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劇団四季「オペラ座の怪人」 [演劇]

演劇好きで劇団四季も好きって方は、
意外と少ない気がするんですが、、、小劇場好きな方は特に。

ぼくはどちらも熱狂的ファンじゃない代わり、
どちらもボチボチ観にいきます。

そんなわけで、話題の劇団四季のミュージカル「オペラ座の怪人」も
観にいってきたのでした。

アンドリュー・ロイド=ウェバーの傑作ミュージカルは、
最初のシャンデリアが天井に昇っていく場面から引き込まれ、
やっぱりよかった。
音楽やセットの豪華絢爛さも。
そして、ファントムのせつなくいとおしい感じも。

じつは「エビータ」も観てきました。
日本語版のミュージカル、ぼくは結構大丈夫です。

劇団四季 http://www.shiki.gr.jp/

The Phantom of the Opera (Original 1986 London Cast)

The Phantom of the Opera (Original 1986 London Cast)

  • アーティスト: Andrew Lloyd Webber, Michael Reed, David Firth, John Savident, Michael Crawford, Rosemary Ashe, Sarah Brightman, Steve Barton
  • 出版社/メーカー: Polydor
  • 発売日: 2000/07/24
  • メディア: CD


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劇団四季「オペラ座の怪人」 @電通四季劇場 海
2005 1/12-ロングラン中
作曲・台本:アンドリュー・ロイド=ウェバー 作詞:チャールズ・ハート 演出:ハロルド・プリンス
日本版演出、日本語台本:浅利慶太
出演:高井治(オペラ座の怪人)、沼尾みゆき(クリスティーヌ)、石丸幹二(ラウル伯爵)ほか


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三谷龍二さんの木のスプーン [手仕事]

木工作家といえば家具、椅子の作家を指すのが普通ですが、
生活道具をつくる木工作家さんがいます。
三谷龍二さんです。

先日、安藤雅信さんのギャラリーでその作品を見て、
やっぱりいいなぁと思いました。
手で彫った風合い、魅力です。

木皿、茶筒、バターケース、、、いろいろ欲しいけど、
今持っているのは木のスプーンだけです。
少しずつ揃えていければ、と思っています。

三谷龍二さんHP http://www.mitaniryuji.com/index.html

ザックリ彫った跡がいいです 

シュガースプーンとアイスクリームスプーン

原宿キャットストリートのお店「ファーマーズテーブル」にて購入
ファーマーズテーブル http://www.farmerstable.com/
「ファーマーズテーブルの本」が出ました!
雑貨の紹介とともに、三谷龍二さんの信州松本の工房を訪ねたりといった記事が、

ファーマーズテーブルの本

ファーマーズテーブルの本

  • 作者: 石川 博子, 石川 源
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本


蜷川幸雄「KITCHEN」 [演劇]

若者達のイライラは普遍的です。
イライラって、自我(エゴ)と外界によって作られる自己(セルフ)の不一致で例えられたりします。
理想(夢)と現実といってもいいかもしれません。

蜷川幸雄演出の「KITCHEN」を見て、
そんな若者達のイライラの時代による変化を考えてみました。

1957年のアーノルド・ウェスカーの戯曲「KITCHEN」では、
33人の登場人物達の間に、
雇い主と労働者の関係だけでなく、民族、人種、階級、経歴、性別などによる
さまざまな差による現実的な壁が立ちはだかっています。
そんな壁によって自己が決められ、
それが登場人物達の(社会的に決定された)個性にもなっています。

そんな状況下で、若者達はといえば、
自分の周りに立ちはだかる壁の中で、
自らの現実を痛いほど知らされたうえで、
小さいながらも確固たる夢を語ります。
そして、現実的な壁にイライラします。

1975年のマイケル・ベネットのミュージカル「コーラスライン」では、
ミュージカルに出ることを夢みて、最終選考に残った17人の若者が、
1本のラインに並んだ時、演出家ザックに問いかけられます。
「履歴書に書いてないことを話してもらおう。君たちがどんな人間なのか」

