「ゲルハルト・リヒター」展 [20世紀美術(海外)]
美術館で一つの作品を見て理解できないときは、
その作家の過去の作品を系統的に見ていくと、
なんとなく理解できるような気がするときがあります。
ゲルハルト・リヒターさんの作品を、
過去の作品に遡ってみていくと、、、
具象と抽象、絵画と写真、カラーとモノクロ、現実と虚像、、
異なるジャンルを一人で縦横無尽に行き来して、、、
謎は深まりそうです。
その全貌におどろかされつつ。
会場で流れていたDVDをみて、
作品についてきちんと語る方のようで、
リヒターさんの言葉を頼りにさらなるリヒターの世界への旅に出てみようと思いました。
GERHARD RICHTER ゲルハルト・リヒター (DVD付)
- 作者: アルミン・ツヴァイテ, 清水 穣, 林 道郎, 畠山 直哉
- 出版社/メーカー: 淡交社
- 発売日: 2005/09/15
- メディア: 大型本
ガラスが10枚並べられた作品が面白かったです。
自分がブレて写る。
不思議な体験です。
「フォト・ペインティング」、「アブストラクト・ペインティング」、「カラーチャート」
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「ゲルハルト・リヒター」展 @川村記念美術館
2005 11/3-2006 1/22
川村記念美術館 http://www.dic.co.jp/museum/
ドイツ年ということで、川村記念美術館では
アルプ、リヒターに続いてパウル・クレー展が開催の予定のようです。
また、行ってしまいそう。
いいなー、リヒター、行きたかったです。
by ももこ (2006-02-03 22:42)
ゲルハルト・リヒター展は金沢と千葉県佐倉での開催だったので、
なかなか行きづらい人が多かったと思いますが、
やはり刺激的な展覧会でした。
遠くの美術館で行けない時はぼくもよくありますが、
作品が無くなってしまう訳ではないので、
いつか出会える時が来るかもしれませんね。
by mckee (2006-02-04 23:36)