もたれたくなる彫刻 安田侃「意心帰 ISHINKI」 [屋外彫刻]
東京国際フォーラムにあるこの彫刻。
世界で活躍する彫刻家・安田侃さんの「意心帰 ISHINKI」です。
妙に惹かれる、
思わず駆け寄って、
もたれたくなるようなフォルム。
いいなぁ。
東京国際フォーラムのアートワーク
http://www.t-i-forum.co.jp/general/guide/artwork/index.php
安田侃さんのHP http://www.kan-yasuda.co.jp/
安田さんの作品のための美術館
アルテピアッツァ美唄 http://www.kan-yasuda.co.jp/arte.html
東京のストーン・サークル リチャード・ロング「ヘミスフィア・サークル 」 [屋外彫刻]
東京国際フォーラムの地上広場にあるこのサークル状の石
程よい大きさと高さ。
うっかりすると、何も考えずよっこいしょと座ってしまいそうですが、
リチャード・ロングさんの「ヘミスフィア・サークル 」という作品です。
リチャード・ロングさんはストーン・サークルなど
大地に人間の微かな営みの痕跡を残す作品(アース・ワーク)で有名です。
休日の国際フォーラムには屋台村がきていて、
皆、「ヘミスフィア・サークル 」に座って食べてます。
お気に入りの石を見つけて、、、
微笑ましい光景です。
東京国際フォーラムのアートワーク
http://www.t-i-forum.co.jp/general/guide/artwork/index.php
リチャード・ロングさんHPを発見 http://www.richardlong.org/
(日本では直島の作品が有名です)
ケンチャナヨー 新国立劇場「その河をこえて五月」 [演劇]
韓国と日本による共同作業で生まれた舞台の待望の再演。
作、演出、そして出演すべて日韓の共同作業です。
つまり、日本語と韓国語の入り乱れた舞台となります。
一応、字幕はあるものの、
韓国語を理解しない観覧者(ぼく)にとっては、
言葉の通じない状況で何とか意思疎通を図ろうとする出演者達と共に、
身をもって”異国間コミュニケーション”を体験しながら
作品の世界に入っていくことができます。
言葉が通じない状況で、
”相手の言っていることを知りたい”という思いと、
”自分の思いを相手に伝えたい”という思いが
自然と湧いてきます。
作品では日韓に限らず、男女、親子、夫婦、世代など
異国間以外のすれ違いが登場します。
言葉の壁は大きいものの、
言葉が通じてもコミュニケーションの問題はいろいろありそうです。
結局、コミュニケーションは
言葉というより思いが大事なのでしょうね。
”知りたい”とか”伝えたい”という思い。
こんな思いがある限りは、
ケンチャナヨー(ダイジョウブダー)
という感じでしょうか。
いい舞台でした。観てよかった。
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「その河をこえて五月」 @新国立劇場 小劇場
2005 5/13-29
作:キム・ミョンファ 演出:イ・ビョンフン 作・演出:平田オリザ(青年団)
出演:三田和代、小須田康人、佐藤誓、椿真由美(青年座)、蟹江一平、島田曜蔵、
パク・ソンヒ、イ・ナムヒ、ソ・ヒョンチョル、チョン・ジェウン、キム・テイ
新国立劇場 http://www.nntt.jac.go.jp/
(見逃した方、記事を書いている時点で、埼玉公演とソウル公演が残ってます)
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ちなみに「日韓友情年2005」記念事業です。
今年が日韓友情年2005って知ってました?
(ぼくは知らなかったもので、、、)
日韓友情年2005 http://www.jkcf.or.jp/friendship2005/
先日観てきた森美術館の「秘すれば花 -東アジアの現代美術」展も
「日韓友情年2005」記念事業でした。
韓国のアーティストの作品も多く観る事ができます。
スゥ・ドーホーさんの作品やっと見ることができました。
なんかいい。
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「秘すれば花 -東アジアの現代美術」展 @森美術館
2005 3/29-6/19
森美術館 http://www.mori.art.museum/html/jp/index.html