SSブログ

イサム・ノグチ 広島平和大橋 [イサム・ノグチ]

イサム・ノグチ悲願の広島原爆慰霊碑は
ついに実現しませんでしたが、
広島平和公園に通じる橋は実現しました。


生命を表す「つくる」と名づけられた東の大橋
太陽が昇るような欄干に力強い生命感を感じます。


別離を意味する「ゆく」と名づけられた西の大橋
和船の舳先をかたどった欄干。船に乗って逝く人々を表します。

イサム・ノグチの広島原爆慰霊碑案は
犠牲者を思いしのぶ地上部分と
新たな命の誕生を暗示する地下部分
からなってましたが、
イサム・ノグチの死者と新たな生命への思いは、
実現しなかった広島原爆慰霊碑案の1年前に完成した
2つの平和大橋に残されているような気がします。

広島平和大橋には
架け替え計画があったような気がします。。。どうなるでしょう。。。

----------------------------


丹下健三さん設計の広島原爆慰霊碑。
静かな瞑想にいざなってくれます。
丹下健三さんは今年亡くなられましたが、
設計に込められた慰霊の気持ち、平和への願いはいつまでも。

(写真は2年前の旅の時のもの)


タグ:isamu noguchi

本日開幕! 日比野克彦の一人万博 [現代美術]

本日、万博が開幕しました!
茨城県水戸市で!
日比野克彦の一人万博!!!






------------------------------

「HIBINO EXPO 2005」のHPの
日めくりカウントダウン(100の指令)はしていただけました?
 HIBINO EXPO.2005 http://www.hibino-expo.jp/
  http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-06-09

100の指令を読んで気分を盛り上げ、
いざ万博会場へ。

この「100の指令」
最近、本が出ていることを知りました。

100の指令

100の指令

  • 作者: 日比野 克彦
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 単行本


最後の写真の明後日新聞社は http://www.asatte.jp/news/

--------------------------------

初日は日比野克彦さんとプロダクト・デザイナーの深澤直人さんの対談が開催。
満員御礼で大盛況。一番人気のパビリオンでした。
深澤さんが日比野さんを”ヒビノ”と気安く呼んでいらっしゃって驚いたんですが、
大学時代サッカー部の1年先輩と後輩の関係のようで、またびっくり。
今回の万博のポスター(写真のビールケースみたいなの)は、
2人の共同作業で生まれました。

アーティストとデザイナーの対談。
デザイナーはアーティストを”人間くさい”といいます。
均質な人間が透けて見える(みんなに受け入れられる)デザイナーの作品に比べ、
個性を強く主張するアーティストの作品は”人間くさい”ようにみえます。
でも、アーティストは決して自分勝手でなく、
”みんな”を相手にしています。
”みんな”に向けて作品を発表し、
”みんな”の反応を楽しんでいます。
これ、デザイナーも同じです。

アーティストとデザイナーの違いをよく考えていましたが、
似ているところもあるんだと、
2人の対談を聴いていろいろ考えました。

日比野さんのHP http://hibino.cc/
NAOTO FUKAZAWA DESIGN http://www.naotofukasawa.com/

--------------------------
「日比野克彦の一人万博」 @水戸芸術館現代美術ギャラリー
2005 8/6-9/19



東京で食べられる味噌カツ 矢場とん銀座店 [名古屋]

東京・東銀座の歌舞伎座に行く時、
立ち寄る店があります。

「矢場とん」です。

2004年3月に名古屋の味噌カツの名店「矢場とん」が東京進出する
とのニュースを聞いたときは驚いたものです。
開店1週間後位にとりあえず行ってみると、結構お客さんがいて、
もしかして地元が名古屋の人ばかりかな~?
なんて思ったりしました(真相は不明です)。

先日、歌舞伎座に行ったときも立ち寄ったのですが、
結構お客さんがいて安心しました。

今では名古屋でも食べられる”鉄板とんかつ”は
銀座店が最初だった気がするんですが、、、
違いましたっけ?

矢場とん http://server15.joeswebhosting.net/~ya8177/index.php

 8月10日は矢場とんの日だそうです。


この豚さんが目印です。


七月大歌舞伎 「NINAGAWA十二夜」 [演劇]

七月の歌舞伎座の演目は、シェークスピアの「十二夜」。
蜷川幸雄さん演出です!