現実的な壁も低くなり、
若者達もミュージカルに出るという大きな夢を手に入れようとしています。
しかし、自分の周りに立ちはだかる壁が低くなったことにより、
社会的に強固に決定された自己(セルフ)もあいまいになりました。
その結果、夢の前提となる自我(エゴ)もあいまいになり、
若者達は演出家ザックに問いかけられ、ふと立ち止まります。
そして、自分の経歴や境遇について語りはじめます。
あるものは、自分がよく分からずイライラします。

そして現在は、、、
現実的な壁も相当低くなりつつあります。
ほんとは壁があっても、立ち向かうことなく回避すること、
見ないようにすることも可能だったりします。

若者達は、外界によって決まる自己を巧みに回避しながら、
膨張し続ける自我を抑えられなくなっているように見えます。
時に暴力的な方向に、そして、、、
(例えば村上龍さんの小説にこんな若者が描かれているように感じます)
若者達は膨張する自我を押さえきれずにイライラします。

若者達のイライラも変化してきているようです。
今回の舞台、壁の中でもがいた蜷川幸雄オヤジからのメッセージと受け取りました。
(ぼくも、まだまだ若者のつもりです、、、)

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「KITCHEN」 @Bunkamuraシアターコクーン
2005 4/5-24
作:アーノルド・ウェスカー 演出:蜷川幸雄 訳:小田島雄志 
出演:成宮寛貴、勝地涼、高橋洋、須賀貴匡、長谷川博己、杉田かおる、品川徹、大石継太、
鴻上尚史、津嘉山正種 ほか

Bunkamura http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/#
劇団四季「コーラスライン」 http://www.shiki.gr.jp/applause/chorusline/index.html


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季刊「ふでばこ」 [手仕事]

伝統工芸や手仕事に日常で出会うことって、今はあんまりないですが、
たまに出会うと、そのいい仕事ぶりにビックリします。
まさにカルチャーショックです。

このカルチャーショック、人に様々な行動を引き起こすようです。
よき道具たちに出会うべく日本各地を旅する人もいれば、
伝統工芸や手仕事の世界に飛び込んでものづくりを始める人も。
そして、雑誌を創刊してしまう人も、、、

季刊「ふでばこ」という雑誌がそれで、
発行人は白鳳堂の若き専務・高本 壮さんです。

白鳳堂は、書道筆で有名な広島県熊野町にある化粧筆メーカーで、
世界シェアトップを誇ります。
毛先を切らず、たんねんに揃えてつくる筆は、
筒状の小さな道具を用いて手作りで作られています。
肌触りがとってもいいそうです。(残念ながら、使ったことがないのですが、、、)

高本 壮さんが一般メーカーに勤めた後に出会った、
お父さんの経営する白鳳堂の筆。
まさにカルチャーショックだったようです。
そして、そんなカルチャーショックな体験を元に、
昨年末、とうとう季刊「ふでばこ」の発行に至りました。

「よき道具」に出会った驚きを伝えたいという思いが詰まった
季刊「ふでばこ」は日本各地の「よき道具」を訪ねる雑誌です。
ただ、道具を羅列して紹介するのではなく、
また、伝統や歴史にこだわることなく、
日本各地の「よき道具」を、
生み出した風土、文化、人とともに紹介する雑誌になっています。
同じ道具の紹介でも、他の雑誌とは一味違いますよ。

カルチャーショックを既に体験した人たちに、
そしてこれから体験したい人たちに、
オススメです。

白鳳堂 http://www.hakuho-do.co.jp/index.html
季刊「ふでばこ」 http://www.hakuho-do.co.jp/shop/goods/goods.asp?goods=H0471


2号の特集は、「白の器」と「曲げわっぱ」。
人間国宝の井上萬二さんやギャルリ百草の安藤雅信さん(ぼくのBlogでも紹介)、
砥部の水野克俊さん、そして曲げわっぱの柴田慶信さんなどが紹介されています。


岡本敏子さんの死亡記事 [岡本太郎]

岡本太郎さんの養女で岡本太郎記念館の館長
岡本敏子さんの死亡記事を見つけました。

テレビで何度もお元気でしっかりした姿を見ていたのですが、
残念です。
岡本太郎記念館では定期的に展示説明をされていたので、
聴きに行っておけばよかったなぁと思います。

ご冥福をお祈りします。

岡本太郎記念館 http://www.taro-okamoto.or.jp/


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「横山大観展」 [日本美術]

