「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」展 @東京国立近代美術館 [建築]
<中村竜治/とうもろこし畑>
「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」展に行ってきました。
展覧会の概要には以下のように書かれています。
”三種類の多面体でつくられた空間、「空間」が生滅する場、
動物にも見える東屋(あずまや)、模型の一日を見せる映像
空間、繊細(フラジャイル)な構造体、スケール感覚が不思
議な広場など、多種多様なインスタレーションを通して、建
築はどこにあるのか、ぜひ捜してみてください。”
「建築はどこにあるの?」を探すことを通じて
「建築って何だったけ?」を考える展覧会でもあるような気がします。
柱と屋根という単純な構成を建築の出発点としたとしても、
その構造、囲まれた空間、置かれた場、社会的な役割など
様々な要素が建築には含まれているような気がします。
建築家の作った7つのインスタレーションを見ながら
色々と考えました。
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ところで、
この展覧会の特徴として”写真撮影可能”ということがあります。
海外ではよくある話ですが、
日本ではまだまだめずらしいような気がします。
個人的には写真撮影可能な展覧会はもっと多くあってもいいと思います。
特に現代美術のような開かれた作品は。
写真を撮ることで新たな発見をしながら
より自由に作品を鑑賞できるような気がします。
多くの人が写真を撮影されていたので、
もし行かれる場合はカメラを忘れずに。
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「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」展 @東京国立近代美術館
2010/4/29-8/8
http://www.momat.go.jp/Honkan/where_is_architecture/index.html
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<中山英之/草原の大きな扉>
<鈴木了二/物質試行 51 DUBHOUSE>
<内藤廣/赤縞>
<菊地宏/ある部屋の一日>
<伊東豊雄/うちのうちのうち>
<アトリエ・ワン/まちあわせ>
(建築はどこにあるの?7つのインスタレーション/東京国立近代美術館 にて撮影)
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