オリジナル・ラヴの村山孝志さん [音楽]
初期ピチカート・ファイヴのファンだったので、
田島貴男脱退後は自然とオリジナル・ラヴを聴くようになりました。
メジャーデビュー直前ライブにも行ったり。
そんなオリジナル・ラヴの初期メンバー
ギターの村山孝志さんが朝日新聞に出ていました。
人気予備校講師として!
バンド絶頂期も掛持ちで予備校講師をされていたなんて知りませんでした。
ファースト・インプレッションも聴いていましたよ。
追記:もう一つ記事を書きました。よろしかったらご覧ください。
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-01-15
ムーミン食玩のシークレットアイテム [キャラクター]
(シークレットアイテムを楽しみにしている方はネタばれしていますので注意です)
たまに思い出したように買ってしまう食玩
最近はムーミンがお気に入り
(この食玩、お菓子もおいしい)
今日、リストにないシークレットアイテムが出ました!
雪に埋もれた冬のムーミン屋敷がそれです。
北陸製菓 ムーミンズランチ http://www.horico-web.com/moomin2/index.html
ムーミン公式HP http://www.moomin.co.jp/
左は通常のムーミン屋敷、右が冬のムーミン屋敷
水戸芸術館アートタワー [建築]
水戸芸術館の設計は磯崎新さんです。
そんな水戸芸術館のシンボルはアートタワー
ブランクーシの無限柱がモデルとなるこのタワーは、
正三角形を積み重ねた三重螺旋構造となってます。
200円払ってはじめて上まで登りました。
水戸芸術館 http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html
関連記事 : http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-02-09-4
「アーキグラムの実験建築1961-1974」展 [建築]
アーキグラムの実験建築1961-1974」を観てきました。
場所は茨城水戸の水戸芸術館にて
日本では、なんと、、、水戸のみの開催です。
もったいない話です。
アーキグラムのコラージュを多用したカラフルでポップな設計図は、、、
前衛的すぎたためすべて誌上実験にとどまりました。
そんな夢の建築だからこそ、逆に夢を与えてくれるようです。
ウォーキング・シティ、インスタント・シティ、カプセル・ホームズ、エレクトリック・トマト、、、
なんだかわくわくしてきます。
SFコミックや雑誌の広告などふんだんに引用しているので、
建築として、アートとして、2倍楽しめる内容となっています。
水戸芸術館設計の磯崎新氏とも親交があったようです。
個人的にはメタボリズムとの類似性が気になりました。
水戸偕楽園の梅の季節に訪ねてみるのはいかがでしょうか?
ぜったいおすすめ。
とくにアーキラボに行かれた方には。
水戸芸術館 http://www.arttowermito.or.jp/art/gallery-j.html
(次回は海洋堂の展覧会だそうです)
関連記事 : http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-02-09-5
額賀章夫さんの錆粉引き皿 [やきもの]
笠間に行ったので、やきものを買ってきました。
額賀章夫さんは雑誌等でも紹介され人気の作家です。
笠間を拠点に活動されています。
今回購入したのは錆粉引の皿。
、、、あまり聞きなれないのですが、、おそらく額賀さんのオリジナル?
通常の粉引きと異なり、渋い独自の風合いが特徴です。
シンプルで飽きのこない一品です。
ギャラリー門にて購入
額賀章夫さんのHP http://www.ne.jp/asahi/nukaga/akio/index.html
ギャラリー門 http://www.gallery-mon.co.jp/top.html
↓こちらのギャラリーページには個展の様子が
季器楽座 http://www.kikirakuza.com/toppage_frame.html
錆粉引きの風合い、、、分かりますか?
富本憲吉のハンカチと風呂敷 [巨匠・人間国宝]
近代陶の巨匠富本憲吉は
過去の模様を使わず、常に新たな模様を作り続けた巨匠です。
そんな富本憲吉の模様を使ったハンカチと風呂敷を見つけました。
ハンカチは四弁花模様、風呂敷は羊歯模様です。
「柳宗悦の民藝と巨匠たち展」のミュージアムショップにて
はじめて見たんですが、普段はどこで売ってるのでしょうか?
