗣治展」@東京国立近代美術館
2005 3/28-5/21
東京国立近代美術館 http://www.momat.go.jp/Honkan/Foujita/index.html


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コメント 7

私も最近 藤田についての本を何冊か読んでいます(^^)
知れば知るほど、勇気づけられるし
好きになる人ですね。
秋田の平野政吉美術館にも近いうちに行ってみたいです。
by (2006-05-09 20:46) 

mckee

>mokuseiさん
藤田嗣治の人生はとっても興味深いですね。
多くの誤解があったようなんですが、真実の姿はとっても素敵ですね。
秋田の平野政吉美術館はぼくもぜひ行ってみたいです。
秋田は食べ物もおいしいですしね。

>ディックさん
いつもnice!ありがとうございます。
by mckee (2006-05-09 22:42) 

ももこ

とーっても良い展覧会でしたね。
あんなに混雑していたのに、あまり気にならない程でした。
ご本、如何ですか?私も読もうかな(笑)
by ももこ (2006-05-10 00:27) 

mckee

とってもよかったですね。
ももこさんの時もやはり混んでましたか~。
本はまだ途中なんですが、
藤田の人生はホントに興味深いですね。お薦めです。
by mckee (2006-05-10 20:24) 

ぶるーむーん2

テレビでやってましたね~、凄く感動しました。
当時の日本の中で、、、フランスの帰化したのは当たり前のことだと
思いました。晩年の教会に描いた壁画は凄かった。
by ぶるーむーん2 (2006-05-17 09:23) 

可奈子

昨日行ってきました。プレ最終日なので混んでるのは覚悟のうえでしたがやはり近頃まれに見る混雑ぶり。その中で驚いたのは故郷秋田の平野政吉美術館が藤田の屈指のコレクションを所蔵しているということ。「秋田の行事」はどこかで見たことがあるような気がしますが今度帰郷した際はぜひとも実物を見に行きたいです。個人でこれだけのコレクションをしていてくれた人が秋田にいたなんてすごく嬉しくなりました。
by 可奈子 (2006-05-21 18:35) 

mckee

>ぶるーむーんさん
今回の展覧会は新たな藤田を発見するものになりました。
藤田嗣治の人生はすごいですね。
画もすごいです。

>可奈子さん
コメントありがとうございます。
展覧会は最終日に近づくほど混雑しますよね。
GWもおそろしく混雑していました、、、。
秋田の平野政吉美術館はぼくもぜひ行きたいです。
ぼくの場合は秋田旅行も兼ねてになりそうです。
とってもいい所ですよね。
by mckee (2006-05-23 13:57) 

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