戦没画学生慰霊美術館「無言館」へ [20世紀美術(日本)]
前から行ってみたかった無言館に行ってきました。
戦場に散った若き画学生の作品を集めた美術館です。
戦争では多くの人が亡くなっています。
あまりにも多くの人のため、
その犠牲者の数だけに目がいってしまいますが、
実際には犠牲者の一人一人にドラマがあります。
そんなドラマの一つ一つを辿ることが
とても大事なことだと思います。
無言館に作品が展示された戦没画学生にも
一人一人にドラマがあります。
無言館では作品や遺品、館主の取材ノートを元に
いくつものドラマを辿ることができます。
展示作品の”無言の”語りかけが、
心に染み入ります。
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無言館は信濃デッサン館の分館として誕生しました。
信濃デッサン館は村山槐多、関根正二、松本竣介など
若く亡くなった作家の作品を集めた美術館です。
アメリカで活躍した野田英夫の作品もありました。
こういう個性のある美術館は好きです。
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無言館 http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/kanko/museum/mugonkan.html
mckeeさん、おはようございます。
いつも楽しみに拝見しております。
「無言館」は知りませんでした。
ただ作品を鑑賞するのではなく、1つ1つのドラマがを知ることで
より深く感じることができそうです。
でもすべてが戦争で亡くなられた方のものなのですね・・・
いつかゆっくり時間を作って見に行きたいです。
by さちぞう (2009-03-27 10:06)
さちぞうさん。コメントありがとうございます。
「無言館」は前から気になる美術館でしたが、
行ってよかったなと思います。
戦争を題材にした作品はほとんどないのに、
戦争について考えさせられます。
別館やデッサン館なども含めて見ごたえもあり、
結構な時間を費やしました。
時間に余裕を持って行かれる事をおススメします。
by mckee (2009-03-30 21:37)