「ハンス・アルプ展」 [20世紀美術(海外)]
有機的かつプリミティブなフォルムの作品が魅力のハンス・アルプ。
作品や言葉に触れて、
ハンス・アルプは
自然や動物と人間の間に対称的な関係を見出した人なんだな思いました。
どちらかが偉いとかじゃなくて、、、同等な関係。
アルプがよく題材にしたおとぎ話の世界も
自然や動物と人間の間に対称的な関係が見出せますね。
(日本人なら宮沢賢治の世界に似てる)
アルプはさらに
”もの”との関係も対称的に捉えていたようで、
ものの人間化、人間のもの化を試みた作品があります。
写真の図録表紙の作品は「へそのある瓶」です。
この図録なんだかいいです。
------------------------------------------
ハンス・アルプ展 @川村記念美術館(千葉県佐倉市)
2005 4/5-6/26
川村記念美術館 http://www.dic.co.jp/museum/index.html
この後、愛知県岡崎市、群馬県館林市に巡回
この前は神奈川県立近代美術館・葉山館で開催されてましたが、遠くて、、、
川村記念美術館に来てくれてよかったです。
(首都圏の方は、まだ群馬県館林に行くという手もあります)
コメント 0