島根県の足立美術館の横山大観コレクションを観に、
日本橋三越まで行ってきました。

作品をみていて、
画家は何のために画を描くのかなぁ、と考えました。

伝統的な日本画様式の保存
新しい日本画の創造
そして、戦意高揚のため、、、

そんな明確な意図を感じる画の中に、
イタチやリス、トカゲ、鳥のような小動物と
草木を一緒に描いた画がポツポツあって、
妙に和みます。

大観が何かのためじゃなくホントに描きたかった画って、
もしかしてこんな画だったのかも、
と勝手に思ったりしました。

足立美術館 http://www.adachi-museum.or.jp/
広大な日本庭園、島根出身の河井寛次郎の陶芸作品、
そして、日本画の巨匠たちの作品。
ぜひ行ってみたいなぁ。

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横山大観展 @日本橋三越新館7Fギャラリー
2005 3/23-4/10


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アストル・ピアソラ 「Piazzolla box」  [音楽]

アストル・ピアソラのCDが
10枚入って1460円!って安くないですか?

タワーレコードで購入しました。

歴史的録音をCD10枚に凝縮

”タワーレコード”って英語表記は”タワーレコーヅ”なんですよね。
@TOWER JP http://www.towerrecords.co.jp/


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ポイ捨てがかっこ悪い街 表参道greenbird [エコ]

春めいてきました。
原宿表参道の欅並木も新緑がきれいです。
人もいっぱいですね。

そんな欅並木にかかる垂幕には、
人のような鳥のようなマークと「green bird」の文字が、、、
この「green bird」、
ハセベケンさんを中心に設立された
表参道のゴミのポイ捨てに関する活動を行うNPOです。
表参道の朝そうじなどを行っていらっしゃいます。

確かに、表参道ってきれいなんですよね。

皆さんゴミ捨てちゃだめです。
ぼくも捨てません。
かっこ悪いですから。

あと、ゴミをなるべく出さない生活も、、、ですね。
むずかしいんですが、、、、

もう1種類

垂幕は欅並木とともに続く

greenbird http://greenbird.jp/

ソトコト読者にはおなじみのお話でした 
ソトコト http://www.sotokoto.net/top.html


MODERNのワッパランプ 「 シュリケン」 [デザイン]

江戸時代は職人の時代。日本に多くの手仕事が生まれました。
近代化の流れでその価値が低く見られた時代もありましたが、
今はむしろ手仕事といえば「いいもの」を意味するようになってますね。
実際、日本各地の手仕事を手にとって見ると、いい仕事してます。
でも、いったいどれだけの人が気付いているでしょうか?
(自分もまだまだですが、、、)

そんな日本の伝統工芸の魅力を、
自分の作品を通してもっと多くの人に知ってもらいたい、
とお考えのインテリア作家さんがいます。谷俊幸さんです。

谷さんが秋田に修業をしに行った経験をもとに
「曲げワッパ」の技術を使って作られたランプ「シュリケン」は、
モダンなデザインも魅力ですが、
実際に手にしてみて、手仕事の確かさも魅力だと感じました。
細かい仕事が、いい仕事なんです。

やっぱり、手仕事はいいです。
この魅力多くの人に知ってもらいたいなぁ、と思います。

遊光による光を意識させる影の存在感
そして、秋田杉の放つ香り!
もちろんランプとしてもいい仕事です。

MODERN http://www.modern-t.com/

Shinさんのblogにはワッパシリーズの「カザグルマ」が。
とってもうまく写真を撮られていますね。
http://blog.so-net.ne.jp/stillness/2005-04-03


60VISIONのノリタケテーブルウェア [デザイン]

なんだか懐かしいデザインのプラスチック食器を発見しました。
よく見ると、あの高級陶磁器の「ノリタケ」の文字が、、、

こんな食器も作っていたんだぁ。

そんなノリタケのテーブルウェアは、
「60VISION(ロクマルヴィジョン)プロジェクト」
によって掘り起こされました。
日本の「ロング・ライフ・デザイン」を掘り起こすプロジェクトです。

60VISION http://www.60vision.com/
「ノリタケ」のほかにもいろいろ

ノリタケカンパニー http://www.noritake.co.jp/

奥様たちも納得?のノリタケロゴ。

スプーンもノリタケ製。これもなんだか懐かしい。


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