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「杉本博司:時間の終わり」展 [写真]

杉本博司さんの建築を撮影した写真「Architecture」シリーズは、
焦点を無限大の2倍にわざと設定し、強制的にぼかされています。

美術館で遠くからみると、
一見焦点があってるようにみえるけど細部は分かりません。
その後、徐々に近づいていくと段々焦点が合わなくなり、
やはり細部が分かりません。
どこまで近づいても細部が見えない。
不思議な体験でした。

”記憶の中に結ばれた像(イメージ)”といわれて納得。

ぼけててもクライスラー・ビルってちゃんとわかるんですよね
確かに記憶の中のクライスラー・ビル
これ以上のディテールは、、、思い出せない(汗)

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杉本博司さんの作品の全貌を今回はじめて知りました。
またも頼りとしたのは「BRUTUS」

BRUTUS http://www.brutusonline.com/brutus/issue/index.jsp?issue=578

どの作品もなんだか深いです。
リアル、美、不変、真実、時間、、、
色々深読みしてしまいそうです。
展覧会の売店には大森荘蔵さんの本が並んでたり。
面白かったです。

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「杉本博司:時間の終わり」展 @森美術館
2005 9/17-2006 1/9

森美術館 http://www.mori.art.museum/html/jp/index.html
 


タグ:杉本博司
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堀口捨己設計 水戸地方気象台 [茨城]

水戸芸術館の帰り道、
水戸地方気象台に立ち寄ってきました。

堀口捨己さんの昭和10年の設計。
現役で使われてました。

数寄屋造りと・・・といった極少の予備知識しかなかったのですが、
装飾のないモダンな建築でした。
ちょっと調べてみたいです。


門は開いていたのですが、勇気がなくあまり近づけませんでした
そのため写真わかりにくいです

 水戸地方気象台 http://www.tokyo-jma.go.jp/home/mito/


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