ピカソ美術館@バルセロナへ [20世紀美術(海外)]
バルセロナではピカソ美術館にも行ってきました。
バルセロナの街は古代ローマ遺跡も残るほど歴史がありますが、
ピカソ美術館は比較的歴史の古い旧市街のゴシック地区にあり、
中世に建てられた邸宅を改築して美術館として利用しています。
バルセロナはピカソが1895-1904年に暮らした街でもあります。
美術館にはバルセロナ時代の作品と、
バルセロナ以前の青年時代の作品が充実しています。
ピカソはバルセロナ時代のの途中1901年にパリに滞在していますが、
パリ滞在前後で作風が大きく変わるのも分かります。
青の時代の作品はパリ滞在後のバルセロナで生まれました。
また、バルセロナのピカソ美術館は
ベラスケスの「ラス・メニーナス」を題材とした
連作58点が全て収蔵されていて、
大きな見どころとなっています。
連作全てを一度に見ることで、
ピカソが「ラス・メニーナス」を自由に壊し再構築を行った過程を
感じ取ることができるような気がします。
バルセロナ・ピカソ美術館 http://www.museupicasso.bcn.es/
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↓「ラス・メニーナス」に限らず、ピカソは様々な画家の作品を題材としました
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