「ルーシー・リー展」 @国立新美術館 [巨匠・人間国宝]
ルーシー・リーの展覧会に行ってきました。
毎度書いているのですが、
ルーシー・リーの器の持つ
凛とした世界にはやはり惹かれます。
高台の小ささや肉厚の薄さが生み出す緊張感
偶然に頼らず計算ずくでこなしたように見える釉薬の色や質感
機械的というより丁寧という言葉の似合う掻き落としや象嵌の装飾
凛とした印象の理由はこのあたりにあるのでしょうか。
それより何よりも
凛としたルーシー・リー自身の佇まいが
器に反映されているようにも感じます。
展覧会を見終わる頃には
こちらの心も凛としたすがすがしい気分になりました。
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ルーシー・リーの展覧会は過去にも3回行っていて、
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2005-10-03
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2007-08-05
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2009-04-07
今回が4回目です。
今回は海外からの出展作品が多く、
最初期の作品など初めて接する作品も多くありました。
新しい発見がありながらも、
ルーシー・リーの変わらない世界には
安心感も感じます。
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「ルーシー・リー展」 @国立新美術館
2010/4/28-6/21
http://www.lucie-rie.jp/
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↓定期的にあるCasaBRUTUSのうつわ特集号にも
ルーシー・リーの器が登場しています。
Casa BRUTUS ( カーサ・ブルータス ) 2010年 05月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2010/04/10
- メディア: 雑誌
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