竹富島へ [旅]
石垣島から船に乗って竹富島にも行ってきました。
------------------------
赤煉瓦屋根の住居と
それを囲む石垣が続く島は、
とてもゆっくりした時間が流れていました。
岡本太郎は八重山諸島を訪れた際に、
「何もないこと」の印象について書いていますが、
「何もないこと」を
素朴とか機能美とかで捉えずに、
悠久に流れる生命の持続という大きな視点で捉えています。
悠久に流れる生命の持続としての「何もないこと」と、
島を流れる「ゆっくりした時間」は表裏の関係。
島から帰ってきて、
いろんなものがあまりに過剰な日々に戻ってみて、
改めて実感します。
本の表紙に似たシーサーを見つけました。
------------------------
赤煉瓦屋根の住居と
それを囲む石垣が続く島は、
とてもゆっくりした時間が流れていました。
岡本太郎は八重山諸島を訪れた際に、
「何もないこと」の印象について書いていますが、
「何もないこと」を
素朴とか機能美とかで捉えずに、
悠久に流れる生命の持続という大きな視点で捉えています。
悠久に流れる生命の持続としての「何もないこと」と、
島を流れる「ゆっくりした時間」は表裏の関係。
島から帰ってきて、
いろんなものがあまりに過剰な日々に戻ってみて、
改めて実感します。
本の表紙に似たシーサーを見つけました。
八重山上布のミニシーサー [手仕事]
八重山上布で作られたシーサーです。
写真のように口を閉じたシーサーには
幸を逃がさないとの願いが込められているそうです。
口を日開いたシーサーもいたのですが、
そちらは幸を呼び込むそうです。
かわいいのでついつい買ってきてしまいました。
-------------------
石垣島には八重山上布や八重山ミンサーなど
染織物が多くありました。
人頭税として貢上していた時代が過去にあったため、
厳しい要求に応えるために高度な技術の染織物が
八重山諸島に生まれた歴史背景もあるようです。
貢上品というと、過度な装飾が気になる場合もありますが、
織物の場合は基本は幾何学模様や色の組み合わせなので、
貢上品といえども素朴な美しさを持っているような気がします。
日本民藝館などでも
高い技術の八重山や琉球の染織物が見られると思います。
高度な技術ゆえ、現在でも比較的高価な品となっており、
なかなか買うことはできませんが、
見ているだけでも素敵です。