関連記事 : http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-16-1
「柳宗悦の民藝と巨匠たち展」 [民藝]
茨城県陶芸美術館にて、
「柳宗悦の民藝と巨匠たち展」を観てきました。
李朝、木喰仏、民藝、雑器、大津絵、琉球、アイヌ、、、
柳宗悦おなじみの品々が展示された前半。
柳宗悦の発見した「民藝」の全体像が見渡せる内容です。
「民藝四十年」は必読でしょう。
そして、柳と交流のあった巨匠の作品を展示した後半。
富本憲一、リーチ、河井寛次郎、濱田庄司、芹沢銈介、棟方志功、黒田辰秋
こちらは巨匠たちの代表作より小ぶりの作品が多かった気がします。
その分「民藝」との連続性は感じられる内容だったかと思います。
茨城県陶芸美術館 http://www.edu.pref.ibaraki.jp/tougei/
埼玉、山口、北海道、福島、富山、京都、沖縄など巡回
関連記事 : http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-23
澤田知子さんの作品をみた -「MOTアニュアル2005」 [写真]
ニュースの犯人の写真をみていると
なぜかみんな悪そうな顔に見えたりするものですが、
外見と性格は関係があるんでしょうか?
そんなことを考えさせられるのが澤田知子さんの写真です。
澤田知子さんの作品は、たとえば学校のクラスの集合写真。
約40人の生徒(+先生)すべて作者自身が扮装しています。
なかにはやさしそうな人、明るそうな人、暗そうな人、悪そうな人、、、
いろいろな人がいますが、じつはみんな同じ人なんですよね。
外見と内面の危うい関係を教えてくれます。
(それ以前に、見ていてホントに楽しいです)
東京都現代美術館にて。
澤田知子さんのHP http://www.e-sawa.com/
ク・ナウカ「アンティゴネ」 [演劇]
ク・ナウカの野外劇とはなぜか相性が合いません。
演劇自体ではなく、天気とですが。
一昨年の日比谷公園の「サロメ」は本降りの雨でした。
昨年の東京国立博物館「アンティゴネ」は、、、雨天決行のはずが台風で公演中止。
しかも最終日だったため振り替えもできず結局観れずじまいでした。
(昨年の台風は様々な被害をもたらしました。)
残念!、と思っていたら今年になってNHKにて
「アンティゴネ」の公演録画放送がありました。
「アンティゴネ」はソポクレスがギリシャ神話を元に描いた悲劇です。
演出の宮城聰さんは言います。
悲劇とは「人はなぜか必ず死ぬ」という決定的な理不尽を突きつけてくる劇のことです。
ク・ナウカは「人が死ぬ」ということを古代劇にならって祝祭的に体験させてくれます。
この点、「S高原から」であくまで日常的にみせてくれた青年団の平田オリザさんとは対極的です。
ぼくはどちらも好きですが、、、
平田オリザさんは現代人は死と向き合う機会が減ったと言います。
ブロードウェイのハッピーストーリーもいいですが、
たまには悲劇を通じて死との距離感を確かめてみるのもいい気がします。
今年の野外劇は悲劇なのでしょうか?
無事観ることができるのでしょうか?
、、、、
ク・ナウカ http://www.kunauka.or.jp/
関連記事 : http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-01-04-1
新国立劇場「城」 [演劇]
新国立劇場にて松本修演出の「城」を見てきました。
フランツ・カフカのの「城」を舞台化した作品です。
(昔、カフカの「城」を読み始めた直後、
未完と知って読むのをやめたことを思い出します、、、もったいないことをしました)
城を目指す主人公Kは、村人や役人達に阻まれてどうしても城にたどり着けない。
そんな村人や役人達の行動の不可思議さが奇妙です。
ただ、そんなこんながずーーーっと続いた上で、どうしても城にたどり着けないのに、
どんなに行く手を阻まれても城を目指し続ける主人公K、
その主人公Kの奇妙さが、終盤むしろ浮かび上がってくるようです。
3時間以上の舞台は長いようであり、
一方でこの終わらない物語からすれば短いようでもあります。
この終わらない話、KUDANProjectで見てみたい気がします。
(「真夜中の弥次さん喜多さん」も終わらない話でした)
井手茂太の振付、斉藤ネコの音楽どちらもよかったです。
音楽は生演奏だともっとよかったと思いました。。。贅沢だけど。。。
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「城」@新国立劇場 小劇場
2005 1/14-30
構成、演出:松本修 美術:島次郎 音楽:斉藤ネコ 振付:井手茂太
出演:田中哲司、石村美伽 ほか
新国立劇場 http://www.nntt.jac.go.jp/