「ルーシー・リー展」が再びやってくる [巨匠・人間国宝]
「背筋のあたりにテンションが走る」ような建築といえば谷口吉生さん。
作品に人柄がにじみ出ているような気がします。
「背筋のあたりにテンションが走る」ようなやきものといえば、、、
思い出すのはルーシー・リーさん。
見た目の派手さはないのですが、
静かな美しさを内に秘めた
存在感のある作品を作っていらっしゃいます。
また、シンプルで繊細な作品の裏には
作者の美意識が強く感じられます。
やはり「背筋のあたりにテンションが走る」ようなやきものです。
いつも白いエプロン、白い服、白いスニーカーで作品を作りつづけた
なんてこだわりも。
2003年の展覧会は静かな感動の連続でしたが、
2005年、また展覧会が開かれるようで、
やきものに興味がある人も、そうでない人も、
ぜひ行っていただければと思います。
「ルーシー・リー展」 @ニューオータニ美術館(東京)
2005 9/10-11/20
http://www.newotani.co.jp/group/museum/index.html
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前回の展覧会のカタログは愛蔵の書。
でも、本物がもう一度見たい。
今年はこちらの本も発売されました。
興味のある方は一度探してみてください。オススメです。