SSブログ

D-BROS 渡邊良重さんのレターセット [デザイン]

先日行った大貫妙子さんの"Boucles d'oreilles"Tour2007で、
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2007-05-02
ツアーグッズのレターセットを購入しました。

デザインはD-BROSの渡邊良重さん
大貫妙子さんの"Boucles d'oreilles"のCDジャケットもデザインされました。

Boucles d'oreilles (ブックル ドレイユ)

Boucles d'oreilles (ブックル ドレイユ)

  • アーティスト: 大貫妙子
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: CD


透ける紙の素材をたくみに使いながら、
物語性のあるデザインが素敵です。

↓こちらは渡邊良重さんと内田也哉子さんによる絵本

ブローチ

ブローチ

  • 作者: 内田 也哉子, 渡辺 良重
  • 出版社/メーカー: リトルモア
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: ハードカバー

D-BROS http://www.d-bros.jp/

---------------------

↓はD-BROSのもう一人のデザイナー植原亮輔さんのカレンダーの記事
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-01-09
記事は昨年のものですが、今年も同シリーズを使用しています。
こちらも素敵です。


木のテープ・ディスペンサー [デザイン]

木のテープ・ディスペンサー

機能的に重いことが求められることが多いテープディスペンサーは
金属や陶器など重い素材でできていることが多いのですが、
こちらは木の素材が新鮮です。

片手ではテープをうまく切れませんが、
テープを切るために手で持ったときの質感は
他に変えがたいです。

デザインはデンマークのナッド・ホルシャーさん。
アルネ・ヤコブセン事務所で働かれた経歴もあるようです。

http://www.denmark.or.jp/jddc/holscher.html
http://www.scanwood.dk


「柳宗理 生活の中のデザイン」展 [デザイン]

新国立美術館の開館記念展「20世紀美術探訪」展で、
民藝がデュシャンと一緒に展示されていて驚いたのですが、
民藝のそばにはバウハウスなども展示されていました。
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2007-02-04-1

工業化社会の中で消えていく手仕事に美を見つけた民藝と
工業化社会の中で登場した新しい材料や技術に新たな美を見つけたバウハウスは
違うようでいて、共通項を感じます。

これは、民藝の創始者の柳宗悦さんと
バウハウスに影響を受けたその息子の柳宗理さん
の関係に似ているような気がします。

柳宗悦さんのいう手仕事と
柳宗理さんの工業(インダストリアル)・デザインは
一見相容れないような気がしますが、
柳宗理さんの語るデザインをいくつかを列挙してみると、

 ・アノニマス・デザイン
   デザイナーのタッチしない、自然に生まれた無意識の美
   見てくれとか流行とかに影響されない
 ・マス・プロダクト
   大量生産を前提とする
   ただし、オーバー・プロダクトではない
 ・機能性
   機能性に優れ、すぐれた技術や材料が使用されている
 ・美的造形
   いくら機能性に優れていても美しくなければダメ

一方、柳宗悦さんの民藝をなんとなく要約すると、

 ・無名の職人が作っている、安くて使いやすいもの
 ・用の美(機能的に無駄がなく美しい)

柳宗理さん自身、本の中で語っておられますが、
柳宗理さんの語る言葉は、
どれも柳宗悦さんの民藝に通ずるものがあるような気がします。

柳宗理 エッセイ

柳宗理 エッセイ

  • 作者: 柳 宗理
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2003/06/24
  • メディア: 単行本


----------------------------------

柳宗理さんのデザインされたものを改めて見ると、
あまりに生活になじみやすいデザインのため見逃してしまいそうなんですが、
厳しい美意識のもとで考え抜かれたものなんだなと思いました。

生活になじみやすいデザインも
美に対する厳しさも
やはり民藝に通じる気がします。

----------------------------------

「柳宗理 生活の中のデザイン」展 @東京国立近代美術館
2007 1/19-3/4


佐藤卓展「日常のデザイン」 [デザイン]

デザイナーの佐藤卓さんの仕事を集めた展覧会です。

アーティストが何かを作り出す人なのに対し、
デザイナーは何かを発見する人だと感じました。
そのためによく観察し、
観察したり発見したりしたものを
言葉や形などに変換し表現する人。
佐藤卓さんの仕事を見て、そう思いました。

 

ドリンク剤の「ゼナ」をデザインされたときの話
世の中のドリンク剤を観察した結果、
よくわからない、ということがわかったそうです。
わからないということが何か効きそうというイメージを与えていることを発見し、
”わからない”をデザインした結果が、
「ゼナ」のパッケージだそうです。
現在の「ゼナ」は、企業のデザイナーさんがデザインされてますが、
わからない感は受け継がれています。

他にも新たな発見や視点の得られる展覧会でした。

------------------------------------------
佐藤卓展「日常のデザイン」@水戸芸術館
2006 10/21-1/14
 http://www.arttowermito.or.jp/satotaku/satotakuj.html

