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竹富島へ  [旅]

石垣島から船に乗って竹富島にも行ってきました。

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赤煉瓦屋根の住居と
それを囲む石垣が続く島は、
とてもゆっくりした時間が流れていました。

岡本太郎は八重山諸島を訪れた際に、
「何もないこと」の印象について書いていますが、

「何もないこと」を
素朴とか機能美とかで捉えずに、
悠久に流れる生命の持続という大きな視点で捉えています。

悠久に流れる生命の持続としての「何もないこと」と、
島を流れる「ゆっくりした時間」は表裏の関係。

島から帰ってきて、
いろんなものがあまりに過剰な日々に戻ってみて、
改めて実感します。


沖縄文化論―忘れられた日本 (中公文庫)

沖縄文化論―忘れられた日本 (中公文庫)

  • 作者: 岡本 太郎
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1996/06
  • メディア: 文庫




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本の表紙に似たシーサーを見つけました。
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八重山上布のミニシーサー [手仕事]

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八重山上布で作られたシーサーです。

写真のように口を閉じたシーサーには
幸を逃がさないとの願いが込められているそうです。

口を日開いたシーサーもいたのですが、
そちらは幸を呼び込むそうです。

かわいいのでついつい買ってきてしまいました。

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石垣島には八重山上布や八重山ミンサーなど
染織物が多くありました。

人頭税として貢上していた時代が過去にあったため、
厳しい要求に応えるために高度な技術の染織物が
八重山諸島に生まれた歴史背景もあるようです。

貢上品というと、過度な装飾が気になる場合もありますが、
織物の場合は基本は幾何学模様や色の組み合わせなので、
貢上品といえども素朴な美しさを持っているような気がします。

日本民藝館などでも
高い技術の八重山や琉球の染織物が見られると思います。

高度な技術ゆえ、現在でも比較的高価な品となっており、
なかなか買うことはできませんが、
見ているだけでも素敵です。

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