「Exposition Monet 2010 モネ展」@パリ・グランパレ [海外美術]
現在パリのオルセー美術館は大改装中です。
展示作品が大幅に制限されているのは
今回のパリ旅行で残念な点でした。
ただ、そのおかげで日本では
「オルセー美術館展」が巡回し、
多くの有名な作品がやってきました。
一方、パリでは
オルセー美術館所蔵のモネの作品を核にしつつ
欧米各国からも多くのモネの作品を集めて、
大規模なモネの展覧会が開催されました。
場所はグラン・パレ。
かなり混雑していて、
事前予約をしていなかったこともあり
3時間待ちでようやく入場できました。
展覧会はというと、
ハイレベルな質と量の作品に圧倒されました。
このような展覧会が開催されるパリの方々がうらやましいです。
オルセー美術館(とピカソ美術館)が改装中なので
パリに行くか少し迷ったのですが、
今回のようなモネ展に出会えてよかったです。
オルセー美術館が改装中ゆえの展覧会でした。
↓公式HP 展覧会は終了しましたが、とてもきれいなHPなので一見の価値ありです。
Exposition Monet 2010 http://www.monet2010.com/
モネ (ニューベーシック) (タッシェン・ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)
- 作者: クリストフ・ハインリッヒ
- 出版社/メーカー: タッシェン
- 発売日: 2000/07/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
アンドレ・ブルトンのアトリエ@パリ・ポンピドゥセンター [20世紀美術(海外)]
「パリ、フォンテーヌ通り、アンドレ・ブルトンのアトリエ壁面の再構成」
「シュルレアリスム宣言」によって
シュルレアリスムを創始したアンドレ・ブルトンのアトリエには
彼の収集したシュルレアリストの作品、名もなきオブジェ、アフリカのお面などが
渾然と、それでいて几帳面に並べられていました。
1966年にアンドレ・ブルトンが亡くなって以来、
2003年まではそのまま保存されていたようですが、
その後はオークションにかけられ、
残念ながら現在は残っていません。
パリのポンピドゥセンタの常設展には
アンドレ・ブルトンのアトリエの壁面の一部が
国がそっくり買い取って再現されていました。
アンドレ・ブルトンの文章は難しいのですが、
このアトリエには一目で惹きつけられる魅力があります。
Centre Pompidou http://www.cnac-gp.fr/
----------------------------
国立新美術館で開催中のシュルレアリスム展に先日行ってきたのですが、
2003年以前にアンドレ・ブルトンのアトリエを撮影した映像
「野生状態の眼 アンドレ・ブルトンのアトリエ」が
休憩室で流されていました。
アトリエに実際に行った気分になれる映像で、
再現では分からない元々のアトリエの持つ雰囲気が伝わってきました。
見飽きないです。
シュルレアリスム展に行かれた際はぜひご覧ください。
---------------------------------
「シュルレアリスム展」@国立新美術館
2011/2/9-5/9
http://www.sur2011.jp/
-----------------------------------
↓パリ旅行の参考になります。ポンピドゥセンタのアンドレ・ブルトンの壁面の記事もあります。