串田和美さん、野田秀樹さんに続いての、
伝統芸能と現代演劇の競演。

蜷川さんは観客を驚かすのが好きです。
驚かすことで観客を一気に日常から舞台の世界に引きずりこむ訳で、
幕開けに色んな仕掛けを持ってくることが多いです。
今回は、舞台を一面覆う鏡で観客の度肝を抜きました。

他にも、チェンバロを用いた音楽が流れたり、
暗転を多用した照明だったり、
いろいろ驚きがありましたが、
実は想像以上に歌舞伎のもつ古典のよさを残す演出だった気がします。

最近の蜷川さんは役者を生かす演出スタイルが多いですが、
歌舞伎の役者さんの実力を生かすとなると、
自然と歌舞伎に戻ってきちゃうのかなと思います。

---------------------------

七月大歌舞伎 「NINAGAWA十二夜」 @歌舞伎座
作:W・シェクスピア 訳:小田島雄志 脚本:今井豊義 
演出:蜷川幸雄 装置:金井勇一郎 照明:原田保 
出演:尾上菊五郎、尾上菊之助、中村時蔵、中村信二郎、尾上松緑、市川亀治郎、市川段四郎、市川左團次 他

松竹  http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/0507/


津軽塗 田中屋の箸 [手仕事]

塗物(漆器)は黒や朱一色のシンプルなものが
やっぱりいいかなと思うんですが、
斑点模様入りの塗物で有名な津軽塗の本場・弘前に行くと、
模様入りにも色んな種類があり、
結構奥深いなと思いました。

中でも気に入ったのが”紋紗塗”
一見、黒一色ですが、
よくみると艶消しの下地に、艶のある漆の模様が浮かびます。

この模様は単なる飾りじゃなくて、
通常の漆器に比べ堅牢性に富むという利点も有しているため、
刀の鞘などによく用いられたようです。

模様にもいろいろ意味があるんだなぁと感心しつつ、
津軽塗の老舗「田中屋」さんで箸を購入しました。

田中屋 http://www.jomon.ne.jp/~tanakaya/

-------------------------------

追記:

革製品でも、ルイ・ヴィトンのエピシリーズのように
型押しされたものがありますけど、
津軽塗の”紋紗塗”も
あれと一緒だなぁと思いました。
傷つきにくく長持ちするって点で。
どうでしょう?


八方尾根~唐松岳の花 2 北海道の花との比較 [花]

今回の八方尾根の旅では、
先日の北海道旅行で出会った花とも再会。

ただ、比較してみると、
同じ仲間でも何か違うものもあったりして、
おもしろいです。

--------------------


ヨツバシオガマ 八方尾根


ヨツバシオガマ(レブンシオガマ) 礼文島
 
礼文島のは明らかに丈が長くて"レブンシオガマ"と呼ばれるそうです。

-------------------


ハクサンイチゲ 八方尾根


エゾノハクサンイチゲ 利尻山

結構似ているのですが、葉っぱの形がやや違うそうです。

-------------------------------


エンレイソウ 八方尾根


オオバナノエンレイソウ 利尻山

花の色、そして大きさが全然違います。
”オオバナノエンレイソウ”は北海道ではポピュラーで北海道大学の校章にもなってます。
 北海道大学 http://www.hokudai.ac.jp/

--------------------


シナノキンバイ 八方尾根


レブンキンバイ 礼文島

"レブンキンバイ"は萼片(花びらみたいの)にギザギザがあります。
あと葉の形が違うようで。。。
(記事の写真じゃ分かりません、、、スミマセン)

---------------------


ハクサンフウロ 八方尾根


チシマフウロ 礼文島

花の色が”チシマフウロ”の方が青っぽく、”ハクサンフウロ”が赤っぽいようにみえる。

----------------------------------

あとはこんなのも
 
 ハッポウウスユキソウ http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-07-31
 レブンウスユキソウ http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-07-01

-----------------------------------

 利尻山の花 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-06-27-1
 礼文島 桃岩コースの花 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-07-02
 礼文島 8時間コースの花 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-07-02-1


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。