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「植田正治:写真の作法」展 [写真]

着物姿の女性や山高帽にこうもり傘を持った紳士とかが
砂丘で横一列に並び写る写真など、
独特の雰囲気を持った作品で知られる植田正治さん。
土門拳のリアリズムや木村伊兵衛のさりげなさとは異なり、
”演出写真”として知られています。
とても不思議な世界です。

今回は有名な「砂丘」シリーズのほかに、
初期や晩年の作品も展示されていました。
写真というより絵画に近い作品も多くあり、
初期の作品から構図や演出が凝っているように感じます。

デジタル時代になり、写真とアートの境界があいまいになってきてますが、
そのような仕事の先駆けとも感じる一方で、
芸術家ではなくあくまで写真家であり続けた方だったのかなとも思いました。
デジタルな処理でなく、演出で行ってる点が今逆に新鮮です。


妻のいる砂丘風景(III) 1950年

植田さんの作品を見て、
まだ行ったことのない鳥取砂丘、そして山陰に行ってみたくなりました。
植田さんは山陰に留まり続けた写真家でした。
 
 植田正治写真美術館 http://www.japro.com/ueda/

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「植田正治:写真の作法」展 @東京都写真美術館
2005 12/17-2006 2/5

東京都写真美術館 http://www.syabi.com/schedule/details/ueta.html
 


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オリジナル・ラヴの村山孝志さん 2 [音楽]

1年位前、元オリジナル・ラヴの村山高志さんが人気予備校講師、
という新聞記事に驚いて記事にしました。
オリジナル・ラヴ時代も講師を掛け持ちでされていたなんて!
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-02-09-7

その後、多くの方にコメントをいただきました。ありがとうござます。
現役の村山さんの生徒さんからのコメントも多くうれしいです。
おもしろいことに、皆さんはぼくとは逆で、
村山先生が元ミュージシャンという事実の方に驚いていらっしゃるみたいです。
ミュージシャンと予備校講師の組み合わせはやっぱり意外性がありますね。

ブログに訪問くださっても、
関連する記事がまったくなかったので、
もう一つ村山孝志さんの活躍されたバンドを紹介します。

村山さんはオリジナル・ラヴ脱退後、
同じくオリジナル・ラヴに在籍した宮田繁男さんとボーカルの田仲玲子さんとともに、
ファースト・インプレッションというバンドを結成されました。


こちらは1995年に発売されたデビュー・アルバムです。
当時、CMやテレビ番組のエンディング・テーマにも使われた曲も収録されていますので、
知らずに聴いている方がいるかもしれません。

現在はおそらく廃盤なので、なかなか手に入りにくそうですが、
村山さんが半分位作曲をされていますので、
探して聴いてみていただければ、と思います。


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