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記憶の建築 表参道ヒルズ同潤館 [建築]

戦争や震災などの記憶を忘れないために、
モニュメントを残す場合が多くあります。
石碑だったり、崩壊した壁をあえて残したり色々ですが、
建築である場合もあります。

たとえば、広島の原爆ドーム。
それから世界貿易センター跡地の計画とかは
”記憶の建築”と呼べそうです。

建築はいわゆる機能的な役割以外に、
記憶という機能も持っていそうです。

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同潤会アパートの再開発としての表参道ヒルズの端っこには
同潤館と呼ばれる同潤会アパートに似た建物があります。
これもきっと”記憶の建築”。
同潤館をみて色んな記憶や思いが
皆の頭には湧き上がるのではないでしょうか。


同潤館



在りし日の同潤会アパート

建築史家の五十嵐太郎さんが著書「戦争と建築」で、
先の世界貿易センター跡地の計画のコンペで選ばれた
記憶の建築家・ダニエル・リベスキンドさんに触れて述べている言葉

 開発は戦争以上に都市を破壊する

戦争や震災のように強烈な記憶をみなに植えつけることなく、
都市は開発と破壊を繰り返しながら刻々と変化し続けます。
気がついたらなくなっているというのは少し寂しい気がします。

戦争と建築

戦争と建築

  • 作者: 五十嵐 太郎
  • 出版社/メーカー: 晶文社
  • 発売日: 2003/08/20
  • メディア: 単行本

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表参道ヒルズを少しだけ訪ねてみました。
六本木ヒルズは村上隆さんのアートがいっぱいありましたが、
表参道ヒルズはジュリアン・オピーさんでした。



↓このジャケットを手がけたのがジュリアン・オピーさん

Blur's Greatest Bits

Blur's Greatest Bits

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Food
  • 発売日: 2003/02/03
  • メディア: CD


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一人万博の記録 写真展『Yesterday Today Tomorrow』 [写真]

昨年愛知じゃなくて水戸で開催されのは
「日比野克彦の一人万博」
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-08-06
その活動の様子を写真家・竹内裕二さんが撮影した写真集が
とうとう発売になりました。

一人万博は一人ひとりが主役の万博。
でも、一人万博はいろんな人が集まってできた万博。
伝わってきます。

写真集の発売を記念した写真展がリトルモア地下にて開催中です。


久しぶりにみた一人万博のポスター。
デザインは日比野克彦さんの先輩・深澤直人さんです。

リトルモアの窓にも写真が!

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竹内裕二写真展「YESTERDAY TODAY TOMORROW」
 HIBINO EXPO2005 日比野克彦の一人万博の日々 @リトルモア地下
2006.2.14-3.12
リトルモア http://www.littlemore.co.jp/
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日比野克彦さんが水戸に帰ってくる!
京成百貨店の新店舗開店にあわせて、
イベント『DANBOX』が開催されます!
最終日は日比野さんも登場。
いけるかなぁ~

会期:3月17日(金)~21(火・祝)
   10:00~19:30(最終日は17:00閉場)
会場:京成百貨店(新店舗)7階催事場

 日比野克彦さんHP http://www.hibino.cc/info/topics/index.html
 水戸京成百貨店 http://www.mitokeisei.co.jp/


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