ほぼ日刊イトイ新聞に第2会場があります
 http://www.1101.com/sato_taku/index.html

展覧会企画のおみやげプロジェクトは
  http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-11-10
  http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-11-11-1

-------------------------------------------

 佐藤卓デザイン事務所 http://www.tsdo.jp/


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(2) 
共通テーマ:アート

佐藤卓デザイン 茨城土産「チョコ★いも」 [デザイン]

茨城の名物で一番好きな食べ物は「干しいも」です。
そのあまりのおいしさに、以前記事で紹介しました。
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-16

そんな、「干しいも」を使ったお菓子が、
佐藤卓さんのデザインで生まれました。


「チョコ★いも(チョコほしいも)」
試行錯誤の末に生まれた
ホワイトチョコと干しいもの(ありそうでなかった)出会いです。

 佐藤卓展のおみやげプロジェクトから生まれました
  http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-11-11


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

木のマウスパッド「KOZUKUE」 [デザイン]


ありそうでなかなかない木のマウスパッド。
シンプルなだけにむずかしそうなデザインは小泉誠さんです。
素材はいくつかあったのですが古代ニレを選びました。
長い時間をかけて得られた渋い色が素敵です。
長く使えそう。

 こいずみ道具店 http://www.koizumi-studio.jp/shop_home.html

 過去の関連記事:http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-12-03-1


「谷俊幸 影と光展」  [デザイン]

照明作家の谷俊幸さんの作品を見に表参道ヒルズに行ってきました。
曲げわっぱなど日本の伝統的な技術と現代的なデザインが融合した谷さんの作品を
一同に見ることができました。

照明が人を惹きつけるのか、多くのお客さんがいらしてましたが、
老若男女を問わず皆熱心に楽しそうに作品を見ていらっしゃる姿が印象的です。

谷さんの照明作品は
照らすという機能的な点だけでなく、
心を落ち着かせてくれたり、心地よくさせてくれるような
照明の持つ効果を考えて作られています。

デザインのすばらしさや作品の持つ魅力を改めて実感しました。

---------------------------------

曲げわっぱの技法を用いた谷俊幸さん作品「Shuriken」は
我が家ので愛用中です。 
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-04-15-3
今回は作品を作る道具が一緒に展示されていたりして
余計に作品に愛着を感じることができました。
あのような道具で作られていらっしゃるんですね。

--------------------------------
「谷俊幸 影と光展 ~ここに在る世界観~」 
2006 6/17-29 @effy gallery&store(表参道ヒルズ)
2006 7/1-7/17 @MEISTER http://www.meister-mag.co.jp/news.html

 照明作家・谷俊幸 http://www.modern-t.com/


カガミクリスタルの新ブランド「benedetto」 2 [デザイン]

菰田和世さんをデザイナーに迎えた
カガミクリスタルの新ブランド「benedetto」
前回の記事のものとは別にもう一つ購入しました。

 前回の記事 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-07-03


「benedetto」よりRING(リング)シリーズのタンブラーです
色はantiqueolive 
落ち着いた色合いです

同じシリーズで揃えるのもいいですが、
毎日気分で使い分けるのが好きなので、
違うシリーズでタンブラーを揃えました。
とはいえ、デザイナーが同じなので大きさや形に統一感があります。

 カガミクリスタル「benedetto」 http://www.kagami.jp/benedetto/index.html
 桐山セレクション・菰田さんページ 
   http://www.japandesign.ne.jp/HTM/DCG/CURATOR/komoda/


カガミクリスタルの新ブランド「benedetto」 [デザイン]

菰田和世さんをデザイナーに迎えた
カガミクリスタルの新ブランド「benedetto」
これまでの江戸切子とは一味違ったシンプルで繊細な表現が素敵です。

シンプルなデザインはごまかしがききません。
カガミクリスタルの持つ材料や技術の力が存分に発揮されています。


「benedetto」よりMAGLIA(マリヤ)シリーズのタンブラー

なかなか高価なシリーズなのですが、
先日開催されたクリスタル祭に出かけてきて
お手ごろな価格で購入しました。
次回は12月開催。

 カガミクリスタル「benedetto」 http://www.kagami.jp/benedetto/index.html
 桐山セレクション・菰田さんページ 
   http://www.japandesign.ne.jp/HTM/DCG/CURATOR/komoda/

カガミクリスタルに関連する過去の記事:
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-01-31
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-01-28-1
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-02-27-5


古典的な仏僧のカバン パタゴニア ライトウェイト・トラベル・クーリエ [デザイン]


古典的な仏僧の肩掛けカバンからヒントを得たというバッグ。
昔からある形はとてもシンプルで機能的に感じます。

旅行に行く時のサブバッグとして購入しました。
売り切れ気味ですが、8月頃には再入荷予定のようです。

 patagonia http://japan.patagonia.com/japan/index.shtml


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。