「ひびのこづえの品品」展 [デザイン]
コスチューム・アーティストとして有名なひびのこづえさんの個展です。
野田秀樹さんの舞台や最近はコクーン歌舞伎などで
ひびのさんの衣装には接していましたが、
個展のような形で接するのはじめてです。
今回はひびのさんのデザインした衣装だけでなく、
テーブルや椅子、ベットなど
生活する上で身近な品々が展示されていました。
面白いのは、すべての作品に値札の付いていることです。
美術館で作品を観る時の鑑賞法に
”自分の家に飾るならどれか?”
と思いながら観る方法があるようです。
通常、美術館で作品を観る時は
既製の価値観に合わせて鑑賞してしまいがちですが、
この方法なら自分の価値観で作品と対峙することができます。
一方で、自分の眼が試されるのも事実ですが。
今回の展覧会の場合も値札が付いていていることもあって、
観るひとは自然と自分の感性で作品と接することが
できたんじゃないかと思います。
ひびのさんの作品をみるのには
こんな見方がふさわしいなと思いました。
ひびのこづえさんのHP http://haction.co.jp/kodue/home.html
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「ひびのこづえの品品 -たしひきのあんばい-」展@水戸芸術館
2007/08/18-10/18
http://www.arttowermito.or.jp/kodue/koduej.html
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ひびのこづえさんの旦那さんの日比野克彦さんの個展も
おととし水戸芸術館で開かれました。
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-08-06
その時はじまった朝顔プロジェクトは今年も開催されていました。
去年の様子は http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-10-14-2
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