河井寛次郎記念館へ [民藝]
京都に行ってきました。
色々行きたいところがあったのですが、
まずは河井寛次郎記念館に行くことにしました。
河井寛次郎の住居でもあった河井寛次郎記念館には、
河井寛次郎の陶芸作品だけでなく彫刻作品なども展示されています。
特に彫刻作品は表現主義的な傾向が強く
簡素な美の民藝よりもアートの分野に近く感じます。
民藝の同士の中でも表現者としての傾向が強かったようです。
2004年に松濤美術館などで開催された展覧会のタイトルも
”表現者 河井寛次郎展”でした。
そんな彫刻作品も
民藝の美に包まれた住居の中でみると妙にしっくりきます。
単なる機能主義に還元できない民衆の工藝の持つ一面が
河井寛次郎の彫刻作品に表れている気もします。
お土産に色紙を買ってきました。
河井寛次郎の表現は造形作品に留まらず、
ことばの世界にも及びます。
まるで詩人のような河井寛次郎の
ことばがいっぱい詰まった本はこちら↓
河井寛次郎記念館 http://hcn.plala.or.jp/fc211/sagi/index.htm
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