「八木一夫展」 [巨匠・人間国宝]
「用途を持たないやきもの」というジャンルを切り拓いたのが、
八木一夫さんです。
一種のオブジェです。
用途を無視した使いにくい器なども困り者ですが、
用途という呪縛から逃れたやきものは、
自由奔放でいいですね。
(河井寛次郎さんの後期の作品とかも)
やきものにとって、用途との決別は、
可能性を広げる画期的なできごとだったようです。
代表作「ザムザ氏の散歩」
イサムノグチファンなら楽しめるのでは?
用途の呪縛。
例えば、用途の呪縛と決別した建築とか、
想像すると面白そうです。
ここまでくるとデザインというよりアートですね。
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「八木一夫展」@茨城県陶芸美術館
2005 4/23-6/19
今後、東京都庭園美術館などに巡回
茨城県陶芸美術館 http://www.edu.pref.ibaraki.jp/tougei/
美術館周辺には多くのやきものオブジェが点在しています。必見!