「杉本博司:時間の終わり」展 [写真]
杉本博司さんの建築を撮影した写真「Architecture」シリーズは、
焦点を無限大の2倍にわざと設定し、強制的にぼかされています。
美術館で遠くからみると、
一見焦点があってるようにみえるけど細部は分かりません。
その後、徐々に近づいていくと段々焦点が合わなくなり、
やはり細部が分かりません。
どこまで近づいても細部が見えない。
不思議な体験でした。
”記憶の中に結ばれた像(イメージ)”といわれて納得。
ぼけててもクライスラー・ビルってちゃんとわかるんですよね
確かに記憶の中のクライスラー・ビル
これ以上のディテールは、、、思い出せない(汗)
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杉本博司さんの作品の全貌を今回はじめて知りました。
またも頼りとしたのは「BRUTUS」
BRUTUS http://www.brutusonline.com/brutus/issue/index.jsp?issue=578
どの作品もなんだか深いです。
リアル、美、不変、真実、時間、、、
色々深読みしてしまいそうです。
展覧会の売店には大森荘蔵さんの本が並んでたり。
面白かったです。
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「杉本博司:時間の終わり」展 @森美術館
2005 9/17-2006 1/9
森美術館 http://www.mori.art.museum/html/jp/index.html
タグ:杉本博司
私もこの前行ってきました。
電車の広告で、展覧会の題名にひかれていってきたのですが、かなりよかったです!!
不思議な世界でした。
by さと (2005-10-15 00:25)
さとさん。こんにちは。
ぼくも雑誌でみて惹かれて行きましたが、
行ってよかったなぁと思ってます。
面白い不思議な世界ですね。
シンプルな作品が雄弁に語ってくれます。
by mckee (2005-10-15 14:40)
うわー、ステキ。
このブルータス、買いそびれました。ブルース・ウェバーの特集号も(T-T)
ブルータスは、毎号、要チェックですね。・・・トホホホ
by ももこ (2005-10-19 21:48)
写真集はとにかく高いので、この雑誌の特集号はお買い得!
情報も満載ですし。
大きな書店にはまだバックナンバーが置いてありますよ。
ブルース・ウェバーの犬の写真を見て、ももこさんの写真を思い出しました。
犬好きの方にはグッとくるものがあると思います。
by mckee (2005-10-20 23:41)