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クリテリオム67「本城 直季」 @水戸芸術館 [写真]

以前、Shinさんのblogで教えていただいた本城直季さんの写真
 http://blog.so-net.ne.jp/stillness/2006-03-08
実際の風景を撮った写真なのにミニチュアを撮った写真にみえるのがおもしろいです。

偶然にも展覧会が水戸芸術館で開催されていたので見てきました。
やっぱり不思議でおもしろい。


とうとう写真集を購入してしまいました。

small planet

small planet

  • 作者: 本城 直季
  • 出版社/メーカー: リトルモア
  • 発売日: 2006/04/08
  • メディア: 大型本

本城直季さんの写真は広告などにも使われているということでしたが、
ファイナル・ファンタジーの新聞広告で発見しました。

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クリテリオム67 本城 直季
会期:2006年 4月 1日(土)~ 5月 7日(日)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー第9室
http://www.arttowermito.or.jp/art/gallery-j.html


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「熊谷守一展」@笠間日動美術館 [日本美術]

熊谷守一の展覧会を笠間日動美術館で見てきました。
今回は墨絵や日動画廊ゆかりの作品や品々なども展示されていたのが特徴です。

面白かったのが、還暦祝いの赤いちゃんちゃんこが展示されていたこと。
多くの仲間から送られたもので、
東郷青児などに混じって藤田嗣治のサインもちゃんちゃんこにしてありました。

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黒田清輝のもとで同じく洋画を学んだ熊谷守一と藤田嗣治ですが、
その後はどちらも日本画的な線描を取り入れた作品へと変化していきます。
その点2人は少し似ていなくもありません。
ただ、晩年の藤田が西洋の宗教画のように丹念に描きこむ方向に向かったのに対し、
熊谷の作品は細部が削ぎ落とされた簡潔な作品が特徴です。

藤田が最後まで祈り続けたのに対し、
熊谷はまるで悟りを開いたかのようです。


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「藤田嗣治展」 [日本美術]

パリでの大成功の裏で、日本ではなかなか評価されなかった藤田嗣治。
これまで大規模な展覧会は開催されなかったようです。
今回は君代夫人の協力も得て、
藤田嗣治の代表作約100点で藤田嗣治の生涯をめぐる展覧会が開催されました。
誰の真似でもない独自の芸術は多くの人を惹きつけるようで、
大変な混雑ぶりでした。

日本を愛し、日本を憎み、最後はフランスに帰化しレオナール・フジタとなった藤田嗣治
波乱に満ちた人生を送った芸術家の作品には、
不思議と深みを感じます。
同じく「異邦人」としての人生を送ったイサム・ノグチと同じような深み。
様々な悩みや試練を潜り抜けてできた作品には人を惹きつる魅力があります。

波乱に満ちた人生に惹かれて以下の本を読み始めました。

藤田嗣治「異邦人」の生涯

藤田嗣治「異邦人」の生涯

  • 作者: 近藤 史人
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 文庫

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「藤田嗣治展」@東京国立近代美術館
2005 3/28-5/21
東京国立近代美術館 http://www.momat.go.jp/Honkan/Foujita/index.html


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八重の藤 @笠間稲荷神社 [花]

フジの季節。
笠間稲荷の藤棚はまだ少し早かったのですが、
徐々に咲き始めていました。

2つの大きな藤棚の一つは”八重の藤”と呼ばれるめずらしいもの


ブドウのようです


こちらは一般的な藤
時期が合えばもっと立派なんですが、、、


 笠間稲荷神社 http://www.kasama.or.jp/
 日本三大稲荷!日本三景ほど確定的なものではないんですが、、、


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額賀章夫さんの椀 [やきもの]

笠間の陶器市・陶炎祭(ひまつり)にて
額賀章夫さんのやきものを購入しました。


錆粉引きの風合いがお気に入りです。

 額賀章夫さんのHP http://www.ne.jp/asahi/nukaga/akio/

 過去の関連記事 : http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-02-09-2
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-10-12

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ひまつり会場の笠間工芸の丘には陶芸美術館などもあります。
陶の杜には陶芸を用いた不思議な空間が

小林政美さんの「陶と陽光の集合体」という作品です。
  http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-02-02


愛・地球博の食器が再利用されているのを発見 [万博]

以前に「愛・地球博で使われたバイオマスプラ製食器を政府、都道府県が再活用」
  http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=11661
という記事が新聞等に載っていたのですが、
東京国立近代美術館に行ったときにトレーを発見しました。

カフェテリアのセルフサービス用のトレーとして使われていて、
お客さんとしては東京の美術館で”何で愛・地球博なの??”ですが、
なんだかほほえましい光景でもありました。

1枚欲しいと少し思ったり。。。

愛・地球博のリターナブル・バイオマスプラスチック食器について
 AICHI EXPO2005 HP http://www.expo2005.or.jp/jp/N0/N1/N1.6/N1.6.9/


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イサム・ノグチ「門」が塗りかえ [イサム・ノグチ]

東京国立近代美術館に行くと、
美術館の顔、イサム・ノグチの「門」の色が変わっていました!

