プライスコレクション「若冲と江戸絵画展」 [日本美術]
プライスコレクション「若冲と江戸絵画展」で
久しぶりに若冲作品を堪能してきました。
蕭白や若冲の作品を初めて見たときは、
少し気味悪い印象だったんですが、
なぜか忘れられない存在でした。
当時、狩野派や長谷川派、琳派などしか知らなかったので。。。
今ではすっかり一ファンです。
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プライスコレクション「若冲と江戸絵画店展」@東京国立博物館
2006 7/4-8/27
ブログを発見しました http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/
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若冲をはじめとする江戸絵画の発見者といえば辻惟雄さん。
辻惟雄さんの代表作「奇想の系譜」はやっぱり面白いです。
日本史に限らず美術史にも正史の影に
ワクワクするような歴史が隠されてるんですね。
3月に「ニューヨーク・バーク・コレクション展」に行ったとき、
辻惟雄さんの講演を聴いてきました。
江戸以外の話も含めていろいろ面白いお話が聴けました。
辻惟雄さんの最新著作はその名も「日本美術の歴史」
横尾忠則さんによる表紙が内容を物語るよう。
まだ読んでないのですが、、、
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村上隆さんの「スーパーフラット」も
「奇想の系譜」そして若冲をはじめとする江戸の絵画
へのリスペクトよりはじまります。
西洋のように3次元表現の発達しなかった日本で
特異に発達した2次元表現が、
後のさまざまな文化を生んだのかもしれません。
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BRUTUSでも特集。
ブルータス、読みました。読んでたら、観に行きたくなったけれど、来春、愛知県美術館にも巡回するようなので、それまで辛抱します。
奇想の系譜、やはりおもしろいのですね。来春までに、読んでおこう(笑)
by ももこ (2006-08-24 23:37)
ブルータスは現代アートや江戸絵画の特集をたまにやりますね。
いつも発見があって面白いです。
プライスコレクションを見る機会は今後もなかなかないと思いますので、
愛知に巡回の折は、お見逃しなく。
奇想の系譜を読んだときは興奮しました。やっぱり、面白かったです^^。
by mckee (2006-08-27 21:21)