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旧白洲邸 武相荘へ [旅]

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白洲次郎さんと白洲正子さんの暮らした旧邸
武相荘に行ってきました。

茅葺屋根の母屋は
広い土間、囲炉裏端、書斎などを備えており、
随所に配されたうつわや着物が
目を楽しませてくれます。

白洲正子さんの書斎には大量の蔵書があり、
正子さんの溢れ出す知識の源を
垣間見ることができたような気がしました。

庭には季節の草花がとても自然に咲いていて、
その脇には随所に石仏や石塔が寄り添って
場を引き締めていました。

武相荘のある空間は
昔からある風景のようにも感じさせますが、
実は一つ一つに細やかな神経が行き届いている気がしました。
しかもそれを自然にやってのけていることもあり、
とても居心地のよい魅力的な空間となっているように感じます。


 武相荘HP http://www.buaiso.com/index.html

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白洲正子さんといえば
仏像や能面、骨董など幅広い美に通じた方ですが、
武相荘の庭で石仏や石塔などが多くあるのを見て
石造の美も愛していらっしゃったのを思い出しました。
こちら↓の本でも石造の技術集団について思いを馳せていらっしゃいます。


かくれ里 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

かくれ里 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

  • 作者: 白洲 正子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1991/04/03
  • メディア: 文庫




庭の植物は
比較的昔から自然に生えていた草花が
あくまで自然に配されているように感じました。

こちら↓の本を買ってきましたが、
古典や俳句、骨董の意匠に表されたような
昔から愛されている草花が深い知識とともに紹介されています。


草づくし (とんぼの本)

草づくし (とんぼの本)

  • 作者: 白洲 正子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1985/01
  • メディア: 単行本



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