もともと3パターンの指定色があって塗りかえるというお話でしたが、
ちゃんと衣替えするんですね。

ちょっと前まではこちらの色でした↓
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-04-09-2

あともう一色は確か渋めの赤色だったような。。。


タグ:isamu noguchi
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笠間つつじ公園 [花]

笠間のつつじ公園に。
わざわざ笠間まで行かなくても、
結構どこにでも咲いているんですが、
周りの眺望もよくなかなか気分はいいです。
なぜか琴の演奏もあったりして。。



笠間つつじまつり http://www.intio.or.jp/kasama/s_event.htm


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コクーン歌舞伎「東海道四谷怪談」 [演劇]

歌舞伎も今や伝統芸能で、
守るべき伝統はきちっと守っていかなければいけないのですが、
一見伝統にとらわれないような破天荒な部分も
歌舞伎の元々持っていた魅力な気がします。

中村勘三郎さんが現代演劇の演出家・串田和美さんと作り出す
コクーン歌舞伎や平成中村座を見ると
新しいというより本来の歌舞伎の魅力を感じます。
役者さんたちの姿もすこし活き活きしてみえます。

今回のコクーン歌舞伎は「東海道四谷怪談」。
あっと驚く見せ場の多い作品ですが、
心理描写も見もの。
役者、演出ともに巧みでした。

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コクーン歌舞伎「東海道四谷怪談」@シアターコクーン
2006 3/18-4/24
Bunkamura シアターコクーン http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/

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ロビーでは”手ぬぐい”が販売。
今年は”手ぬぐい”に凝っているので、早速購入。
あえて探している訳ではないのに、気にしていると”手ぬぐい”って世の中に氾濫しています。


当然のことながら、かまわぬ製。
今年で3回目の遭遇です。
 魯山人手ぬぐい http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-03-15
 水族館手ぬぐい http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-03-21


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ヨーロッパ企画「サマータイムマシン・ブルース」 [演劇]

お気に入りの劇団・ヨーロッパ企画のなかで、
一番のお気に入りはやっぱり「サマータイムマシン・ブルース」です。
と思ってたら、その「サマータイムマシン・ブルース」が映画化されました。
昨年の夏、”踊る~”の本広監督!によって。

見に行かなければと思いつつ結局映画館にはいけなかったんですが、
冬になりDVDが発売されたのでようやく見ることができました。

サマータイムマシン・ブルース コレクターズ・エディション

サマータイムマシン・ブルース コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2006/02/24
  • メディア: DVD


興味を持たれた方はぜひご覧ください。
とてもよくできたお話で楽しめます。

サマータイムマシン・ブルース 2005 舞台版

サマータイムマシン・ブルース 2005 舞台版

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2006/02/24
  • メディア: DVD


そして、舞台版も発売中。(2003年版も劇団HPから買えます)

主に劇団外の役者さんが演じる映画版をみて、
逆に舞台版での劇団の役者さんたちの魅力を再認識しました。
映画版は映画版で面白いのですが、舞台版は舞台版で違う面白さがある気がします。
映画ではきっと成り立たない演技なんですが、、、
カツゼツが多少悪くても、そこが魅力です。

舞台版もぜひご覧ください。

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3月には「サマータイムマシン・ブルース」後初となる公演「Windows5000」を
観に行ってきました。

映画化という事件があっても、昔と変わらない雰囲気で楽しめました。
劇団員のキャラも健在で。

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ヨーロッパ企画「Windows5000」@THEATER/TOPS
2006 3/14-19
ヨーロッパ企画 http://www.europe-kikaku.com/

 次回の東京公演はとうとうスズナリに進出!

過去のヨーロッパ企画関連の記事:
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-02-26-2

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舞台に立つ役者が皆映画スターやミュージカルスターみたいな人ばかりじゃないんだ、
ということに関しては最近でた宮沢章夫さんの本が面白かったです。

演劇は道具だ

演劇は道具だ

  • 作者: 宮沢 章夫
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本


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