川俣正「通路」展 [現代美術]
川俣正さんの「通路」展に行ってきました。
川俣さんの活動のキーワードに
「アートレス」という言葉があります。
いわゆる(カッコつきの)「アート」とは
ずいぶん異なる川俣さんの作品は、
普通に作品があって鑑賞する
という感じではありません。
「通路」展から帰ってきて、
なんとなく理解し切れていない気がしたので、
川俣さんのことばを
最近出た本を頼りに読んでみることにしました。
本を読んでみると、
川俣さんの「アートレス」な活動は、
世界中で賞賛される一方で、
理解してもらえないこともしばしばあるようです。
いわゆる「アート」を想像してしまうと、
川俣さんの作品はむずかしく感じます。
川俣さんの作品は
最終的な作品よりも
作品のつくる過程や、
その際に生まれるコミュニケーションなどを重要視している点で
いわゆる「アート」とは大きく違います。
一番いい方法はきっと参加することなんだろうなと思いました。
いわゆる「アート」の知識なんて要らないので。
現実的には、時間が無くて参加できそうにありませんが、
↓こちらの絵本ではちょっと参加した気分が味わえるような気がしました。
橋を歩いていく (Contemporary Art Book)
- 作者: 川俣 正
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/08
- メディア: 単行本
ところで、
「さんまのスーパーからくりTV」に出演していた加藤淳さんが
川俣さんとの共同活動を前からされているんですよね。
加藤淳さんの行動範囲の広さに驚かされます。
加藤淳さんのエッセー http://www.tda.ac.jp/kato/tda_kato/kato.html
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川俣正「通路」展@東京都現代美術館
2008/2/9-4/13
http://www.kawamata.mot-art-museum.jp/walkway/index.html
http://www5a.biglobe.ne.jp/~onthetab/
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