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岡田崇人さんの彫絵鳥文皿 [やきもの]

益子の陶芸家、島岡達三さんの師弟展にはじめて行ってきました。

”夫々が作風の確立を目指して努力している姿は、
師である私にとっても何よりもうれしく楽しみである”

という島岡達三さんの言葉どおり、
夫々の作家さんの作風は
同じ一門であっても変化に富んでいて楽しめました。

それでも全体を見て統一感を感じるのは、
見た目や技術だけでなく、精神の伝承がうまくいっているからでしょうか。
すばらしいことです。

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島岡達三さんの門で5年の修業の後に
平成14年に独立された岡田崇人さんのやきものを購入しました。

流しかけなど豪快な印象の強い益子焼ですが、
岡田さんの作品は比較的緻密でデザイン性の高い模様が特徴のように感じます。
それでも益子焼の雰囲気も当然残っていて、
益子焼のざっくりとした温かみとデザイン性の高さの程よいバランスに新しさを感じました。

象嵌の技法を用いた作品が多くどれも素敵でしたが、
中に彫絵の技法の作品があり、めずらしく思い購入しました。


鳥の文が迷いのない手際で彫られたお皿です。
遊び心のあるデザインが素敵です。

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ぼくのブログにコメントくださるsoeさんのブログでも岡田崇人さんの作品が紹介されています。
ぼくはsoeさんに岡田さんを教えていただきました。ありがとうございます。

LIFE STYLE http://333.blog.ocn.ne.jp/mingei/2005/08/post_1af5.html 
          http://333.blog.ocn.ne.jp/mingei/2005/08/__75ff.html
soeさんの素敵な収集品が紹介されたブログです。うらやましい~。

岡田さんの作品はInternational Gallary BEAMSでも扱っているようです。

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島岡達三師弟展 @銀座たくみ
2005 9/24-29
出展作家:島岡達三、五十嵐俊樹、松崎健、土屋典康、島岡龍太、前山幸弘、宮嶋正行
明賀孝和、浜田英峰、筆谷桂、川上真悟、岡田崇人、福田るい

 銀座たくみ http://www.ginza-takumi.co.jp/


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