名古屋のDOCOMOMO [建築]
カーサ・ブルータス2004年9月号で、
DOCOMOMOの存在をはじめて知りました。
DOCOMOMOは
「モダニズムに関わる建物や資料を保存する意義を訴えることを目的とする国際組織」
だそうです。
ドコモモ・ジャパンは「DOCOMOMO100選」として、
100件のリストを掲げており、カーサ・ブルータスでも詳しく紹介されています。
このようにリスト化されると、
なぜか全部見なくちゃいけない気がしてきます。
東京都に一番多くありますが、
愛知県にも3件ありました。
よく見ると、結構なじみの建物が、、、2件。
あらためて訪ねてみました。
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1件目は、
「名古屋大学豊田講堂(1960)」
槇文彦さんの処女作のようです。
あらためて見ると丘陵の上に立つ姿は神殿のようでもあります。力強い柱など。
時計が夜光ります
ところで、なぜ豊田なのか?実は車の形をしているなど諸説ありましたが、真相は?
2件目は豊田講堂から徒歩10分、
「南山大学(1965)」
設計はアントニン・レーモンドさんです。
打放しコンクリートにオレンジ色をアクセントとし、
キャンパス全体に統一感があります。
外国人も多い国際的なキャンパスです
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松下電工汐留ミュージアムでは
「文化遺産としてのモダニズム建築ーDOCOMOMO100選」展
が開催中のようで、行ってみようかと考えています。
同様な趣旨で近代化遺産100選とかあったら、とっても興味あります。
(もしかしたらあるのかな?)
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ドコモモ・ジャパン http://www.docomomojapan.com/index.html
カーサ・ブルータス http://www.brutusonline.com/casa/issue/200409/index.jsp