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フランク・ステラのピン・バッチ [20世紀美術(海外)]

フランク・ステラは好きな芸術家の一人です。

日本で収蔵している美術館も多いのですが、
川村記念美術館はステラのコレクションで有名です。

これまでも絵葉書は結構集めていたのですが、
川村記念美術館で小さなピンバッチを見つけました。

スケールや形が重要なステラ作品ですが、
こんなに小さくなったステラ作品も面白く感じます。

 川村記念美術館 http://www.dic.co.jp/museum/

ステラ

ステラ

  • 作者: フランク・ステラ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1993/05
  • メディア: 大型本

作品集も持っているのですが、
フランク・ステラの場合、
実際の作品を見に行ったほうがよさそうです。
愛知県美術館の常設展で見た作品はとってもスケールが大きくてビックリしました。


こんな立体作品もステラの作品"Luneville"(フランスの都市名?)
川村記念美術館の美術館入り口に常設されています。


タグ:Frank Stella
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「アルベルト・ジャコメッティ 矢内原伊作とともに」展 [20世紀美術(海外)]

細長い人体彫刻のイメージが強いジャコメッティですが、
 ”目に見えるものを見えるとおり表す”
という命題に、忍耐強く挑戦し続けた彫刻家だそうです。

”目に見えるものを見えるとおり表す”とは、
カメラで写したり、型をとったりしたような分身を作る
ということではなさそうです。

人が何か見るとき
ただ対象(の形)だけを見ているのではなく、
その対象の置かれた環境や空間も同時に見ていますし、
他にも対象のかたち以上の様々なことを見ています。

ジャコメッティの”目に見える”とは、
かたちにこだわらない、より大きな広がりをもった視覚で対象を見ること
だったのだろうと思います。

そう考えると
 ”目に見えるものを見えるとおり表す”
って結構難しいことです。
ジャコメッティの作品は、
まさに、忍耐強い日々の努力の積み重ねの結果生まれた作品でした。

日々の努力で生まれた作品に独特の重みというか深さを感じるのですが、
ジャコメッティの作品からもそんな重みや深さが伝わってきて、
それが人を感動させるのかと思いました。

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「アルベルト・ジャコメッティ 矢内原伊作とともに」展
@川村記念美術館
2006 10/10-12/3
http://www.dic.co.jp/museum/exhibition/giacometti/index.html


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