中里隆さんのアンダーソンランチ・イエロー釉湯呑 [やきもの]
中里隆さんの少し小ぶりな湯呑みです。
アメリカ・コロラド州のアンダーソンランチアーツセンターで
現地の土や釉薬を使って作られたものです。
中里隆さんは唐津の中里太郎右衛門窯の出身ですが、
唐津焼だけでなく、種子島やコペンハーゲンなど国内外の色んな場所で
その土地の土や窯、釉薬を用いて作品を作られています。
アンダーソンランチには1996年以後毎年行かれて
作陶していらっしゃるようです。
世界を廻ることで新たな刺激を受けながら
作陶を続けられる中里隆さんのうつわには
中里さんの好奇心が見え隠れして
どこか愛らしさを感じさせるものも多い気がします。
アンダーソンランチでの中里隆さんのインタビュー記事を見つけました:
http://www.andersonranch.org/blog/2011/04/
ASTIER de VILLATTEのショコラカップと平皿 [やきもの]
フランスのアスティエ・ド・ヴィラットのショコラカップと平皿です。
型を用いて手を加えながら作ることで
独特の存在感を作り出しています。
また、つやのある白色度の高い釉薬を用いることで、
シャープな緊張感も感じさせます。
これはもっともシンプルなシリーズですが、
他にも様々なシリーズがあるので
次は他のシリーズにも挑戦したいです。
パリ旅行の記念に購入しました。
ASTIER de VILLATTE http://www.astierdevillatte.com/
ケ・ブランリー美術館@パリ [海外美術]
パリ旅行ではケ・ブランリー美術館にも行ってきました。
ケ・ブランリー美術館は
アジア・オセアニア・アフリカなどの
美術品を集めた美術館です。
民具や祭具が展示の中心で博物館や民芸館に近いと思います。
建物はジャン・ヌーベルさんの設計で、
展示はとても凝っていてユニークですが、
観やすい美術館でした。
夜のライトアップも独特でした。
ケ・ブランリー美術館 http://www.quaibranly.fr/
マリー・アントワネットの離宮へ [旅]
ヴェルサイユ宮殿に行った際、
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2011-05-05
マリー・アントワネットの離宮にも行ってきました。
プチ・トリアノンの他に田舎風の離宮もあり、
付属の農場では動物も飼われていました。
マリー・アントワネットの新たな一面を見た気がします。
ヴェルサイユ宮殿 http://jp.chateauversailles.fr/homepage
モン・サン・ミシェル修道院へ [旅]
パリ旅行の際に、
モン・サン・ミシェルにも行ってきました。
モン・パルナス駅からTGVとバスを乗り継いで約4時間
モン・サン・ミシェル修道院が遠くに見えたときは
やはり感動しました。
昔の歩いて巡礼してきた方々は
もっと感動したのだろうと思います。
中世の修道院として、
英国との戦争の要塞として、
時には監獄として利用されたモン・サン・ミシェル修道院は、
様々な時代の建築様式が混ざり合う多様性を持っています。
一方で、ピラミッド型になるよう、うまく設計されていることもあり
全体的にはまとまりを感じさせる点も魅力の一つだと思います。
モン・サン・ミシェル http://www.ot-montsaintmichel.com/en/accueil.htm
「MURAKAMI VERSAILLES」@ヴェルサイユ宮殿 [現代美術]
昨年パリに行った際、
ヴェルサイユ宮殿にも行ってきました。
ヴェルサイユ宮殿では村上隆さんの作品を各所に配した
「MURAKAMI VERSAILLES」が開催中でした。
西洋と東洋、あるいは、ハイカルチャーとサブカルチャー
一見ミスマッチな組み合わせにも見えますが、
アニメをベースの一つとした作品群に
現実離れした豪華さのヴェルサイユ宮殿がよく合っているように感じました。
ちょうどマンガの登場人物と背景の関係に似た感じで、
ホワイトキューブの美術館での展示では得られない
壮大さや物語性を得ることができているような気がしました。
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「MURAKAMI VERSAILLES」@ヴェルサイユ宮殿
2010/9/14-12/12
http://jp.chateauversailles.fr/homepage
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益子参考館へ [民藝]
益子参考館に行ってきました。
多くの方が被災された今回の震災では、
益子参考館も建物や収蔵品に
大きな被害を受けたということで、
とても心配していました。
まだまだ被災の爪あとが随所に残っており、
大谷石の石蔵を利用した2号館と3号館は現在も閉館中でしたが、
その他の展示は4/29より再開しました。
再開への一歩を踏み出せたのはほんとうに良かったと思います。
一方で、完全に元の状態に戻るにはまだまだ金銭面などの困難が続くと思われ、
今後も気にしていきたいと思います。
失われたものは大きいと思いますが、
益子には手仕事の技が残っていることに希望を感じます。
益子参考館 http://www.mashiko-sankokan.net/