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「越後妻有 アート トリエンナーレ 2009」 その2 [現代美術]

前回に引き続いて、越後妻有アートトリエンナーレ2009の記事です。
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2009-09-25

色々見た中で特に気に入った作品を紹介したいです。


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シモン・ビール「今を楽しめ」@松代城山

雪だるまが冷蔵庫で保存されています。
日常のちょっとした思い付きに
共感を覚える作品です。


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ジャネット・ローレンス「エクシール/不老不死の薬」@上湯

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ローレン・バーコヴィッツ「収穫の家」@上湯

地元に自生する生薬、薬草を使用した作品と、
地元の草花や穀類を使用した作品。
その機能性だけでなく、
存在の美しさに改めて気づかされます。


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ベルラ・クラウセ「石と花」@小荒戸

古民家をペンライトで巡る作品。
水晶風の石と光を巧みに利用して
素敵な空間が作り出されていました。


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ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー「ストーム・ルーム」@土市

豪雨、雷光、強風、停電など嵐を再現した作品。
五感が刺激されて、心の中もざわめきます。
個性的でとってもおもしろい作品だと思いました。
元歯科の舞台もうまく効いています。


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アンティエス・グルメス「内なる旅」@会沢

ブナ林の中に現れる無数の眼。
見られているにもかかわらず、不思議と落ち着きも感じます。
タイトルにもあるように日々の喧騒から離れて、
心の内側に旅したような作品。


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マリーア・ヴィルッカラ「TIRAMI SU 3 持ち上げて-行ったり来たり」@桐山

地震でできた壁の亀裂が金色で丁寧に補修してあったりと、
大掛かりな装置を持ち込むのではなく、
作者が滞在してつくりだした作品は、
静かな感動を与えてくれます。


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旧名ヶ山小学校を舞台にした福武ハウスは
7つのギャラリーが参加し個展を開催していました。
写真撮影が禁止だったのですが、
クムサンギャラリーのゴ・ギョンホの作品は
廃校という舞台設定をうまく利用しいて、
記憶に残りました。

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上湯の棚田
奥には温泉の湯気が

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越後妻有トリエンナーレ2009
2009/7/26-9/13
http://www.echigo-tsumari.jp/2009/

越後妻有トリエンナーレ秋版
2009/10/3-11/23
http://www.echigo-tsumari.jp/2009autumn/
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