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「カルティエ現代美術財団コレクション展」 [現代美術]

日常性、スナップ・ショット、未成年的、マイナー、キッチュ
物語性、記憶、周縁、文化多元主義、、、

現代美術のキーワードはいろいろありますが、
「カルティエ現代美術財団コレクション展」は
そんな現代美術をぎゅっと集めた展覧会でした。

美術館の厳正さを持ちつつも、
個人収集のような自由さを持つ
企業であるカルティエのコレクションに
ワクワクしました。

松井みどりさんの「アート:”芸術”が終わった後の”アート”」
が副読本としてお薦めです。
久しぶりに読み返してみようと思います。
誰もが認める21世紀現代美術の解説書。

アート:“芸術”が終わった後の“アート”

アート:“芸術”が終わった後の“アート”

  • 作者: 松井 みどり
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 単行本

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lonely planet 孤独な惑星

lonely planet 孤独な惑星

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: リトルモア
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 大型本

水戸芸術館の「孤独な惑星展」のカタログ表紙にもなっている
トニー・アウスラーの作品を本展覧会でも久しぶりに拝見できました。
どうも脳裏に残る作品です。

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日本人では森山大道さん、松井えり菜さんとともに
川内倫子さんの「キュイ キュイ」が展示されていました。
祖父の死と姪の誕生を含む家族の13年間を映した作品をスライド形式でみて、
写真の美しさだけでなく、その背後に写る色々な物語や関係性に
あらためて感動しました。
今更ですが、いい写真集です。

Cui Cui

Cui Cui

  • 作者: 川内 倫子
  • 出版社/メーカー: フォイル
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本

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「カルティエ現代美術財団コレクション展」@東京都現代美術館
2006 4/22-7/2
カルティエ現代美術財団コレクション展 http://mot-art-museum.jp/special/cartier/
カルティエ現代美術財団 http://www.fondation.cartier.fr/


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「谷俊幸 影と光展」  [デザイン]

照明作家の谷俊幸さんの作品を見に表参道ヒルズに行ってきました。
曲げわっぱなど日本の伝統的な技術と現代的なデザインが融合した谷さんの作品を
一同に見ることができました。

照明が人を惹きつけるのか、多くのお客さんがいらしてましたが、
老若男女を問わず皆熱心に楽しそうに作品を見ていらっしゃる姿が印象的です。

谷さんの照明作品は
照らすという機能的な点だけでなく、
心を落ち着かせてくれたり、心地よくさせてくれるような
照明の持つ効果を考えて作られています。

デザインのすばらしさや作品の持つ魅力を改めて実感しました。

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曲げわっぱの技法を用いた谷俊幸さん作品「Shuriken」は
我が家ので愛用中です。 
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-04-15-3
今回は作品を作る道具が一緒に展示されていたりして
余計に作品に愛着を感じることができました。
あのような道具で作られていらっしゃるんですね。

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「谷俊幸 影と光展 ~ここに在る世界観~」 
2006 6/17-29 @effy gallery&store(表参道ヒルズ)
2006 7/1-7/17 @MEISTER http://www.meister-mag.co.jp/news.html

 照明作家・谷俊幸 http://www.modern-t.com/


「照屋勇賢 水に浮かぶ島展」 [現代美術]

昨年、「横浜トリエンナーレ2005」で知った
照屋勇賢さんの個展に行ってきました。
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-12-07

紙袋を切り抜いて樹木を表現した作品”告知-森”
沖縄出身の照屋さんらしい紅型の作品”結い” など
どれもとても美しい作品です。

一方で見た目に美しいだけでなく、
”告知-森”の紙袋がマクドナルドの紙袋であったり、
”結い” では紅型の伝統柄の中に落下傘部隊が一緒に染められていたり、
と色々と深読みさせてくれるのも面白く感じます。

パンフレットには
 ”一つひとつの作品から、様々な読み解きを楽しんでいただけるでしょう”
とあります。

浅草にお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただければと思います。
ちょっとした発見があるかもしれません。

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「照屋勇賢 水に浮かぶ島展」@すみだリバーサイドホール・ギャラリー
2006 6/17-7/18 観覧無料
 アサヒ・アート。コラボレーション http://www.asahi-artfes.net/program/b.html
 (アサヒビールのメセナ活動です)


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カガミクリスタルの新ブランド「benedetto」 2 [デザイン]

菰田和世さんをデザイナーに迎えた
カガミクリスタルの新ブランド「benedetto」
前回の記事のものとは別にもう一つ購入しました。

 前回の記事 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-07-03


「benedetto」よりRING(リング)シリーズのタンブラーです
色はantiqueolive 
落ち着いた色合いです

同じシリーズで揃えるのもいいですが、
毎日気分で使い分けるのが好きなので、
違うシリーズでタンブラーを揃えました。
とはいえ、デザイナーが同じなので大きさや形に統一感があります。

 カガミクリスタル「benedetto」 http://www.kagami.jp/benedetto/index.html
 桐山セレクション・菰田さんページ 
   http://www.japandesign.ne.jp/HTM/DCG/CURATOR/komoda/


カガミクリスタルの新ブランド「benedetto」 [デザイン]

菰田和世さんをデザイナーに迎えた
カガミクリスタルの新ブランド「benedetto」
これまでの江戸切子とは一味違ったシンプルで繊細な表現が素敵です。

シンプルなデザインはごまかしがききません。
カガミクリスタルの持つ材料や技術の力が存分に発揮されています。


「benedetto」よりMAGLIA(マリヤ)シリーズのタンブラー

なかなか高価なシリーズなのですが、
先日開催されたクリスタル祭に出かけてきて
お手ごろな価格で購入しました。
次回は12月開催。

 カガミクリスタル「benedetto」 http://www.kagami.jp/benedetto/index.html
 桐山セレクション・菰田さんページ 
   http://www.japandesign.ne.jp/HTM/DCG/CURATOR/komoda/

カガミクリスタルに関連する過去の記事:
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-01-31
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-01-28-1
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-02-27-5


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